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たいようときたかせ
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南と北から同時刻に旅人が歩いておりました。
空のうえから太陽が観てまして、北風が退屈そうな口調で歌っていました。
「あいつらはいつも世話しなく下を向いて、歩いている」
その時、ふぃと、思いつきで賭け事をしたのでした。
どちらが先にこの旅人の服を脱がせられるかと。
北から来た旅人は、太陽のせいで、転げまわって着ていた服を脱ぎ捨てました。南から来ている旅人は、風のせいで服が破り、踞って泣き出しています。
「ほら、俺様の勝ちだと」どちらもいいながら空の上で笑いあったというのです。
『あまりにもひどいじゃない』と、妹がいうのでお話を作った兄たちは続きを作ろうとしましたが、考えあぐねてとうとう眠ってしまいます。
裸の旅人たちは出会いました。
二人で抱きあったというのです。
夜はとても暗くて静かでした。
「やがて、破れた服を拾い集めた子どもは、それを繕い、炭を籠につめて太陽の熱と風をペテンにかけて空高く飛び出して行ってしまいました」
パパは果てしない夢という冒険に旅立つ最後の娘の寝息を聴き届けました。
『飛んだ子は絶対に子供のころのパパね』と半分夢に潜っていく娘には、口づけて答えたのです。「君が思うならそれが正解だ。私は空さえ飛んだのだからね」
空のうえから太陽が観てまして、北風が退屈そうな口調で歌っていました。
「あいつらはいつも世話しなく下を向いて、歩いている」
その時、ふぃと、思いつきで賭け事をしたのでした。
どちらが先にこの旅人の服を脱がせられるかと。
北から来た旅人は、太陽のせいで、転げまわって着ていた服を脱ぎ捨てました。南から来ている旅人は、風のせいで服が破り、踞って泣き出しています。
「ほら、俺様の勝ちだと」どちらもいいながら空の上で笑いあったというのです。
『あまりにもひどいじゃない』と、妹がいうのでお話を作った兄たちは続きを作ろうとしましたが、考えあぐねてとうとう眠ってしまいます。
裸の旅人たちは出会いました。
二人で抱きあったというのです。
夜はとても暗くて静かでした。
「やがて、破れた服を拾い集めた子どもは、それを繕い、炭を籠につめて太陽の熱と風をペテンにかけて空高く飛び出して行ってしまいました」
パパは果てしない夢という冒険に旅立つ最後の娘の寝息を聴き届けました。
『飛んだ子は絶対に子供のころのパパね』と半分夢に潜っていく娘には、口づけて答えたのです。「君が思うならそれが正解だ。私は空さえ飛んだのだからね」
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