45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ

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外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門

王太子の剣捌き

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流石に王太子は金を持ち歩かないので、後程側近に手続きをさせるという事に。
 まあ、雑務を王族はしないよな?
 で、王太子さんは、

「それにしてもその服は何だ?全身黒ずくめじゃないか?しかもこの暑さのさなか、よくそんなコートみたいのを着れるな?」

 早速服装を突っ込まれた。
 この服、湿度を調整してくれる他に、温度調整してくれる付与付きで快適なんだよな、見た目夏だとむさ苦しいけれど。
 と、その事を伝えると王太子さんは、

「マジか!そう言う付与の使い方もあるのか!気が付かなかった!それに、フルプレートより防御力があるって?一寸試してもいいか?」
 そう言って王太子さんは、腰に下げたショートソードを抜き放ち切りかかる。
 うわ!

 思わず腕で防御をしたけれど、痛い・・・・服は切れないけれど、打撃はダイレクトに来るんだよ。
 王太子さんは本気で切り付けてきたようで、

「おお!腕が繋がったままじゃないか!どれ見せてみろ・・・・凄いぞ!見てみろタティアナ!コートに痛みが全くないぞ!」

「あなた・・・・流石にいきなり切りつけるのはどうかと思いますわ。ごめんなさいね口田さん。こう見えてセリノの腕前は中々なの。それを全くダメージを受けずに腕一本で受けきるとは、驚きね。」

 そう言いながらセリノ王子の奥さんは、お尻を思いっきりつねりつつつ、「痛いじゃないかタティアナ!」俺に謝ってきた。

 完全に尻に敷かれているな、セリノ王子。
 そして、奥さんは・・・・

「イベッテはよくやってくれていますか?」

 唐突だな・・・・

「え・・・・ええ・・・・気配りもいいですし、ギルドでの交渉事も任せる事が出来ますし、ありがたいですよ。」

「あら?そういう事ではないのですけれど・・・・イベッテはああ見えて、一途なのですよ。今までどんな話も蹴ってきたのですが、貴方にぞっこんですから。」

 ええ?どういう事?

「えっと・・・・俺、この国の常識が分からなくて、彼女には余計な苦労をかけているみたいなんですが、そういった事なんですかね?」

「・・・・あらあら・・・・可哀そうなイベッテ。頑張ってね。」

 いつの間にか近くにいたイベッテに声をかける奥さん。
 うん?何を頑張るんだ??

「わかっていますよ、お姉さま義姉さま。」

 そして2人は連れ立って、せつ達の方へ向かった。
 女性同士で話した方がいいだろう。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 この後直ぐに昼食を王太子御一行と食べる事に。
 どうやら食事前だったようで、今から俺は食べるから皆来い!だそうだ。
 そして連れられて食事をとる部屋に案内され、俺達が席に着くと王太子一行もやってきた。

 そして、直ぐに爺さんが部屋に入ってきた・・・・王太子一行は起立して礼をしている。
 あれ?もしかして国王?
 こんな簡単に会っていいのだろうか?
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