942 / 1,392
外伝 女神のチョンボで大変な事に 口田 士門
このままでは
しおりを挟む
さて・・・・一応此処に居る・・・・本来はこんな所に来ないパーティーが殆どなんだが・・・・助けるつもりではあるけれど。
この低レベルパーティーだけだと、とてもじゃないが地上まで戻れないだろう。
というか、この安全地帯を抜けて一つ上の階層まで無事に辿り着けるかどうかも怪しい。
強き者が弱き者を助けるのは当たり前?
いや、違うでしょ?
強き者が、先ず自分の身を護れる事が大前提。
そして・・・・自分以外にも護る余裕がある者のみが許される行為。
変な正義感で助けようとして、自らも敗れ去る・・・・自己満足かもしれないが、これは完全な間違い。
自身の実力をきちんと把握する事も大事だ。
完全に依存されちゃあ後々双方によくない。
低レベルパーティーが、何か都合が悪くなるとすぐに自分より高レベルのパーティーに頼るようになる。
かといってこのままじゃあ・・・・・悩む・・・・
しかし・・・・え?俺余裕じゃんって?
確かに俺は余裕だけど、クランメンバーは余裕ないよ?
お互い支えあう事で何とか魔物を撃退したけれど、本来なら格上かもしれない相手。
それを何とか撃退した状態だから・・・・
え?そんなのグダグダ聞きたくない?
ごめんなさい・・・・
ロンダーヴが俺に聞こえないようクランメンバーへ語り掛ける。
【ますたーの精神状態が悪化している。ボクから言わせればみんなマスターに頼り過ぎ、色々させ過ぎ。責任の重圧で潰れかかっているよ?ねえ特にますたーの婚約者達?もっと精神的な負担を分かち合えないかな?今はボクが精霊の力でマスターの精神を安定させているけれど、限界があるからね?】
美味しい食事で満足していたクランメンバーは、士門を見てハッとなる。
確かに・・・・今までここへ来るのに殆どの判断を士門にさせていなかったか?
普通の探検、冒険なら兎に角今は人命救助の重い責任が圧し掛かっている。
士門はそれに潰れかかっている。
本来なら自分も誰かの指示に従いたいのだろう。
だが、変にレベルが高いので知らず知らず頼られ、いや、依存されている。
そして、以前も同じように士門の精神は不安定になっていなかったか?
特に召喚組はそう感じてしまい、また現地組も土地勘のない士門に任せっきりだったのではないか?
そんな時、せつがまず声を出す。
「そ・・・・そうでした・・・・しもんさんにまたしても頼り切ってしまいました。ここは・・・・最初に出会った私が・・・・」
さわが遮る。
「いえ・・・・ここは一番の大人である私が、本来は士門さんと責任の重さを分かち合わなければいけなかったのですわ・・・・」
さらにイベッテが遮る。
「それを言うなら私がこのダンジョンに一番詳しかったんです。だから私がもっと引っ張らなくてはいけなかった・・・・」
更にシビルが遮る・・・・
「それを言うなら実年齢は私が一番上です。経験豊富な私がもっと色々気が付かなければいけなかった・・・・」
最後に?どう突っ込んだらいいか分からないみつえが・・・・
「えっとその・・・・この中で一番身長が高い私が、もっと見渡せればよかったんじゃ?」
微妙に違うぞ、みつえ・・・・
そこに本白水が割り込んできた。
「クランのもう一つあるパーティリーダーの僕が、もっと口田さんの負担を減らすべきでした。」
反省会はまだまだ続く・・・・
いや、まだみんな無事に帰還していないから、反省会は終わってから!
この低レベルパーティーだけだと、とてもじゃないが地上まで戻れないだろう。
というか、この安全地帯を抜けて一つ上の階層まで無事に辿り着けるかどうかも怪しい。
強き者が弱き者を助けるのは当たり前?
いや、違うでしょ?
強き者が、先ず自分の身を護れる事が大前提。
そして・・・・自分以外にも護る余裕がある者のみが許される行為。
変な正義感で助けようとして、自らも敗れ去る・・・・自己満足かもしれないが、これは完全な間違い。
自身の実力をきちんと把握する事も大事だ。
完全に依存されちゃあ後々双方によくない。
低レベルパーティーが、何か都合が悪くなるとすぐに自分より高レベルのパーティーに頼るようになる。
かといってこのままじゃあ・・・・・悩む・・・・
しかし・・・・え?俺余裕じゃんって?
確かに俺は余裕だけど、クランメンバーは余裕ないよ?
お互い支えあう事で何とか魔物を撃退したけれど、本来なら格上かもしれない相手。
それを何とか撃退した状態だから・・・・
え?そんなのグダグダ聞きたくない?
ごめんなさい・・・・
ロンダーヴが俺に聞こえないようクランメンバーへ語り掛ける。
【ますたーの精神状態が悪化している。ボクから言わせればみんなマスターに頼り過ぎ、色々させ過ぎ。責任の重圧で潰れかかっているよ?ねえ特にますたーの婚約者達?もっと精神的な負担を分かち合えないかな?今はボクが精霊の力でマスターの精神を安定させているけれど、限界があるからね?】
美味しい食事で満足していたクランメンバーは、士門を見てハッとなる。
確かに・・・・今までここへ来るのに殆どの判断を士門にさせていなかったか?
普通の探検、冒険なら兎に角今は人命救助の重い責任が圧し掛かっている。
士門はそれに潰れかかっている。
本来なら自分も誰かの指示に従いたいのだろう。
だが、変にレベルが高いので知らず知らず頼られ、いや、依存されている。
そして、以前も同じように士門の精神は不安定になっていなかったか?
特に召喚組はそう感じてしまい、また現地組も土地勘のない士門に任せっきりだったのではないか?
そんな時、せつがまず声を出す。
「そ・・・・そうでした・・・・しもんさんにまたしても頼り切ってしまいました。ここは・・・・最初に出会った私が・・・・」
さわが遮る。
「いえ・・・・ここは一番の大人である私が、本来は士門さんと責任の重さを分かち合わなければいけなかったのですわ・・・・」
さらにイベッテが遮る。
「それを言うなら私がこのダンジョンに一番詳しかったんです。だから私がもっと引っ張らなくてはいけなかった・・・・」
更にシビルが遮る・・・・
「それを言うなら実年齢は私が一番上です。経験豊富な私がもっと色々気が付かなければいけなかった・・・・」
最後に?どう突っ込んだらいいか分からないみつえが・・・・
「えっとその・・・・この中で一番身長が高い私が、もっと見渡せればよかったんじゃ?」
微妙に違うぞ、みつえ・・・・
そこに本白水が割り込んできた。
「クランのもう一つあるパーティリーダーの僕が、もっと口田さんの負担を減らすべきでした。」
反省会はまだまだ続く・・・・
いや、まだみんな無事に帰還していないから、反省会は終わってから!
50
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3)
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。