45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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領地のダンジョンへ

89層での攻防

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 今、全員で89層を攻略してるんだけど・・・・

 以前夜叉の国で見たあの魔物?
 あれも大概デカかったけど・・・・さらに二回り大きな・・・マンティコア?
 マンティコアがのっしのっしと・・・・
 デカい!兎に角デカい!

 まあ、動きが遅いから、そう大した脅威ではない・・・はずなんだけど・・・・
「くっ!デカすぎて・・・届かねえ!」
 クィンシーが手こずっている。
 脚・・・・
 脚しか攻撃できなくってね。
 胴に届かないんだよ。
 まあ、地道に足を切っていくか・・・・剣ならね。

 後はおっさんソード(仮)の力を使うか、魔法か・・・・
「うー!風魔法の耐性あるんじゃないのこいつ!マンティコアのくせに生意気よ!」
 どうやら魔法が弾かれてるみたいで、ウェンディが怒ってる。
「ま、地道に行くしかないね。」

 ナターリヤが少しずつ脚を切っている。
「主よ、竜化しようかの?」

 ・・・カトリーンがそう提案してくれる。
 う・・・カトリーンの今のスキルなら、そのままでも剣でいけそうだけど?

「あ、もしかして暴れたい?」

「・・・・最近竜化しとらんからの。たまには・・・・よいじゃろ?」

 ・・・・仕方ないねえ。
「分かったよ。カトリーンのよいようにして。」

「分かったのじゃ・・・服を脱ぐゆえ、頼むのじゃ!」
 あ、と思ったけど・・・まあいいか、他の野郎どもはこっちを見る余裕無さそうだし。
 すっぽんぽんになったカトリーン・・・・ダンジョンの中で・・・・これはこれで・・・・?

「今から致すのかえ?それでもかまわぬのじゃが?」

「駄目駄目!さ、行ってきてよ?」
「・・・・分かったのじゃ・・・・では!」

 そう言うと、竜化するカトリーン。
 あっという間にマンティコアより大きなドラゴンが現れる・・・・・
 それと・・・・すまんカトリーン、言い出す前だったから・・・・その服、特殊だから、カトリーン専用の、竜化しても破れない、その後人の姿に戻った時は、ちゃんと服を着た状態に戻る事ができるんだよ・・・・

 突進するカトリーン(竜)。
 おお!すげえ!マンティコアが吹っ飛んでいくぞ?
 ガーーーー!という声と共ににさらに勢いが増すカトリーン。
 さ、おっさんも行きますか!
 おっさん、近くにいたマンティコアの脚を全部切断してね・・・・3体。
「さ!早速仕留めてね!」
 おっさん、3人の娘さんにそう言う。
「う・・・・」
「え・・・・」
「無理・・・・」

 大きすぎてね・・・・そう思ったようだけど。
「大丈夫だよ!その剣があれば、簡単だよ?」
 だけど動けない3人。
「仕方ないですねえ。じゃあさっきのように、後ろから支えてあげるよ。」

 おっさん順番に、娘さんをそれぞれマンティコアの前に連れていって、後ろから・・・・抱きつく感じで剣を、娘さんに持ってもらってる剣を、腕ごと掴んでね。
 腕ごと剣をマンティコアに振り下ろしてね。
 流石おっさんソード(仮)。
 あっという間に絶命。
 それを3人とも繰り返した頃・・・・
 全部のマンティコアが倒れてたよ。あ、多分だけどね。もう動いてるのがいない感じだったから。


 そして・・・カトリーンが戻ってきて、人化したので、急いで服を着せる。
 いや・・・・野郎どもの目線がね、無い内に。
「我は別に良いのじゃがの?人がおろうと致してもよいのじゃぞ?」

 いやいや、おっさんが恥ずかしいよ?

 そして・・・・3人の娘さんが、何だか股をモジモジさせてるんだよ。
 あ、そのごめんよ?トイレ?
「あ・・・・気が付かなくてごめんね?ボス倒したら、トイレいけるから、それまで・・・待てる?」

 顔を見合わせる3人。
 何故かウェンディとカトリーンのため息が聞こえる。
 そして近づいてきたナターリヤが
「可哀想だな・・・・ま、こいつはこんなのだから、頑張れよ?」
「「「はい!」」」

 へ?何だ?何?意味わからん・・・・
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