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追憶_8

一色

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 警察としての人生。
 ユースティティアとして人生。

 それらは全部ひっくるめて一色 誠の人生や。
 それを否定するつもりはない。
 その人生を嘆くのは自分の選択を嘆くことや。
 その人生を否定するんは自分の歩んできたことを否定することや。

 正解、不正解はどこで解るんかは解らへん。
 もしかしたら、自分では解らへんのかもしれへんね。

 え?
 生まれ変わったら同じような人生を歩むか?

 そやなぁ、その答えは――
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