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第四章【侵略】
第11話【裏切】
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シャネル「アイオーン様は異空間にいるわ、だから会おうとしても会えない。」
シャネルは座ったままアイオーンの情報を話し出す。
玖炉「え」
シャネル「別に…情報を吐いたって…アイオーン様は負けない…から、お前に感謝なんてしてないからな!」
キリカ「あら、なら、色々と話してもらおうかしら」
ハーリィ「異空間…というのは固有結界のことですか?」
シャネル「えぇそうよ」
玖炉「固有結界って?」
ハーリィ「その人物が見た景色、場所を限りなく近い幻で再現して、それを魔力を使い、異空間へと作り上げる。これは相当な魔力を必要としますが…」
シャネル「アイオーン様はユニットを集め、その魔力を吸収している、それが源よ」
キリカ「まぁ合点がつくわね」
玖炉「シャネル…さん?」
シャネル「何よ」
玖炉「アイオーンのしたいことって何かわかる?」
シャネル「ユニットの殲滅、あとは人間を奴隷として、この世界をユニットの物にする、ことかしらね」
普通にとんでもないことを言うな…
キリカ「あなた、もうアイオーンを裏切った同然よ?いいの?」
シャネル「どうせこの後戻っても死ぬだけ、なら最後くらい自由にしよっかなって、ね」
死ぬことが怖くないのか、悲しげな表情1つ見せなかった。
キリカ「最後に1ついい?」
シャネル「何かしら」
キリカ「アイオーンの宝具って何なの?」
シャネル「それは……未」
「だめじゃないかシャネル、主人の素性を言ってしまうなんて」
シャネル「…………ぐっ!」
玖炉「シャネルさん!!!」
シャネルの腹から禍々しい程の黒いオーラを纏った剣が貫いていた。
シャネル「ア…イオーン…様……」
突然目の前の空間が歪み、その場の空気が一瞬にして変わる。
動けない。何かに全身を掴まれているかのような。
そしてついに正体を現す、空間に亀裂が入り、腕が這い出る。
シャネルの腹に刺していた剣が引き抜かれる。
ハーリィ「この…気配は……!」
ハーリィは後ろに下がり、恐怖の余りに踞っている。
玖炉「ハーリィ!どうしたの!?」
ハーリィが恐れている者の姿が、亀裂から現れた。
アイオーン「おや、ハーリィ・ラスカエル王女…お久しぶりです……ねぇ??」
シャネルは座ったままアイオーンの情報を話し出す。
玖炉「え」
シャネル「別に…情報を吐いたって…アイオーン様は負けない…から、お前に感謝なんてしてないからな!」
キリカ「あら、なら、色々と話してもらおうかしら」
ハーリィ「異空間…というのは固有結界のことですか?」
シャネル「えぇそうよ」
玖炉「固有結界って?」
ハーリィ「その人物が見た景色、場所を限りなく近い幻で再現して、それを魔力を使い、異空間へと作り上げる。これは相当な魔力を必要としますが…」
シャネル「アイオーン様はユニットを集め、その魔力を吸収している、それが源よ」
キリカ「まぁ合点がつくわね」
玖炉「シャネル…さん?」
シャネル「何よ」
玖炉「アイオーンのしたいことって何かわかる?」
シャネル「ユニットの殲滅、あとは人間を奴隷として、この世界をユニットの物にする、ことかしらね」
普通にとんでもないことを言うな…
キリカ「あなた、もうアイオーンを裏切った同然よ?いいの?」
シャネル「どうせこの後戻っても死ぬだけ、なら最後くらい自由にしよっかなって、ね」
死ぬことが怖くないのか、悲しげな表情1つ見せなかった。
キリカ「最後に1ついい?」
シャネル「何かしら」
キリカ「アイオーンの宝具って何なの?」
シャネル「それは……未」
「だめじゃないかシャネル、主人の素性を言ってしまうなんて」
シャネル「…………ぐっ!」
玖炉「シャネルさん!!!」
シャネルの腹から禍々しい程の黒いオーラを纏った剣が貫いていた。
シャネル「ア…イオーン…様……」
突然目の前の空間が歪み、その場の空気が一瞬にして変わる。
動けない。何かに全身を掴まれているかのような。
そしてついに正体を現す、空間に亀裂が入り、腕が這い出る。
シャネルの腹に刺していた剣が引き抜かれる。
ハーリィ「この…気配は……!」
ハーリィは後ろに下がり、恐怖の余りに踞っている。
玖炉「ハーリィ!どうしたの!?」
ハーリィが恐れている者の姿が、亀裂から現れた。
アイオーン「おや、ハーリィ・ラスカエル王女…お久しぶりです……ねぇ??」
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