83 / 106
第六章【真実】
第7話【炎騎】
しおりを挟む
ディアス「はぁ……はぁ……」
ディアスは辺りの炎の円に囲まれ、アグナムに押され気味でいる。
アグナム「あと3回殺せばいいのか?」
ディアス「…っく…」
ディアスは膝をつき、体力の限界がきているようだ。
アグナム「お前のその11回死なないってのは再生、蘇生もするがダメージは残る、覚えとけ、斬られた痛みは癒えても消えない」
ディアス「うる……さいな!!!」
ディアスがアグナムに急接近すると、アグナムの懐に入る。
ディアス「二重双骨!!!!!」
両の拳をアグナムの腹に近づけ、全身の力を全て内部を破壊する波の力に変換し、それを相手に打ち込むというディアスの奥義。
アグナム「……」
そしてディアスはアグナムと距離をとる。
ディアス「どうだい?効いただろう?」
アグナムは剣を地面に突き刺したまま、口からつぅっと血が流れた。
アグナム「…これだけか?」
ダメージは入ったと思うが、アグナムには致命傷とはならなかった。
ディアス「な…今のが…効いてない…のか……?」
アグナム「いや、中々効いたぜ、1発だけでも当たってやろうと思ってな」
ディアス「っく……」
アグナム「冥土の土産に見せてやろう、炎獣を纏いし者の姿を」
フェル「ここら辺で…大丈夫だと……思う」
負傷しているフェルを抱えながら蒼馬はアグナムとの距離をとっていた。
蒼馬「俺は1度見たことがあるが、こんなにも離れないと巻き添えくらうのか?」
フェル「うん、危険だよ」
キリカ「あらあら、こんなに怪我しちゃって」
そこにミゼルとの戦闘に勝利したキリカが駆けつける。
蒼馬「キリカ・ハルバーン、マスターでない俺が言うのもなんだが、こいつの怪我を直してやってくれないか」
キリカ「えぇ、ハーリィの妹ということもあるし、仕方がないわね」
そしてキリカはフェルに治癒の魔法をかける。
アグナム「いくぜ……」
アグナムは炎のオーラを下に噴射させ、宙に飛び上がる。
そして紅蓮のように紅く、蒼馬達から見たらそこに太陽があるかのように、アグナムから炎が吹き荒れていた。
アグナム「全てを塵とし破滅を導きし魔獣よ、我が力の糧となれ……!!!」
アグナムの周りにあったオーラが全てアグナムに吸収されるように消えてゆく。
そして眩い閃光が辺りを照らす。
アグナム「宝具、イフリート」
ディアスは辺りの炎の円に囲まれ、アグナムに押され気味でいる。
アグナム「あと3回殺せばいいのか?」
ディアス「…っく…」
ディアスは膝をつき、体力の限界がきているようだ。
アグナム「お前のその11回死なないってのは再生、蘇生もするがダメージは残る、覚えとけ、斬られた痛みは癒えても消えない」
ディアス「うる……さいな!!!」
ディアスがアグナムに急接近すると、アグナムの懐に入る。
ディアス「二重双骨!!!!!」
両の拳をアグナムの腹に近づけ、全身の力を全て内部を破壊する波の力に変換し、それを相手に打ち込むというディアスの奥義。
アグナム「……」
そしてディアスはアグナムと距離をとる。
ディアス「どうだい?効いただろう?」
アグナムは剣を地面に突き刺したまま、口からつぅっと血が流れた。
アグナム「…これだけか?」
ダメージは入ったと思うが、アグナムには致命傷とはならなかった。
ディアス「な…今のが…効いてない…のか……?」
アグナム「いや、中々効いたぜ、1発だけでも当たってやろうと思ってな」
ディアス「っく……」
アグナム「冥土の土産に見せてやろう、炎獣を纏いし者の姿を」
フェル「ここら辺で…大丈夫だと……思う」
負傷しているフェルを抱えながら蒼馬はアグナムとの距離をとっていた。
蒼馬「俺は1度見たことがあるが、こんなにも離れないと巻き添えくらうのか?」
フェル「うん、危険だよ」
キリカ「あらあら、こんなに怪我しちゃって」
そこにミゼルとの戦闘に勝利したキリカが駆けつける。
蒼馬「キリカ・ハルバーン、マスターでない俺が言うのもなんだが、こいつの怪我を直してやってくれないか」
キリカ「えぇ、ハーリィの妹ということもあるし、仕方がないわね」
そしてキリカはフェルに治癒の魔法をかける。
アグナム「いくぜ……」
アグナムは炎のオーラを下に噴射させ、宙に飛び上がる。
そして紅蓮のように紅く、蒼馬達から見たらそこに太陽があるかのように、アグナムから炎が吹き荒れていた。
アグナム「全てを塵とし破滅を導きし魔獣よ、我が力の糧となれ……!!!」
アグナムの周りにあったオーラが全てアグナムに吸収されるように消えてゆく。
そして眩い閃光が辺りを照らす。
アグナム「宝具、イフリート」
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~
スサノワ
ファンタジー
「ここわぁ、地獄かぁ――!?」
悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、気がつきゃ金糸のような髪の小娘に!?
「えっ、ファンタジーかと思ったぁ? 残っ念っ、ハイ坊主ハラペコSFファンタジーでしたぁ――ウケケケッケッ♪」
やかましぃやぁ。
※小説家になろうさんにも投稿しています。投稿時は初稿そのまま。順次整えます。よろしくお願いします。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
