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第15話 逃げる二人と追う四人
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「あれっ?ロッツォどうし…」
「逃げるぞリリン!」
草原に座ってロッツォを待っていたリリンは走ってきたロッツォに手を引かれて一緒に走り出す。
「ど、どうしたの?!」
「盗賊だ!既に村は侵略されてて…ツムギ兄ちゃんが…」
「えっ?!」
ロッツォの当然の言葉に走りながらもリリンは驚きを隠せない。
そして、後ろから追い掛けてくる気配に直ぐに気付いた。
四人の盗賊はロッツォを追ってきて思わぬ収穫に笑みを浮かべる。
子供でも少女はかなりの高値で売れる上に自分達が色々と使うのにも美味しい獲物である。
「どっ何処に逃げる?!」
「あの洞穴に隠れよう!」
「えっ?でも…」
リリンはロッツォの言ってる洞窟に直ぐに気付き止めようとするが、現状的にそれ以外の案が浮かばないので何も言えなくなる。
そして、逃げ続けること約10分。
如何せん子供の足ではこれ以上走り続けることが困難になり二人はその洞窟へと入っていく。
それを早歩きで追っていた盗賊達も距離を保ちながら追い掛けていく。
彼等には直ぐに分かり早歩きから横一列に並んで歩くペースを落とした。
奥から風が吹いていないのだ。
それはつまりこの先は行き止まりと言うことに他ならない。
「良い獲物が見たかったから頭もさぞお慶びだろう、男は殺しても構わないから女は殺すなよ」
長髪の盗賊の言葉に残りの奴隷3人は頷く。
そして、追い詰めるように先へ進んだ時であった。
「ぐわっ?!」
奴隷の一人が上から降ってきた岩にぶつかり倒れた。
見上げるとあの少年がそこに居た。
「ガキが…余計な手間を増やしやがって」
追い込まれ上を取った事で少年は優位になったと勘違いした。
確かに位置取り的に有利な状況には違いないが、それは相手が手を出せない場合に限った。
「降りてきやがれ!ストーンクラッシュ!」
長髪の盗賊が叫ぶと目の前の岩が砕けた!
破壊力はそれほどでもないが魔法である。
そして、それはその上の岩に亀裂を作り少年の足場を崩した!
「うっうわぁぁ?!??!」
崩れた岩から身を引いていた長髪の盗賊は横たわり全身を打った少年に近よりその背中を踏みつけるのであった。
「逃げるぞリリン!」
草原に座ってロッツォを待っていたリリンは走ってきたロッツォに手を引かれて一緒に走り出す。
「ど、どうしたの?!」
「盗賊だ!既に村は侵略されてて…ツムギ兄ちゃんが…」
「えっ?!」
ロッツォの当然の言葉に走りながらもリリンは驚きを隠せない。
そして、後ろから追い掛けてくる気配に直ぐに気付いた。
四人の盗賊はロッツォを追ってきて思わぬ収穫に笑みを浮かべる。
子供でも少女はかなりの高値で売れる上に自分達が色々と使うのにも美味しい獲物である。
「どっ何処に逃げる?!」
「あの洞穴に隠れよう!」
「えっ?でも…」
リリンはロッツォの言ってる洞窟に直ぐに気付き止めようとするが、現状的にそれ以外の案が浮かばないので何も言えなくなる。
そして、逃げ続けること約10分。
如何せん子供の足ではこれ以上走り続けることが困難になり二人はその洞窟へと入っていく。
それを早歩きで追っていた盗賊達も距離を保ちながら追い掛けていく。
彼等には直ぐに分かり早歩きから横一列に並んで歩くペースを落とした。
奥から風が吹いていないのだ。
それはつまりこの先は行き止まりと言うことに他ならない。
「良い獲物が見たかったから頭もさぞお慶びだろう、男は殺しても構わないから女は殺すなよ」
長髪の盗賊の言葉に残りの奴隷3人は頷く。
そして、追い詰めるように先へ進んだ時であった。
「ぐわっ?!」
奴隷の一人が上から降ってきた岩にぶつかり倒れた。
見上げるとあの少年がそこに居た。
「ガキが…余計な手間を増やしやがって」
追い込まれ上を取った事で少年は優位になったと勘違いした。
確かに位置取り的に有利な状況には違いないが、それは相手が手を出せない場合に限った。
「降りてきやがれ!ストーンクラッシュ!」
長髪の盗賊が叫ぶと目の前の岩が砕けた!
破壊力はそれほどでもないが魔法である。
そして、それはその上の岩に亀裂を作り少年の足場を崩した!
「うっうわぁぁ?!??!」
崩れた岩から身を引いていた長髪の盗賊は横たわり全身を打った少年に近よりその背中を踏みつけるのであった。
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