100 / 896
1-100
しおりを挟む
手にした一振りの剣に、
(な、何なんですの……この剣は……)
嫉妬心も忘れ、思わず息を呑むドロプウォート。言葉では表現できない、その圧倒的存在感に。
緊張した面持ちで剣を鞘から静かに抜き出し刀身を見つめると、そこに映りしは、美しき波模様の刃文(はもん)に浮かぶ自身の顔。
(まるで吸い込まれそうな程の「美しい輝き」ですわぁ……しかしそれでいて堅牢……)
畏敬にも似た感情を以て食い入る様に見惚れていたが、その時ラミウムは、
(コイツはぁ日本刀?! まさかラディの記憶が……)
それは自身のチカラの弱まりを意味し、内心で焦りを覚えていた。
そこへ追い打ちをかける様に、
『椅子車と同様ぅ、ソイツも勇者様の発案ですじゃ♪』
(!)
親方の声が。
彼女の内なる不安など知る由も無い親方は他意無く、笑顔で、しかし更に不安を煽る様な感心しきりで、
「叩いて「不純物を取り除く」ってのはやっておりましたがぁ、まさぁか粘土の様に、折り返し折り返し叩くってぇ発想にはぁ驚きましたわぁい」
すると褒められ慣れていないラディッシュが照れ臭そうに、
「いやぁ~僕だけのチカラじゃ出来なかったですよぉ~。金属の選定や作業工程に関しては、親方の発想じゃないですかぁ~木工職人とは思えない、見事な御手前でした♪」
一流の職人技を目の当たりに出来たのか、ホクホク顔を見せ、
「カァーカッカッ! 嬉しい事を申されるぅ。田舎の職人ってのは、何でも出来ないと食ってけねぇでしてなぁ♪」
笑い合う二人に、ラミウムが言葉を選ぶように、
「ら、ラディ……」
「?」
「アンタまさか記憶が……」
(!)
いつもと微妙に違う彼女の空気を、敏感に感じ取るラディッシュ。
咄嗟の判断で、
「ううん。ぜぇんぜぇ~ん♪」
明るく軽く、笑って見せ、
「単純に「紙を折り畳んでいけば丈夫になるから」って思い付きで、それを親方に伝えただけだよ」
「そ、そうかぁい」
微かな動揺を残す彼女の微笑に、
(ラミィって意外と繊細だから「自分の怪しい声が聞こえた話」は、ラミィの体が良くなるまで黙っておこう……)
自身の不安は腹の底にそっと押し留め、何事にも気付いていないかの様な口振りで、
「それがどぅかしたのぉ?」
いつものユルイ笑顔で首を傾げると、
「ケぇ! 何でもないさぇねぇ!」
通常営業に戻ったラミウムは、
「アタシだけ特別だと思っていたのにさぁね!」
皮肉った笑みを浮かべ、
「それでぇ、パストの装備はどうなってるのさぁねぇ? パストの装備も、単なる「腕当て」と「脛当て」って訳じゃないんだろぅ?」
すると親方が、
「当然ですじゃわい♪」
高笑いしながら、
「基本的に素手で戦う武闘家のパストリス様の動きを邪魔しない様に、肘から手首、両前腕部のみを覆う「腕当て」には、剣に用いた技術を応用し、そこらの手甲なんぞ薄氷に思える強度を持っておりますのじゃ。それは「脛当て」も同じで、しかも「両腕当て」の下には短剣を隠し備え、ドロプウォート様から伝授されたと言う剣技も使える様にしてありますじゃ」
パストリスは早速装備して見ると、
「す、凄いでぇす! とってぇも頑丈だしぃ、これならドロプに買ってもらった服の下に装備が隠れるでぇすぅ!」
「カァーカッカッ! それも勇者様の発想なのですじゃあ♪」
するとラディッシュが補足する様に、屈託ない笑顔で、
「せっかくカワイイのに、無骨な装備が丸見えだと台無しだからね♪」
「かっ、可愛い……」
ボッと赤くなるパストリス。
その恥じらいの表情と、ドロプウォートとラミウムが向ける刺す様なジト目に、
「!」
ラディッシュは自身の言葉足らずにハッと気付き、
「あっ! かっ、可愛いって言うのは「買ってもらった服」がねぇ! あっ、もっ、勿論パストさんもぉだけどぉおぉ!」
しどろもどろで取り繕っていると、
「カァーカッカッ! 若いとは良いですじゃなぁ♪」
親方は弟子と共に、愉快そうに高笑い。
しかし、
「ですがぁじゃ勇者様ぁ」
「?」
「パストリス様の装備に、剣に施した様な「強化の天法」を、本当にしなくて良いので? その分の強度を多少でも補う為に、過剰に重くなってしもうたがぁ……」
ラディッシュの判断は、妖人であり、地法を用いて戦うパストリスを考慮しての決断であった。
天法と地法はプラス極とマイナス極の様な物。
彼女にとって天法が付与された装備を使うとは「チカラの差し引かれ」でしかなく、とは言え彼女が妖人である事実を親方たちに明かす訳にはいかず、
「うん。大丈夫♪」
笑顔で答え、パストリスには、
「重さは全然気にならないよね?」
表面上は「重さ」を尋ねて見せ、その実、
(妖人の件は、僕に任せておいてね♪)
アイコンタクト。
キャッチしたパストリスも笑顔で、表面上は「はい」と答えつつ、
(信じてますでぇす♪)
連携の確認が取れ、心の内で安堵するラディッシュではあったが、
「「…………」」
ラミウム、ドロプウォートの物言いたげな眼差しに晒され内心で冷や汗、表面上は平静を装い親方には、
「ま、前に説明した通りぃ、パストさんの家は「天法に頼り過ぎない暮らし」を心掛ける宗派の家柄で、ぼ、僕はソレを尊重してあげたいんだよぉ♪」
パストリスを守る為と頭では理解しつつ、信頼してくれている相手に「嘘」を話している自身に、
(ちょっと心が痛いぃ……)
罪悪感を覚えてはいた。
とは言え、今は亡き盗賊村の村人(妖人)たちが「天法に頼り過ぎない暮らし(※正確に頼れない暮らし)」を送っていたのは事実であり、その事実を心の拠り所に、
(親方さん、ターナップさん、村のみなさん、本当の事を話せなくてゴメンなさぁい!)
心の中で頭を下げた。
するとラミウムが「彼の内なる苦悩」を察してか、唐突に、
「そう言やぁラディ」
「?」
「アンタの分は無いのかぁい?」
「!」
待っていましたとばかり、二ッと歯を見せ親方と笑い合うラディッシュ。
(な、何なんですの……この剣は……)
嫉妬心も忘れ、思わず息を呑むドロプウォート。言葉では表現できない、その圧倒的存在感に。
緊張した面持ちで剣を鞘から静かに抜き出し刀身を見つめると、そこに映りしは、美しき波模様の刃文(はもん)に浮かぶ自身の顔。
(まるで吸い込まれそうな程の「美しい輝き」ですわぁ……しかしそれでいて堅牢……)
畏敬にも似た感情を以て食い入る様に見惚れていたが、その時ラミウムは、
(コイツはぁ日本刀?! まさかラディの記憶が……)
それは自身のチカラの弱まりを意味し、内心で焦りを覚えていた。
そこへ追い打ちをかける様に、
『椅子車と同様ぅ、ソイツも勇者様の発案ですじゃ♪』
(!)
親方の声が。
彼女の内なる不安など知る由も無い親方は他意無く、笑顔で、しかし更に不安を煽る様な感心しきりで、
「叩いて「不純物を取り除く」ってのはやっておりましたがぁ、まさぁか粘土の様に、折り返し折り返し叩くってぇ発想にはぁ驚きましたわぁい」
すると褒められ慣れていないラディッシュが照れ臭そうに、
「いやぁ~僕だけのチカラじゃ出来なかったですよぉ~。金属の選定や作業工程に関しては、親方の発想じゃないですかぁ~木工職人とは思えない、見事な御手前でした♪」
一流の職人技を目の当たりに出来たのか、ホクホク顔を見せ、
「カァーカッカッ! 嬉しい事を申されるぅ。田舎の職人ってのは、何でも出来ないと食ってけねぇでしてなぁ♪」
笑い合う二人に、ラミウムが言葉を選ぶように、
「ら、ラディ……」
「?」
「アンタまさか記憶が……」
(!)
いつもと微妙に違う彼女の空気を、敏感に感じ取るラディッシュ。
咄嗟の判断で、
「ううん。ぜぇんぜぇ~ん♪」
明るく軽く、笑って見せ、
「単純に「紙を折り畳んでいけば丈夫になるから」って思い付きで、それを親方に伝えただけだよ」
「そ、そうかぁい」
微かな動揺を残す彼女の微笑に、
(ラミィって意外と繊細だから「自分の怪しい声が聞こえた話」は、ラミィの体が良くなるまで黙っておこう……)
自身の不安は腹の底にそっと押し留め、何事にも気付いていないかの様な口振りで、
「それがどぅかしたのぉ?」
いつものユルイ笑顔で首を傾げると、
「ケぇ! 何でもないさぇねぇ!」
通常営業に戻ったラミウムは、
「アタシだけ特別だと思っていたのにさぁね!」
皮肉った笑みを浮かべ、
「それでぇ、パストの装備はどうなってるのさぁねぇ? パストの装備も、単なる「腕当て」と「脛当て」って訳じゃないんだろぅ?」
すると親方が、
「当然ですじゃわい♪」
高笑いしながら、
「基本的に素手で戦う武闘家のパストリス様の動きを邪魔しない様に、肘から手首、両前腕部のみを覆う「腕当て」には、剣に用いた技術を応用し、そこらの手甲なんぞ薄氷に思える強度を持っておりますのじゃ。それは「脛当て」も同じで、しかも「両腕当て」の下には短剣を隠し備え、ドロプウォート様から伝授されたと言う剣技も使える様にしてありますじゃ」
パストリスは早速装備して見ると、
「す、凄いでぇす! とってぇも頑丈だしぃ、これならドロプに買ってもらった服の下に装備が隠れるでぇすぅ!」
「カァーカッカッ! それも勇者様の発想なのですじゃあ♪」
するとラディッシュが補足する様に、屈託ない笑顔で、
「せっかくカワイイのに、無骨な装備が丸見えだと台無しだからね♪」
「かっ、可愛い……」
ボッと赤くなるパストリス。
その恥じらいの表情と、ドロプウォートとラミウムが向ける刺す様なジト目に、
「!」
ラディッシュは自身の言葉足らずにハッと気付き、
「あっ! かっ、可愛いって言うのは「買ってもらった服」がねぇ! あっ、もっ、勿論パストさんもぉだけどぉおぉ!」
しどろもどろで取り繕っていると、
「カァーカッカッ! 若いとは良いですじゃなぁ♪」
親方は弟子と共に、愉快そうに高笑い。
しかし、
「ですがぁじゃ勇者様ぁ」
「?」
「パストリス様の装備に、剣に施した様な「強化の天法」を、本当にしなくて良いので? その分の強度を多少でも補う為に、過剰に重くなってしもうたがぁ……」
ラディッシュの判断は、妖人であり、地法を用いて戦うパストリスを考慮しての決断であった。
天法と地法はプラス極とマイナス極の様な物。
彼女にとって天法が付与された装備を使うとは「チカラの差し引かれ」でしかなく、とは言え彼女が妖人である事実を親方たちに明かす訳にはいかず、
「うん。大丈夫♪」
笑顔で答え、パストリスには、
「重さは全然気にならないよね?」
表面上は「重さ」を尋ねて見せ、その実、
(妖人の件は、僕に任せておいてね♪)
アイコンタクト。
キャッチしたパストリスも笑顔で、表面上は「はい」と答えつつ、
(信じてますでぇす♪)
連携の確認が取れ、心の内で安堵するラディッシュではあったが、
「「…………」」
ラミウム、ドロプウォートの物言いたげな眼差しに晒され内心で冷や汗、表面上は平静を装い親方には、
「ま、前に説明した通りぃ、パストさんの家は「天法に頼り過ぎない暮らし」を心掛ける宗派の家柄で、ぼ、僕はソレを尊重してあげたいんだよぉ♪」
パストリスを守る為と頭では理解しつつ、信頼してくれている相手に「嘘」を話している自身に、
(ちょっと心が痛いぃ……)
罪悪感を覚えてはいた。
とは言え、今は亡き盗賊村の村人(妖人)たちが「天法に頼り過ぎない暮らし(※正確に頼れない暮らし)」を送っていたのは事実であり、その事実を心の拠り所に、
(親方さん、ターナップさん、村のみなさん、本当の事を話せなくてゴメンなさぁい!)
心の中で頭を下げた。
するとラミウムが「彼の内なる苦悩」を察してか、唐突に、
「そう言やぁラディ」
「?」
「アンタの分は無いのかぁい?」
「!」
待っていましたとばかり、二ッと歯を見せ親方と笑い合うラディッシュ。
0
あなたにおすすめの小説
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる