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Ⅴ章
102 用語辞典Ⅴ
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⭐︎アサルトライフル
作中にチラッと出た言葉。用語というより、知らない人のためのちょい解説。
銃にはいくつかの種類があって、屋内の狭い場所だとか護身用だとか使用用途によって形状や威力が違います。
アニメや漫画で兵士が撃ちまくってるやつはだいたいアサルトライフルと呼ばれるもの。
⭐︎迷宮ギルド
サドラン帝国で新たに設立された国営施設。
迷宮で探索する人たち、すなわち探索者と呼ばれる人たちの一括管理をする組織。
原則、ダンジョンから得られた物品はここを通さなくてはならない。
ダンジョンから得られた物品は非常に有用で、有用ゆえに軍事利用なども考えられるために大金を払ってもらえる代わりに没収したり、流通の制限をしたりとそのあたりは厳しい。
ダンジョンへ入る分には簡単にできるが、帰り際には何を持って帰ってきたのか検査され、記録される。
その警備員、というか監視員も迷宮ギルドから派遣されている。
最近は荷物運び用の人材派遣も始めたが、最終的にダンジョンそのものが吹っ飛ばされてしまったので、遠からず探索者ギルドは封鎖されることになるだろう。
⭐︎不思議な迷宮
サドラン帝国南部の魔王ヨトウガに荒らされた大都市の復興作業中に突如として発見された起源不明な洞窟。
さまざまな物品が手に入ると知られてからは沢山の人がそれはを求めて探索しては死んでいった。
しかし、生きて帰った人達が得た物品はこの世界では非常に珍しい、ないしは再現が不可能な不思議な物ばかりだったそうな。
⭐︎ログマントマンドラゴラ
作中にチラッと出てきた比較的大きく成長する薬草の一種。
人型に見える根と、人参に似た葉っぱを出すセリ科の多年草。
野生下では春先から夏終わりまで花を咲かせる。
植物自体が特殊な高周波を出し続けており、収穫直後は僅かに振動しているのが分かるほどである。
この高周波はログマントマンドラゴラ自体の身を守るために発生させていると言われており、根に寄生したり、食べようとする土中の害虫や線虫、真菌類などを遠ざけるないしは殺す効能があるという。
陸上部の葉には振動機能はない。
非常に強い薬効を示し、この世界ではこれを元に100種ほどの薬が開発された。
未だに一部の成分は人工的に作り出すことができないため、非常に重宝された結果、乱獲されて絶滅危惧種に認定されている。
余談であるが名前にあるログマントとは古代の英雄の名前。
特に大きくなる種に対して付けられる名前であることが多い。
ログマントマンドラゴラはマンドラゴラの仲間の中で最大種であり、薬効もまた最強種である。
⭐︎ポーション
この世界では液体状の薬は全てこう呼ばれ、例えばaという名前のウィルスによる病気があればそれに対する薬はポーションaという名前で販売される。
処方箋ではない一般に販売されている薬の中ではログマントポーションがポーション業界において最大のシェアを誇っている。
日々のちょっとした不調ならばこれ一つで事足りるほど。
風邪はもちろん、肩こり、偏頭痛、冷え性、下痢、便秘、腰痛、軽度の脱毛症、皮膚の乾燥、かぶれや虫刺され、アレルギー症状、吐き気、食い過ぎによる胃もたれ、生理痛から二日酔い、うつ病を始めとする精神疾患さえも治し(軽度のみ)、果てには初期段階の癌ならばこれで治るほど。
人によっては飲み水がわりに常飲するのだとか。
⭐︎魔女の装具
魔女が生み出した魔女のための魔女専用の魔科学武器みたいなもの。
なぜ魔女専用かと言うと、魔女の装具には電化製品で言うところのコンセントの穴しかついていないためである。
魔科学武器はコンセントのコードを人間側に挿して、強制的に魔力を吸い出すのに対して、魔女の装具は逆であり、使用者側からコンセントを挿す必要、もとい魔力を吸い出されるのではなく自分から送り込まなくてはいけないためである。
普通の人間は自分の意思で魔力を操作できないので使用できない。
⭐︎火遊び魔女の玩具箱
魔女の装具の一種。
一見すると麻で出来た小さな小袋であるがその裏地はシリコンに近い質感の真っ赤な物となっている。
これは人に殺された魔女の皮に火遊び魔女と呼ばれた魔女の血を浸したものが使われている。
使われた皮は火遊び魔女が妹のように可愛がってた子のものらしく、死体とは言えども何を考えてそのようなことをしたのか。
ないしはせざるを得なかったのか。
過去を知らぬ現代の人々には想像することしかできない。
作成された当初は名前の通りの玩具箱のような機能しかあらず、玩具で遊び終えた際にこれに魔力を込めるだけで、一度でも入れたことのある物品は全て自動で収納できたと言う話である。
そこから様々な出来事を経て、現在の、袋に入れた魔法をストックし続けるという機能が後付けされた。
ただストックするだけではなく、袋から開け放った魔法は再度しまい直す事が可能。
魔法で遊んだら、魔法もまた後片付けされると言うことである。
ちなみに入れられる魔法は火の魔法かつ近い種類の魔法のみ。
他の種類の魔法を入れると小袋内でぶつかり合い、相殺した結果、ストックが減るだけなので普通はそれをすることはない。
小袋内から出した魔法は玩具箱の所有者が自在に操作できるが、操作する際には魔力を使う。
自ら魔法を生み出すわけではなく、撃ち放つ方向を決めるだけなため、非常に少ない魔力で使えるのだが長年に渡って様々な魔女達によってストックされている魔法の質、量はあまりに膨大。
結果的に大量の魔力が必要になり、しっかり制御しなくては使用者自体が危なくなるほどである。
作中にチラッと出た言葉。用語というより、知らない人のためのちょい解説。
銃にはいくつかの種類があって、屋内の狭い場所だとか護身用だとか使用用途によって形状や威力が違います。
アニメや漫画で兵士が撃ちまくってるやつはだいたいアサルトライフルと呼ばれるもの。
⭐︎迷宮ギルド
サドラン帝国で新たに設立された国営施設。
迷宮で探索する人たち、すなわち探索者と呼ばれる人たちの一括管理をする組織。
原則、ダンジョンから得られた物品はここを通さなくてはならない。
ダンジョンから得られた物品は非常に有用で、有用ゆえに軍事利用なども考えられるために大金を払ってもらえる代わりに没収したり、流通の制限をしたりとそのあたりは厳しい。
ダンジョンへ入る分には簡単にできるが、帰り際には何を持って帰ってきたのか検査され、記録される。
その警備員、というか監視員も迷宮ギルドから派遣されている。
最近は荷物運び用の人材派遣も始めたが、最終的にダンジョンそのものが吹っ飛ばされてしまったので、遠からず探索者ギルドは封鎖されることになるだろう。
⭐︎不思議な迷宮
サドラン帝国南部の魔王ヨトウガに荒らされた大都市の復興作業中に突如として発見された起源不明な洞窟。
さまざまな物品が手に入ると知られてからは沢山の人がそれはを求めて探索しては死んでいった。
しかし、生きて帰った人達が得た物品はこの世界では非常に珍しい、ないしは再現が不可能な不思議な物ばかりだったそうな。
⭐︎ログマントマンドラゴラ
作中にチラッと出てきた比較的大きく成長する薬草の一種。
人型に見える根と、人参に似た葉っぱを出すセリ科の多年草。
野生下では春先から夏終わりまで花を咲かせる。
植物自体が特殊な高周波を出し続けており、収穫直後は僅かに振動しているのが分かるほどである。
この高周波はログマントマンドラゴラ自体の身を守るために発生させていると言われており、根に寄生したり、食べようとする土中の害虫や線虫、真菌類などを遠ざけるないしは殺す効能があるという。
陸上部の葉には振動機能はない。
非常に強い薬効を示し、この世界ではこれを元に100種ほどの薬が開発された。
未だに一部の成分は人工的に作り出すことができないため、非常に重宝された結果、乱獲されて絶滅危惧種に認定されている。
余談であるが名前にあるログマントとは古代の英雄の名前。
特に大きくなる種に対して付けられる名前であることが多い。
ログマントマンドラゴラはマンドラゴラの仲間の中で最大種であり、薬効もまた最強種である。
⭐︎ポーション
この世界では液体状の薬は全てこう呼ばれ、例えばaという名前のウィルスによる病気があればそれに対する薬はポーションaという名前で販売される。
処方箋ではない一般に販売されている薬の中ではログマントポーションがポーション業界において最大のシェアを誇っている。
日々のちょっとした不調ならばこれ一つで事足りるほど。
風邪はもちろん、肩こり、偏頭痛、冷え性、下痢、便秘、腰痛、軽度の脱毛症、皮膚の乾燥、かぶれや虫刺され、アレルギー症状、吐き気、食い過ぎによる胃もたれ、生理痛から二日酔い、うつ病を始めとする精神疾患さえも治し(軽度のみ)、果てには初期段階の癌ならばこれで治るほど。
人によっては飲み水がわりに常飲するのだとか。
⭐︎魔女の装具
魔女が生み出した魔女のための魔女専用の魔科学武器みたいなもの。
なぜ魔女専用かと言うと、魔女の装具には電化製品で言うところのコンセントの穴しかついていないためである。
魔科学武器はコンセントのコードを人間側に挿して、強制的に魔力を吸い出すのに対して、魔女の装具は逆であり、使用者側からコンセントを挿す必要、もとい魔力を吸い出されるのではなく自分から送り込まなくてはいけないためである。
普通の人間は自分の意思で魔力を操作できないので使用できない。
⭐︎火遊び魔女の玩具箱
魔女の装具の一種。
一見すると麻で出来た小さな小袋であるがその裏地はシリコンに近い質感の真っ赤な物となっている。
これは人に殺された魔女の皮に火遊び魔女と呼ばれた魔女の血を浸したものが使われている。
使われた皮は火遊び魔女が妹のように可愛がってた子のものらしく、死体とは言えども何を考えてそのようなことをしたのか。
ないしはせざるを得なかったのか。
過去を知らぬ現代の人々には想像することしかできない。
作成された当初は名前の通りの玩具箱のような機能しかあらず、玩具で遊び終えた際にこれに魔力を込めるだけで、一度でも入れたことのある物品は全て自動で収納できたと言う話である。
そこから様々な出来事を経て、現在の、袋に入れた魔法をストックし続けるという機能が後付けされた。
ただストックするだけではなく、袋から開け放った魔法は再度しまい直す事が可能。
魔法で遊んだら、魔法もまた後片付けされると言うことである。
ちなみに入れられる魔法は火の魔法かつ近い種類の魔法のみ。
他の種類の魔法を入れると小袋内でぶつかり合い、相殺した結果、ストックが減るだけなので普通はそれをすることはない。
小袋内から出した魔法は玩具箱の所有者が自在に操作できるが、操作する際には魔力を使う。
自ら魔法を生み出すわけではなく、撃ち放つ方向を決めるだけなため、非常に少ない魔力で使えるのだが長年に渡って様々な魔女達によってストックされている魔法の質、量はあまりに膨大。
結果的に大量の魔力が必要になり、しっかり制御しなくては使用者自体が危なくなるほどである。
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本当に、ありがとうございます。
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