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第34話 ピンチはチャンス?
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(ぐっ…足が…)
転がった拍子に打ち付けたらしく左足に走る痛みを堪えながらリリンの口を手で塞ぐ。
悪魔は虚ろな片方の目で周囲を見回していた。
(やはり音か…)
今までに襲い掛かってきていた村人だったモノも、視点が定まらず目で追うと言うより何かに反応して追いかけてきている感じがしていたのだ。
(どうする?今の音で外の奴等が集まってきたら終わりだぞ…)
必死に思考を巡らせている俺の事なんかお構い無しに悪魔はその手を上に掲げた。
(おいおいマジかよ…)
頭上に掲げられた手の上には空気が集まるように渦を巻いて炎の塊が出来上がっていく。
その時であった。
「ぅぅうぁぁあああ…」
家の入り口の方から呻き声が聞こえ音に反応してやって来た村人だったモノが中へと入ってきた。
それに反応して悪魔は頭上に掲げていた炎の塊をそこへ投げ付ける!
ゴゥッ!
炎が人の肉を焼きながら家の入り口を巻き込んで炸裂した。
木と藁で出来た家なのでその火は直ぐに燃え移り入り口を炎で閉ざしていく。
驚くべきは炎の塊をぶつけられた村人だろう。
炸裂した炎と共に体を吹き飛ばされバラバラになったにも関わらず焼かれながら転がる腕が足が別々に動いているのだ。
「がぁぁぁぉ!!!」
その蠢く音に反応して悪魔はバラバラになったそれに襲い掛かる。
(今だ!)
リリンを抱き締めたまま悪魔が入ってきた穴から俺は足を引きずる音を出来るだけ立てないように外へ出るのであった。
転がった拍子に打ち付けたらしく左足に走る痛みを堪えながらリリンの口を手で塞ぐ。
悪魔は虚ろな片方の目で周囲を見回していた。
(やはり音か…)
今までに襲い掛かってきていた村人だったモノも、視点が定まらず目で追うと言うより何かに反応して追いかけてきている感じがしていたのだ。
(どうする?今の音で外の奴等が集まってきたら終わりだぞ…)
必死に思考を巡らせている俺の事なんかお構い無しに悪魔はその手を上に掲げた。
(おいおいマジかよ…)
頭上に掲げられた手の上には空気が集まるように渦を巻いて炎の塊が出来上がっていく。
その時であった。
「ぅぅうぁぁあああ…」
家の入り口の方から呻き声が聞こえ音に反応してやって来た村人だったモノが中へと入ってきた。
それに反応して悪魔は頭上に掲げていた炎の塊をそこへ投げ付ける!
ゴゥッ!
炎が人の肉を焼きながら家の入り口を巻き込んで炸裂した。
木と藁で出来た家なのでその火は直ぐに燃え移り入り口を炎で閉ざしていく。
驚くべきは炎の塊をぶつけられた村人だろう。
炸裂した炎と共に体を吹き飛ばされバラバラになったにも関わらず焼かれながら転がる腕が足が別々に動いているのだ。
「がぁぁぁぉ!!!」
その蠢く音に反応して悪魔はバラバラになったそれに襲い掛かる。
(今だ!)
リリンを抱き締めたまま悪魔が入ってきた穴から俺は足を引きずる音を出来るだけ立てないように外へ出るのであった。
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