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第四章【侵略】
第1話【標的】
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ハーリィ「狙われている……と?」
玖炉「うん、さっき戦ってた奴が言ってたアイオーンって人の傘下にある、って言ってたけど、そのアイオーンってさ」
パソコンの画面を見せる。
玖炉「ハーリィと同じ、SSランクユニットの名前なんだよ、だからその部下がさっききたんじゃないかって」
ハーリィ「なるほど」
ふむ、と考え込むように顎に手をあて悩むハーリィ。
ハーリィ「確かにその可能性は充分にあります、だとすれば敵の数は10体やそこらではないかも知れませんね」
玖炉「そうだった…」
あんな強力な敵が何体も一斉に来られたら、それは最悪な事態だ。
ハーリィ「安心してください玖炉、もしそんな事が起きようことなら、10割全て力をだしつくします」
玖炉「なるほど、じゃあいつも何割くらいで戦闘してるのかな」
ハーリィ「2割…程度でしょうか…」
玖炉「2割!?」
半端ないな。
面白半分に聞いてみたことが、まさかの答えが返ってくるとは。
ハーリィ「こういう敵が大人数の時に、まずは駒から戦わせて情報を奪うのが道理、ならこちらは底を見せずに排除するのが最善です」
玖炉「さ、先を見据えてるねぇ…」
感心しながらも、思ったことがある。
アイオーンというユニットは見たことはないが、恐らくいるのはここ、日本だろう。アグナム、アイオーン、ハーリィ、SSランクが日本に3人。集中しすぎではないか。
玖炉『まぁ確率だし、こんなこともあるよな』
「ふにゃぁー」
不意に窓の外から猫の声が聞こえる。
玖炉「あ、たぬきだ。」
ハーリィ「たぬき?」
玖炉「うん、猫のたぬき、時々こうやって家に餌もらいにくるんだよ」
たぬきとは猫なのにたぬきに似た毛の色をして少しぽっちゃりした猫だ。
窓を開け、外においてあったキャットフードを差し出すとそれは美味しそうに頬張った。
ハーリィ「たぬき…どれですか?」
玖炉の後ろからひょっこりと覗き込むように見てみると。
玖炉「ははっ、可愛いでしょ」
玖炉「うん、さっき戦ってた奴が言ってたアイオーンって人の傘下にある、って言ってたけど、そのアイオーンってさ」
パソコンの画面を見せる。
玖炉「ハーリィと同じ、SSランクユニットの名前なんだよ、だからその部下がさっききたんじゃないかって」
ハーリィ「なるほど」
ふむ、と考え込むように顎に手をあて悩むハーリィ。
ハーリィ「確かにその可能性は充分にあります、だとすれば敵の数は10体やそこらではないかも知れませんね」
玖炉「そうだった…」
あんな強力な敵が何体も一斉に来られたら、それは最悪な事態だ。
ハーリィ「安心してください玖炉、もしそんな事が起きようことなら、10割全て力をだしつくします」
玖炉「なるほど、じゃあいつも何割くらいで戦闘してるのかな」
ハーリィ「2割…程度でしょうか…」
玖炉「2割!?」
半端ないな。
面白半分に聞いてみたことが、まさかの答えが返ってくるとは。
ハーリィ「こういう敵が大人数の時に、まずは駒から戦わせて情報を奪うのが道理、ならこちらは底を見せずに排除するのが最善です」
玖炉「さ、先を見据えてるねぇ…」
感心しながらも、思ったことがある。
アイオーンというユニットは見たことはないが、恐らくいるのはここ、日本だろう。アグナム、アイオーン、ハーリィ、SSランクが日本に3人。集中しすぎではないか。
玖炉『まぁ確率だし、こんなこともあるよな』
「ふにゃぁー」
不意に窓の外から猫の声が聞こえる。
玖炉「あ、たぬきだ。」
ハーリィ「たぬき?」
玖炉「うん、猫のたぬき、時々こうやって家に餌もらいにくるんだよ」
たぬきとは猫なのにたぬきに似た毛の色をして少しぽっちゃりした猫だ。
窓を開け、外においてあったキャットフードを差し出すとそれは美味しそうに頬張った。
ハーリィ「たぬき…どれですか?」
玖炉の後ろからひょっこりと覗き込むように見てみると。
玖炉「ははっ、可愛いでしょ」
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