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記憶の検証
記憶の検証
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彼女はとても顔色が悪く、夜もほとんど眠れていないという。
過去の検証を行ったときに、同期生の研修時代を思い出し、朧気に覚えていた少女であったのかと、仰天したものだった。
私はこれを即座に脳内にある雑多なものの下にあった出来事を思いだし書き起こすことにした。
彼女は付き合ってはいないし、付き合うという了解すらないのが恋愛であると当事者に確認の言葉を告げられたときから怯えたという。
「僕ら付き合っているよね」
「一緒にはいるね」
彼女にとって遊び仲間の個人がひとり増えたということがその男性には理解できなかったらしい。
「性もした、君は最初からしょじょではないそこは残念だったけど気にはしないよ」
一度も目を見て話をしたことのない男性はそう言い切ったのだ。
「あなたはとても失礼な人」
女性は最後に決別を言う。
「破瓜で次の日から出血生理だと言い切った心無い人」
男性は同じ学部に編入試験を100点で通ったと自慢したという。
理由は「学内編入だから試験官の先生が事前に試験範囲を教えてくれた。まるごと暗記は昔から得意、僕は速読術を独学で学んでマスターしたから」と言っていたそうだ。学部に彼の足跡を追ってみたがひとあたりが常によく、学部生も教員もそしてまた総合経理を担当している事務員の全て人から好まれる愛らしい人だったという。
誰からも好まれると、本人も自負していた。
かたや、その女性はと言えば、全く素っ気ないという表現が当てはまる。女性的に感化せず、だからと言って男性受けしないかと言えばそうではない。大学生、共学独特の雌の匂いを消せることはできなかったしみずからも、男表現が逆に間違った表現で男に襲われやすいことを熟知はしていたそうだ。男女共にある一定数の同期生に嫌われている。それでも「学校は楽しい」と選んだ授業を抜くことはまずないほど真面目すぎる性格であった。
男性の特徴は一般社会においての見目は、中性的である。体力のなく見える細い体。少し長すぎる髪の毛。そしてその中性的ゆえに目立つ。サボっている時間よりも出席率が高く評価されて統計上で確認してようやく落第点になる一歩手前で心優しい誰かによって「君はちょっと休みすぎだ、今度サボれば単位を落とすぞ」と助言されれば、そのひとあたりがよい満面の笑みで「あと、何回までOK?」という始末だ。「全く君という人は」と笑いが起きる。男性の特徴すぎるエピソードである。
さて、私が知っている女性側の話をしよう。
男性はいわゆる恋愛脳であるということを渡しに理解させようと色々話をしたことの一部始終覚えていない。
極端に片寄った知識と極端にのめり込むある種の芸術的センスを磨いていたと言った方がいいと思うだけだった。女性の身体は家族意外知らないという。だが、不幸なのは男子学部で幼少からすごし、学部生になったときから、ひとり旅やひとりでできる遊びばかりを好むようになったという。趣味は、自転車、電車、登山。プラモデル、人体模型、旅行計画表作り、梱包に無駄のない空間を作らないカリスマ性を磨く。アルバイトは引越し業。
「私はとても気持ちが悪い」
サプライズという二重の旅行計画のしおりを旅行中の次の日渡された。とか。
「楽しくはない、気分が悪くても相手に悪いからそれなりには流した」
彼の特徴が最大にして一番だったのは、最初の一行に戻る。
「足音で私がわかるという」
我々には理解不能だった。
動物学的に言えば主の車の音で玄関に座っている犬ということだ。車好きやバイク好きなら排気管の音色で聞き分けがつくらしい。今はエンジンそのものが同列や同型になって解りにくいけれども。
「君は言ってはなんだが特徴がある歩き方ではないのに」
「そうでしょう、だからよ」
そのとき、携帯電話がなった。
ちょうど彼が眼鏡を忘れて通りすぎに180度首を回転させて我々を見つめたのだ。
「あれ、そこに、シイちゃんいる?」
感のいい女子がさも自分の携帯電話がなったように「なんだ、一斉メールか」といい「あれ、きみも初期設定のまま、俺の個人携帯も同じ着信音」と追うように畳み掛けてくれたのだ。
「サークル共通携帯用だから嫌よ」
「二つ持ち怖い」
「学部生にもよるよ、あとは遊び人生も普通に使い分けているよ」
彼が歩いて違和感なく輪に入ってきて喋ってきた。
「オカシイナ、ぼくがシイちゃんに送ったとおもったよ」
「本日の飲み会は幹事の不手際で見送りになりました、送信だよ」
実際は私には見えてはいなかったが全く違う内容だった。携帯電話の画面が光を消す一瞬を相手一センチまで近づけて見せて電源を素早く切ったのだ。
後で「あの人かなり度が進行して、前に聞いてもいないのに棟方志功より悪いから前列って言っていたからさ」
彼氏、なんか気味悪い人だね。
「だから彼氏じゃない、でもそう思い込まれている」
彼女にとってとても辛い出来事だったのを若造と社会は重くは見ていなかったのが原因だった。
私ができたことは、品格改善とリラクゼーション呼吸の先生の連絡先だけだった。私にはまだ医者の免許も持たない知識専攻者にすぎなかったから。
「パッパ、どうして飛行機に乗るときたくさんの約束ごとが増えたの」
と息子に聞かれたときに初めて思い出したのだ。
あの飛行機にキャビンアテンダントとして職に就いた彼女はおもむろに手をさわられた。
「この手、なんか覚えがあるような気がする。僕ら、付き合っていたよね」
言語がその言葉。
そしてりんごを剥くためののナイフは凶器に替わり、狂喜の笑いは喜劇から悲劇に変わったのはほんの長い数秒であったろう。
『昔、デパートの屋上でヒーローショウをしていたときに、そのデパートに勤めていた母がキレた演者が壇上から降りてきて俺の前に来たときに走って止めに入ってつままれて逃げたときもなにが悪いのかわからず笑い転げていたわ』と子どもだましと揶揄されたショウが乱立していた娯楽過多の時代の寵児だったと、聴きづてに聞いたことがある。
痩せ細り、暗い面影を残した彼女に面会した時に、
「手紋認証は左手。左利きではないのにね」
はにかんだ顔を最後に、厳重な設備の住居を後にして以来二度と出会わなかった。
客室乗務員からの通報で機長は迅速に国際線は途中で全く未知の空港に緊急着陸した。医者が珍しく乗っていない混乱の中、的確なアテンダントの対応と、有志のボランティアの止血と励ましで事件後緊急着陸の5時間の様子を当時の乗客たちは淡々と述べてくれた。
誰一人として言葉を発する前に、両手足を通路面に引き倒すのは容易ではなかったという。
乗客の大半は素人なのに対して、奇声の高笑いと見たことのない演出のような動脈からの鮮血は水しぶきのような惨劇を喜劇俳優の一人舞台にしたのだ。
全く理解できていない冷静な状態だったのは血しぶきはゲームで見慣れている子どもの乗客だったのかもしれない。そのあと血液の匂いに充満して吐いたのも子どもだとしてもだ。勇敢な子はまず、背後から頭を揺すって眼鏡を飛ばした。笑いが沈黙に変わる頃、静かな大人が万力で四方を押さえたのだ。
「国際プラモデル大会の特別席だったそうで」
「過去の遺産にまだお誘いがきてね」
目の前の彼が笑う。
その目は相変わらず無邪気な目である。
嬉しい顔で見つかったという意地の悪い目線で差し示して言う。
「あんな僻地で、腐っていく。もうつかないならもらってもいいと思ったのに。……あの手。……だから僕は思い出せる限り彼女の似た手を覚えているうちに作ったんだよ」
ホルマリン漬けにしたのもそれでか。
灰色に濁った本物に近い似せ。
彼が国際的に引き渡しの材料となりえ、各地を転々と転がされ、私の法律事務と経営側のラボチームに受け渡される状態になったのには、一度の犯罪者よりも彼の適性検査が目当てだからだ。
彼は「りんごを剥いて食べようとしたらりんごの皮が滑って通路に落ちたところにたまたまスチュワーデスの手があった」と供述を繰り返すことしかしなかった。たまたまが重なったのが自分のツボに入って笑い転げて笑いが止まらなくなったと。現に、国際線の人たちには年齢不明に見え最後まで「やんちゃな子どもだと思っていた」と言い切っている人が大勢いたからだ。
彼は犯罪者ではなくて不幸に遭遇した人であると。誤認で乗客の多くの人に狂乱で殴られたとも。乱気流を出してきた自称専門家もいるほどだ。
彼の粘着質の気質は我々に通じる。我々もまた彼を見張り続け見続ける存在であった。
彼の時代、彼は乗客の名簿を手にいれることは容易かった。名簿がなくても、彼は乗客の案内と半分切る作業に徹している客員と平行に立ち、チケットの名前と顔を覚え最後に乗っている。回数が多いと言う頻尿という名で大量の無料ジュースを頼み、トイレをひたすら往復していたという。
そして、勇敢なる子どもに「最初にコロスの見つけた」と笑ったと言う。後日、全国に居眠り運転と通学路問題が起こった。
「ケタケタ」と、彼独特の笑い声は、私にも不愉快に聞こえる。
彼は見えない犯罪者で空想の中で一人一人殺す段取りを緻密に作り込んでしまった。その緻密すぎるがゆえの「やろうとおもえばいつでもやれる」という殺害旅行日程表を作る前の日に彼の仕事場に国税庁の監査が入ったと言うわけだ。
検察に移動しても彼には彼の身に起こっていることの重大さは全くわかってなかった。彼がキレたのは、その出発計画の日時が壊されたという事実に彼自信が気がついた時からだった。
「飛行機って機種のよって免許も違うんだよね、俺が乗ったのは廃止されたけれど、万が一運転席に乗れたらタッチアンドゴーは覚えたよ。記憶で、あのときのモーター音の再現もできる」
運転席……彼にとってはやり尽くしたゲームで飽きるほどフライトしていたのだろう。
私はもう一度あのホルマリンの絵を見た。
だが、本当に切り落としたという事実はない。
私の右手に義手がある。
別れ際に握手を求められるために、面会時必要になるのだ。
彼女はどこかで生きている。
彼女にご安心召されよとこちらから言うことはできない。
だけれど、過去は消えない。
過去の検証を行ったときに、同期生の研修時代を思い出し、朧気に覚えていた少女であったのかと、仰天したものだった。
私はこれを即座に脳内にある雑多なものの下にあった出来事を思いだし書き起こすことにした。
彼女は付き合ってはいないし、付き合うという了解すらないのが恋愛であると当事者に確認の言葉を告げられたときから怯えたという。
「僕ら付き合っているよね」
「一緒にはいるね」
彼女にとって遊び仲間の個人がひとり増えたということがその男性には理解できなかったらしい。
「性もした、君は最初からしょじょではないそこは残念だったけど気にはしないよ」
一度も目を見て話をしたことのない男性はそう言い切ったのだ。
「あなたはとても失礼な人」
女性は最後に決別を言う。
「破瓜で次の日から出血生理だと言い切った心無い人」
男性は同じ学部に編入試験を100点で通ったと自慢したという。
理由は「学内編入だから試験官の先生が事前に試験範囲を教えてくれた。まるごと暗記は昔から得意、僕は速読術を独学で学んでマスターしたから」と言っていたそうだ。学部に彼の足跡を追ってみたがひとあたりが常によく、学部生も教員もそしてまた総合経理を担当している事務員の全て人から好まれる愛らしい人だったという。
誰からも好まれると、本人も自負していた。
かたや、その女性はと言えば、全く素っ気ないという表現が当てはまる。女性的に感化せず、だからと言って男性受けしないかと言えばそうではない。大学生、共学独特の雌の匂いを消せることはできなかったしみずからも、男表現が逆に間違った表現で男に襲われやすいことを熟知はしていたそうだ。男女共にある一定数の同期生に嫌われている。それでも「学校は楽しい」と選んだ授業を抜くことはまずないほど真面目すぎる性格であった。
男性の特徴は一般社会においての見目は、中性的である。体力のなく見える細い体。少し長すぎる髪の毛。そしてその中性的ゆえに目立つ。サボっている時間よりも出席率が高く評価されて統計上で確認してようやく落第点になる一歩手前で心優しい誰かによって「君はちょっと休みすぎだ、今度サボれば単位を落とすぞ」と助言されれば、そのひとあたりがよい満面の笑みで「あと、何回までOK?」という始末だ。「全く君という人は」と笑いが起きる。男性の特徴すぎるエピソードである。
さて、私が知っている女性側の話をしよう。
男性はいわゆる恋愛脳であるということを渡しに理解させようと色々話をしたことの一部始終覚えていない。
極端に片寄った知識と極端にのめり込むある種の芸術的センスを磨いていたと言った方がいいと思うだけだった。女性の身体は家族意外知らないという。だが、不幸なのは男子学部で幼少からすごし、学部生になったときから、ひとり旅やひとりでできる遊びばかりを好むようになったという。趣味は、自転車、電車、登山。プラモデル、人体模型、旅行計画表作り、梱包に無駄のない空間を作らないカリスマ性を磨く。アルバイトは引越し業。
「私はとても気持ちが悪い」
サプライズという二重の旅行計画のしおりを旅行中の次の日渡された。とか。
「楽しくはない、気分が悪くても相手に悪いからそれなりには流した」
彼の特徴が最大にして一番だったのは、最初の一行に戻る。
「足音で私がわかるという」
我々には理解不能だった。
動物学的に言えば主の車の音で玄関に座っている犬ということだ。車好きやバイク好きなら排気管の音色で聞き分けがつくらしい。今はエンジンそのものが同列や同型になって解りにくいけれども。
「君は言ってはなんだが特徴がある歩き方ではないのに」
「そうでしょう、だからよ」
そのとき、携帯電話がなった。
ちょうど彼が眼鏡を忘れて通りすぎに180度首を回転させて我々を見つめたのだ。
「あれ、そこに、シイちゃんいる?」
感のいい女子がさも自分の携帯電話がなったように「なんだ、一斉メールか」といい「あれ、きみも初期設定のまま、俺の個人携帯も同じ着信音」と追うように畳み掛けてくれたのだ。
「サークル共通携帯用だから嫌よ」
「二つ持ち怖い」
「学部生にもよるよ、あとは遊び人生も普通に使い分けているよ」
彼が歩いて違和感なく輪に入ってきて喋ってきた。
「オカシイナ、ぼくがシイちゃんに送ったとおもったよ」
「本日の飲み会は幹事の不手際で見送りになりました、送信だよ」
実際は私には見えてはいなかったが全く違う内容だった。携帯電話の画面が光を消す一瞬を相手一センチまで近づけて見せて電源を素早く切ったのだ。
後で「あの人かなり度が進行して、前に聞いてもいないのに棟方志功より悪いから前列って言っていたからさ」
彼氏、なんか気味悪い人だね。
「だから彼氏じゃない、でもそう思い込まれている」
彼女にとってとても辛い出来事だったのを若造と社会は重くは見ていなかったのが原因だった。
私ができたことは、品格改善とリラクゼーション呼吸の先生の連絡先だけだった。私にはまだ医者の免許も持たない知識専攻者にすぎなかったから。
「パッパ、どうして飛行機に乗るときたくさんの約束ごとが増えたの」
と息子に聞かれたときに初めて思い出したのだ。
あの飛行機にキャビンアテンダントとして職に就いた彼女はおもむろに手をさわられた。
「この手、なんか覚えがあるような気がする。僕ら、付き合っていたよね」
言語がその言葉。
そしてりんごを剥くためののナイフは凶器に替わり、狂喜の笑いは喜劇から悲劇に変わったのはほんの長い数秒であったろう。
『昔、デパートの屋上でヒーローショウをしていたときに、そのデパートに勤めていた母がキレた演者が壇上から降りてきて俺の前に来たときに走って止めに入ってつままれて逃げたときもなにが悪いのかわからず笑い転げていたわ』と子どもだましと揶揄されたショウが乱立していた娯楽過多の時代の寵児だったと、聴きづてに聞いたことがある。
痩せ細り、暗い面影を残した彼女に面会した時に、
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全く理解できていない冷静な状態だったのは血しぶきはゲームで見慣れている子どもの乗客だったのかもしれない。そのあと血液の匂いに充満して吐いたのも子どもだとしてもだ。勇敢な子はまず、背後から頭を揺すって眼鏡を飛ばした。笑いが沈黙に変わる頃、静かな大人が万力で四方を押さえたのだ。
「国際プラモデル大会の特別席だったそうで」
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ホルマリン漬けにしたのもそれでか。
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彼は「りんごを剥いて食べようとしたらりんごの皮が滑って通路に落ちたところにたまたまスチュワーデスの手があった」と供述を繰り返すことしかしなかった。たまたまが重なったのが自分のツボに入って笑い転げて笑いが止まらなくなったと。現に、国際線の人たちには年齢不明に見え最後まで「やんちゃな子どもだと思っていた」と言い切っている人が大勢いたからだ。
彼は犯罪者ではなくて不幸に遭遇した人であると。誤認で乗客の多くの人に狂乱で殴られたとも。乱気流を出してきた自称専門家もいるほどだ。
彼の粘着質の気質は我々に通じる。我々もまた彼を見張り続け見続ける存在であった。
彼の時代、彼は乗客の名簿を手にいれることは容易かった。名簿がなくても、彼は乗客の案内と半分切る作業に徹している客員と平行に立ち、チケットの名前と顔を覚え最後に乗っている。回数が多いと言う頻尿という名で大量の無料ジュースを頼み、トイレをひたすら往復していたという。
そして、勇敢なる子どもに「最初にコロスの見つけた」と笑ったと言う。後日、全国に居眠り運転と通学路問題が起こった。
「ケタケタ」と、彼独特の笑い声は、私にも不愉快に聞こえる。
彼は見えない犯罪者で空想の中で一人一人殺す段取りを緻密に作り込んでしまった。その緻密すぎるがゆえの「やろうとおもえばいつでもやれる」という殺害旅行日程表を作る前の日に彼の仕事場に国税庁の監査が入ったと言うわけだ。
検察に移動しても彼には彼の身に起こっていることの重大さは全くわかってなかった。彼がキレたのは、その出発計画の日時が壊されたという事実に彼自信が気がついた時からだった。
「飛行機って機種のよって免許も違うんだよね、俺が乗ったのは廃止されたけれど、万が一運転席に乗れたらタッチアンドゴーは覚えたよ。記憶で、あのときのモーター音の再現もできる」
運転席……彼にとってはやり尽くしたゲームで飽きるほどフライトしていたのだろう。
私はもう一度あのホルマリンの絵を見た。
だが、本当に切り落としたという事実はない。
私の右手に義手がある。
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