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第二章 あいまいみー
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「……葉くん。言乃葉くん」
「ふぁ?」
身体が揺れ、名前が呼ばれていることに気づいて慌てて意識を呼び戻す。やばい、完全に寝てた。
目をこすり、顎についた涎を掌で拭うと周囲の状況を確認する。
俺の肩を掴んでいる部長の苦笑い。そして、その奥に呆れた表情で見つめている部員達。まぁ、そりゃそうだ。いきなり部外者が来て、寝てるんだから。部長は助っ人のような紹介をしていたんだろうな、気まずい。
「言乃葉くんからしたら退屈だったかな?」
そう言って部長は苦笑いに音をつけて作り笑いに変える。
「そうっすね、退屈でした」
俺はゆっくり立ち上がり、そう言った。寝ていたのも、退屈だったのも事実だ。嘘をついても、お世辞を並べても意味はないだろうから開き直って、本音で話そう。
「はっきり言ってレベルは低いですね。及第点は部長ぐらいでしょ」
俺の発言に周囲はざわつき、部長も作り笑いのまま固まる。さっきまで寝ていた奴にこんなことを言われるのは気に食わないだろうし、納得もいかないのは解る。不服もあるだろうけど、あーだこーだと答弁や議論を交わすつもりはない。時間の無駄。だったら、
「論より証拠、というわけでちょっとスパーリングしましょう」
俺は笑顔を作って、そう言った。
「ふぁ?」
身体が揺れ、名前が呼ばれていることに気づいて慌てて意識を呼び戻す。やばい、完全に寝てた。
目をこすり、顎についた涎を掌で拭うと周囲の状況を確認する。
俺の肩を掴んでいる部長の苦笑い。そして、その奥に呆れた表情で見つめている部員達。まぁ、そりゃそうだ。いきなり部外者が来て、寝てるんだから。部長は助っ人のような紹介をしていたんだろうな、気まずい。
「言乃葉くんからしたら退屈だったかな?」
そう言って部長は苦笑いに音をつけて作り笑いに変える。
「そうっすね、退屈でした」
俺はゆっくり立ち上がり、そう言った。寝ていたのも、退屈だったのも事実だ。嘘をついても、お世辞を並べても意味はないだろうから開き直って、本音で話そう。
「はっきり言ってレベルは低いですね。及第点は部長ぐらいでしょ」
俺の発言に周囲はざわつき、部長も作り笑いのまま固まる。さっきまで寝ていた奴にこんなことを言われるのは気に食わないだろうし、納得もいかないのは解る。不服もあるだろうけど、あーだこーだと答弁や議論を交わすつもりはない。時間の無駄。だったら、
「論より証拠、というわけでちょっとスパーリングしましょう」
俺は笑顔を作って、そう言った。
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