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お残しは許しません
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「ばあちゃん…味噌汁の具は大根とワカメが良い…」
「寝言でリクエストとは随分図太いことで。」
「……んん…?」
空きっ腹にダイレクトアタックな良い香りがする。
「あれ、草原じゃない?」
目覚めると保健室の様な雰囲気のある清潔そうなベッドの上で横になっていた。
薬品の様なものが並んでいるところを見ると、病院…はたまた救護室かな?
「おら、ミソシル?ってのは分からんが、とりあえず飲め。腹減ってんだろ?」
あ、この声は目覚ましボイスにしたい声堂々1位(私調べ)のワイルドダンディさんだ。
ということはぶっ倒れる前に声を掛けていた人か。
「警戒する気持ちも分かるが、飲まなきゃまたぶっ倒れるだけだぜ。」
「アリガトウゴザイマス…」
差し出された器から目線を上げるとこの声にしてこの顔ありといった厳つい顔がそこにあった。
ガッシリした筋肉に眼帯、髪はオールバックとはキャラ盛りすぎじゃないですか…?上に羽織ってるのは白衣…?
え、やだこの顔で??
「何か失礼なこと考えてんな?」
「滅相もない!!イタダキマス!!」
出されたもんは残さず食えと育てられてきたので、ひとまずこの状況は置いといて欲を満たすことを優先した。
「はぁ…何だか身体がぽかぽかしてきた…」
「まーな。緑の連中に無理やり協力させて作った回復スープだ。魔力と体力の両方に効果がある。」
「緑…?魔力…本当に異世界なんだなぁ…」
サラサラと知らない知識が流れて行くのを聞きながら、いやはや遠くへ来たもんだとしみじみしていた。人間予想外のことが連続で起こると図太くなるもんである。
「ほぉ…こいつで回復していくところを見るとお前にも魔力はあるんだな?程々に落ち着いたところでこっちからも尋ねるが良いか?」
「あぁ、はい。ご馳走様でした。この度は拾って頂き…」
ありがとうございますとまずはお礼を述べようとしたところで
ジャキン
硬いものが気付けば側頭部に当てられていた。
「Wow…」
自然とハンズアップしていた。
「寝言でリクエストとは随分図太いことで。」
「……んん…?」
空きっ腹にダイレクトアタックな良い香りがする。
「あれ、草原じゃない?」
目覚めると保健室の様な雰囲気のある清潔そうなベッドの上で横になっていた。
薬品の様なものが並んでいるところを見ると、病院…はたまた救護室かな?
「おら、ミソシル?ってのは分からんが、とりあえず飲め。腹減ってんだろ?」
あ、この声は目覚ましボイスにしたい声堂々1位(私調べ)のワイルドダンディさんだ。
ということはぶっ倒れる前に声を掛けていた人か。
「警戒する気持ちも分かるが、飲まなきゃまたぶっ倒れるだけだぜ。」
「アリガトウゴザイマス…」
差し出された器から目線を上げるとこの声にしてこの顔ありといった厳つい顔がそこにあった。
ガッシリした筋肉に眼帯、髪はオールバックとはキャラ盛りすぎじゃないですか…?上に羽織ってるのは白衣…?
え、やだこの顔で??
「何か失礼なこと考えてんな?」
「滅相もない!!イタダキマス!!」
出されたもんは残さず食えと育てられてきたので、ひとまずこの状況は置いといて欲を満たすことを優先した。
「はぁ…何だか身体がぽかぽかしてきた…」
「まーな。緑の連中に無理やり協力させて作った回復スープだ。魔力と体力の両方に効果がある。」
「緑…?魔力…本当に異世界なんだなぁ…」
サラサラと知らない知識が流れて行くのを聞きながら、いやはや遠くへ来たもんだとしみじみしていた。人間予想外のことが連続で起こると図太くなるもんである。
「ほぉ…こいつで回復していくところを見るとお前にも魔力はあるんだな?程々に落ち着いたところでこっちからも尋ねるが良いか?」
「あぁ、はい。ご馳走様でした。この度は拾って頂き…」
ありがとうございますとまずはお礼を述べようとしたところで
ジャキン
硬いものが気付けば側頭部に当てられていた。
「Wow…」
自然とハンズアップしていた。
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