オモチャって大人の方?

Hazuki

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クラスごと転移って何度読んだか

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午後の授業中。
一瞬暗くなったと思ったら、ここどこだよ。
「皆様、ラジール王国にようこそ、、、」
やたらキラキラした服の王様っぽい人が喋りだした。
「おい、男もいるぞ」
なにか隣の人に話している。
「なにぶん難しい魔法なので、座標が少しずれてしまったようです」
隣の女子校が目的だったみたいだな。
「女と男と半分ずつか、、、女の方はあちらのメイドたちについて行ってください」
なにが何やら分からないが、とりあえず従い女子たちは部屋を出ていった。
上手いこと言いくるめられて、王族とか貴族とかに孕むまで犯されまくるんだろうな。

「女だけで良かったのに、、、男は鑑定をするので一人ずつ前に出てください」
クラスで一番の目立ちたがり屋の拓実が出ていった。
「ハイハーイ、俺一番」
「貴方のスキルは剣です」
他の人も斧、弓、盾、回復、火や水などいろんなスキルがあった。
最後に僕、なんだろうなー、ドキドキ。
「貴方は、、、オモチャ作製?」
若い女がいなくて子供が生まれず、異世界から召還したこの国にオモチャなど必要ない。
元々ある玩具もあるしな。
「お前は必要ない、城から出ていってもらう」

金貨十枚持たされ城を追い出された、ヒドッ。
安い宿を探し、とりあえず一泊。
部屋でステータスと唱える、、、変わらん。
試しに鑑定、、、あ、ステータス出たよ。

シンタロウ、16歳
スキル:オモチャ作製、鑑定、アイテムボックス、隠蔽

ふんふん、隠蔽のお陰でオモチャ作製以外は見えなかったのかな、ラッキー。
でも、これからどうしよう。
稼がないと十日くらいで金は尽きる。
まず街を歩いてみるか。

僕に何が出来るかな、小説なら冒険者になるんだけど、このスキルじゃな、、、。
なんてボーッと歩いてると、はいぶつかるー、絡まれるー、こんなことだけ小説っぽい。
金出せって言われても無いですよー。
殴られるっ、、、ん?殴られてない。
おっきい人が拳を受け止めて、悪い人たちを地面に転がしてる。
「覚えてろー」
捨てゼリフを吐いて去っていった。
「助けていただいてありがとうございます」
「こんな可愛い子が殴られたら嫌だからね」
「、、、可愛くはないですけど」
「小さくて可愛い、、、ん?君いくつ?」
「16歳ですよ」
「どこから来た?」
「へ?」
「この国は25年ほど子供は生まれていない」
「あー、、、ここではちょっと話せないです」
「私はリル商会の代表のザックだ、店が近いからそこで話を聞こう」
「あ、はい、いいです」
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