有栖と奉日本『カクれんぼ』

ぴえ

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第三章:まぁだだよ

虹河原_3-2

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「本日の調査はここまでにしましょう」
 時任のヒアリングを終えると虹河原が本日のまとめを行った。現在のところ大きな手がかりとなる情報はない、というのが実情で四人の共通認識だ。
「明日からの予定は?」
 我孫子に質問に、虹河原は少し一考した。即答しない、というところを見ると明日までに考えておこう、としたのだろう。それほどまでに現状は手がかりは少ない。
「明日からは生徒を中心に話を聞いてみましょう。ポイントはイジメがあったのか? そして、その対象が日下部という生徒だったのか?」
「そうですね。このまま日下部って生徒については何も関係ありませんでした、と結論づけるのは無理がありそうですもんね」
 虹河原の案に飛田が同調する。そして、二人はユースティティアの二人を見た。どうやら納得しているのが警察の二人なのでこのままでは決定権はない、と考えているのだろう。
「賛成です。イジメがあり、被害者だった日下部という生徒が自殺したので、現在は加害者側も怯えて隠れていたり、行動を控えていたりするので、今は見つけられない――そんな可能性もあるかもしれません。仮説ですけど」
「想像力がたくましいことで……どうせ他に方向性もないし、俺も反対じゃない。それで良いんじゃないか」
 反保の意見のあと、我孫子は彼の意見に冷笑し自身の意見を言った。これで、四人が同意したことになる。それを確認したあとで、虹河原がまとめた。
「では、明日からの方向性はそれでいきましょう。私から時任さんへ、生徒へのヒアリングの許可を得ておきます」
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