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第二章【出会い】
第5話【宿泊】
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玖炉「まさかハーリィの知り合いと会えるとは思わなかったよ」
只今僕達は神の小池を離れ宿泊施設に向かっている途中だ。
蒼馬さんとはあの後、敵対することなく別れた。今後驚異となってくるのはSSランクユニットとの戦闘だろう。
ハーリィ「玖炉、先程魔法を使いたいとお聞きしましたが」
玖炉「そうそう!魔法!できるならやってみたい!アグナムが技を使うとき蒼馬さんの右手が光ったのも魔法なの?」
ハーリィ「はい、私達が生き永らえているのはマスターからの魔力をほんの少しわけてもらっているからなのです、アグナムが放った技は、生きていた頃なら何も頼らず発動できました、ですが、今は違います、マスターという魔力を持つ存在から魔力をわけてもらい、技を扱うことができるのです、あのマスターの右手の腕輪が光ったのはこれが理由です」
玖炉「なるほど、僕も魔法使ってみたいよ!」
ハーリィ「わかりました、では右手を」
ハーリィが手をさしのべてくる。
僕はその手の上に右手をのせる。
ハーリィ「………………珍しいです」
玖炉「珍しい?」
ハーリィ「魔法には炎、水、氷、雷、の四種類があります、その中でも稀に光属性と闇属性があります。玖炉は闇属性の魔力源を持ち合わせております」
玖炉「闇属性か……なんか悪役っぽいな」
ハーリィ「ふふ、大丈夫です、属性で性格が決まるわけでもないですし、玖炉が悪い人じゃないくらい、私が知ってます」
僕の顔を見て優しく微笑むその笑顔、100点だ。思わず顔が熱くなる。
玖炉「ハーリィ……っあー!なんか元気でてきた!」
空に目を向け誤魔化す。
玖炉「魔法を使うときってさ、やっぱなんか呪文みたいなの唱えるの?」
ハーリィ「はい、それは覚えていただく必要があります。」
玖炉「ハーリィって魔法使える?」
ハーリィ「まぁ…多少は扱えます」
玖炉「じゃあさ、お手本で一回やってみてよ!」
ハーリィ「はい、それなら…玖炉、少し魔力をいただきますね」
玖炉「どうぞどうぞ」
ハーリィは手を広げこう唱える。
ハーリィ「アミスト」
すると手のひらに光の球体が浮かび上がる。
玖炉「おおぉ!!」
ハーリィ「これは初歩の魔法ですが、灯火代わりになる魔法です、玖炉、最初はこれができるようにしましょう」
只今僕達は神の小池を離れ宿泊施設に向かっている途中だ。
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ハーリィ「玖炉、先程魔法を使いたいとお聞きしましたが」
玖炉「そうそう!魔法!できるならやってみたい!アグナムが技を使うとき蒼馬さんの右手が光ったのも魔法なの?」
ハーリィ「はい、私達が生き永らえているのはマスターからの魔力をほんの少しわけてもらっているからなのです、アグナムが放った技は、生きていた頃なら何も頼らず発動できました、ですが、今は違います、マスターという魔力を持つ存在から魔力をわけてもらい、技を扱うことができるのです、あのマスターの右手の腕輪が光ったのはこれが理由です」
玖炉「なるほど、僕も魔法使ってみたいよ!」
ハーリィ「わかりました、では右手を」
ハーリィが手をさしのべてくる。
僕はその手の上に右手をのせる。
ハーリィ「………………珍しいです」
玖炉「珍しい?」
ハーリィ「魔法には炎、水、氷、雷、の四種類があります、その中でも稀に光属性と闇属性があります。玖炉は闇属性の魔力源を持ち合わせております」
玖炉「闇属性か……なんか悪役っぽいな」
ハーリィ「ふふ、大丈夫です、属性で性格が決まるわけでもないですし、玖炉が悪い人じゃないくらい、私が知ってます」
僕の顔を見て優しく微笑むその笑顔、100点だ。思わず顔が熱くなる。
玖炉「ハーリィ……っあー!なんか元気でてきた!」
空に目を向け誤魔化す。
玖炉「魔法を使うときってさ、やっぱなんか呪文みたいなの唱えるの?」
ハーリィ「はい、それは覚えていただく必要があります。」
玖炉「ハーリィって魔法使える?」
ハーリィ「まぁ…多少は扱えます」
玖炉「じゃあさ、お手本で一回やってみてよ!」
ハーリィ「はい、それなら…玖炉、少し魔力をいただきますね」
玖炉「どうぞどうぞ」
ハーリィは手を広げこう唱える。
ハーリィ「アミスト」
すると手のひらに光の球体が浮かび上がる。
玖炉「おおぉ!!」
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