ノーマルニートな俺、家の勝手口の向こうの異世界で、欠食児童な勇者の孫のへなちょこ性別不明娘の相棒になりました

もにもに

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第四章:みみかき・おふろ・ごはんと…かくしごと(全10話)

みみかき・おふろ・ごはんと…かくしごと(5/10)

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     * * * * *






「シャンプーハットがないからな……

 ルー、しっかり目、おおってろよ!」



「わ、わかりまし…………」



 じゃあぁあぁぁ、と、



「す、水量が、ちょっと、おおい、すごいぃっ……//////」



「ちゃんと注意して洗うから、ルーは呼吸と目元おおうことだけかんがえてりゃいい。そら、はじめるぞ!」



「あっ、あっ……」



 かしゅ、かしゅ、……

 じゃああああぁぁぁ



「ひゃぁあぁっ//////」



 しゃかしゃかしゃか……




 一気に、しかし丁寧に、髪の毛と頭皮を揉み洗っていく…………



「わっ、ひゃ、ひゃあ♡」



 がしょがしょがしょ、と
 洗われてくれる、ルー。


「なにか、スースー、します…………////////」



 夏だから、メンソール系のシャンプーを使ってしまっていた。

 しかし、よくよく考えたら、向こう……異世界は秋の季節なのだし、
 もっと選べばよかったか、ともゆうたは、終わった後でそう思った……




「はー♡ はー♡ あふぅ…………♡////////」




 みみかきの時に続いて、
 ふたたび絶頂した、ルー。







「それからな……」



 ゆうたは、ひとつ考えていたことがあって、
 


「足のあかすり、だけ、やらせてくれ!」


「ひゃうっ?! えぇ、えっぇぇと、あう、はぅっ?!//////////」



 とっさのことだったが、身のこなしで、ルーはなんとか、己の局部が暴露することは防御できた……
 のはおいといて、



 ボディブラシ、それの妹専用のを脱衣所から取り出して、ルーの奴を洗浄する。



 ボディブラシの毛に、がっしょがっしょと、ボディソープを点下してやって、……




「ぁぅ?! あぅ、……あぅっ?」



「あっ…………毛が柔らかくて、なんというか…………♡」


「あぅぅ~…………♡」



 こしこし、こしこしこし、と
 中身を出したあとの卵の殻を、割らずに擦ってやるように、丁寧かつ、やさーしく…………



「あぁあ、きもちいい…………♡」






 ふたたび、ルーは絶頂した………………







「~~♡//////////」



「さーて、と、」





 ボディーブラシを、脱衣所の物干しに戻しておくのも、忘れずに……




 さて、


 除湿機が稼働している為、



 数時間後にお風呂に入ったゆうたの妹……道寺橋、舞依……が
 使用する際には、
 すでに乾燥は完了していて、
 ゆうたによるルーテフィアへの使用は、
 妹は気づかなかった、という…………




 それはさておき、




「身体にタオル巻いて、入りたい??」



「は、はい…………♡//////」



「まあいいさ、」



 そうして、
 ばちゃり、と入浴する音が、ふたつ。



…………




「はー、休まるな。…………」

「へぅーーーーーっ…………/////////」




 しばらく、湯船で一息ついた。




「お湯、お湯のおふろのなかに浸かるのが、こんなに気持ちいいなんて……////」



「そうだなーっ」



「ユウタ、おふろ、気持ちいいですね……、、、//」



「そりゃあなによりだぁ…………はぁ~っと、」



…………



「ユウタっ、」


「なんだぁ?」



 一拍の間を挟んだ後、ルーはゆうたにそう声を掛けて、



「なんでもありませんっ! 特に理由は無いけど、ユウタの名前を呼びたくなったんですっ/////」


「そうかい……?」


「ユウタの名前、さっき、教えてくれましたからっ……/////」



「そおかぁ……」



 ………………

 ゆうたは一拍の間ほど、沈黙したのち、再び口を開いて、



「さっきは意地悪、に、なっちゃって、ごめんな、」


「……?」


 そう、ゆうたはつぶやいた。



「…………、、、」



 ぴたっ、と、


「…ん?」


 ルーはそれに、返事というように、
 湯船の中で、ゆうたの肩に、己の身体を、ぴたっ、と、くっつけさせた。



「ゆうた、ユウタっ」


「今度はなによ」


「♪ 特に理由はありませんっ♡」



「うん?」



「だけど、これがボクの、返事ですっ///////」




「……ふーん……」



 ゆうたは、しばらく黙った後、


 ぱちゃり、と湯船の中で、半水没した水位で、腕の両手を組ませると、


 ゆうたは、軽いひらめきのつもりであった……



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