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第100話 帰って来た彼女達
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やわらかい・・・
なんて柔らかい枕だ・・・
そして、左手人差し指に懐かしい感触が・・・
俺はゆっくりと目を開いた。
「おはようございます。明さん」
そこには天使が居た。
驚く明だったが天使が目の前に居て自分に膝枕をしているのは分かった。
この反則的な柔らかい枕の溝に耳の後ろにあるフェエロモンが出るツボが刺激されて幸せが溢れてくる。
「ちゅぱっちゅぱっ」
なんだ?左手人差し指が温かい何かに包まれている・・・
ゆっくりと顔をそちらに向けると髪の長い女性が明の左手人差し指を咥えて舐めていた。
誰だ?・・・君は一体・・・
「あっお兄ちゃん起きた?」
今度は右側から声が聞こえた。
そちらを向くと少女が顔を覗き込んでいた。
誰だ?小さいポニーテールが可愛く揺れていてその瞳は潤んでいる。
「天使、彼女達は?」
「明さんの義姉さんと義妹さんですよ」
「へっ?」
----時は少し遡る----
「明様?!」
姫子が魔法で出したドアを開いた空間を皆が覗き込んでいたら突然明が倒れたのだ。
慌てて介抱する志保と姫子だったがその時ドアの方から誰かの声がした。
「くんくん・・・くんくん・・・明さんの匂いですわー!!!」
ドアから天使が飛び込んできたのだ!
実は天使、昨夜明の家に戻ったのだが誰も帰ってこないので明の匂いを追ってゲームセンターを徘徊していたのだ。 犬か?!www
「ややっ!志保さん!明さんどうしたんですか?!」
「あっ天使さん久しぶりです。明さん突然倒れちゃって・・・」
「分かりました。任せて下さい」
そう言って明を膝枕して両頬に手をあて魔法で明の体を癒し始める。
「これは魔素切れですね、酸欠みたいなものです。」
「えっ?でも何で突然?」
「ん?・・・そこの貴女?その右肩は何ですか?」
天使が姫子の方を見ながら言い出した。
「えっ?右肩?」
「明さんの右肩から貴女の右肩へ魔素が流れています。」
「えぇ!?」
そう、明があっちの世界で姫子の右肩が光っていたのはこういう事だったのである。
「何か大きな魔法お使いになりましたね?」
「はい、そのドア出しました。」
「天使さん、入っても大丈夫?」
全員がドアの方を見ると小さいポニーテールの少女と髪の長い女性がドアから覗き込んでいた。
「えぇ、明さん居ましたよ」
「あき・・・お兄ちゃんだった。まだ慣れないや」
「大丈夫、私はあー君って呼ぶ事にしたから」
「えーお姉ちゃんズルイ~」
なにやら賑やかな二人がドアを通って入ってきた。
それを確認して天使が伝える。
「貴女のドアに明さんの魔素使い続けていますので閉めて貰っていいですか?」
「えっ?あっはい」
姫子がドアを閉めて振り返ると髪の長い女性が明の左手を手にとって口に咥えていた。
「ちょっと!何やってるの!」
「ん?ふぁんひぉう(えっ?看病)」
「あっお兄ちゃん起きそうだよ」
そうして明は目覚めたのだった。
「天使、俺一人っ子なんだけど・・・」
「えぇ、大丈夫。二人共自己紹介しなさいな」
「お兄ちゃん、私は断末 美紀だよ」
「あー君、私は断末 貞子よ」
「えっ・・・美紀?貞子?・・・えぇえええええええええええええええええ!!!」
この後、一同の見守る中天使から事情説明があった。
今回天界に戻ってたのはとある神様が神力を使って二人を転生させたとの事。
記憶はそのままで二人共天使と同じ人の元に転生したいと言うので、その神様が禁忌を犯すレベルの神力を使って無理やり捻じ込んだと言うのだ。
そして、天使はそこで転生した貞子と再会するのであった。
ちなみに美紀は天使とも貞子とも初対面だったが明から話は聞いていたので直ぐに打ち解けた。
二人は養子になって断末家に入り明の義姉と義妹として戸籍とかも用意されていると言う事だった。
「っという訳でこれからも一緒に居られるよお兄ちゃん」
「あー君、義姉だから私達結婚も出来るのよ」
「駄目です!許婚の私が居るのに姉弟で結婚なんて認めません!っというか明さんは一人っ子です!」
ここで天使が姫子の存在に驚く。
神様が神力を使って起こした奇跡は地上の人間の記憶すらも弄っている筈なので明の両親も二人を娘と認識している筈なのに姫子だけはその力が届いていなかったのである。
明の周りにいきなり増えた3人に驚きつつ全く会話に参加できない勇者達と大男と不良女・・・
ちなみにハーピーは天使の聖なる存在感に本能が危機を悟って身動き取れなくなっていた。
「あら?あの魔物は?」
そのハーピーを天使が見つめた。
ハーピーは蛇に睨まれた蛙の様に全身を硬直させガタガタ震えている。
「うふふふふ・・・怖がらなくても良いのよ、今楽にしてあげ・・・ぷごっ!」
「何勝手に処分しようとしてるんだよ」
天使の頭に明のチョップが炸裂した。
明は手加減したつもりだったが異世界に来てから実は数回レベルアップしていて攻撃力が結構上がってたりするのだ。
そのまま明はハーピーを抱き寄せる。
「こいつは俺がテイムしたハーピーだ。」
「ご・・・ご主人様・・・」
ハーピーは感動して明に抱き付いた。
「あーずるいー!」
そう言って志保も抱き付き流れに乗って姫子、美紀、貞子も抱きついてきた。
美少女アーマーマーク2であるwww
勿論重すぎて動けないが女性に重いなんて言ったら危険なので言わない明・・・
変なところだけ空気が読めていたwww
「はー、分かりました。そこのハーピーちょっと来なさい」
そう言ってハーピーに手招きした天使に明はハーピーを向かわせる。
「じっとしていて下さいね」
天使の手から光が出てそれがハーピーを包み込む。
それはハーピーの体に馴染みゆっくりとその体の中へ入っていった。
「これは一体・・・?!」
ハーピーはその手を見て驚いた。
両手だけでなく両足も人間になっていたのだ!
「人に擬態できる能力を授けました。いつでも元の姿に戻れますしこれなら貴女も明さんの子供授かれますよ」
天使の一言にその場の全員が目を開いて天使の言葉に驚いていた。
天使は言ったのだ・・・あなた「も」と・・・
そして、横で目を輝かせながら何回も頷いている貞子・・・お前もそっち側か!www
なんて柔らかい枕だ・・・
そして、左手人差し指に懐かしい感触が・・・
俺はゆっくりと目を開いた。
「おはようございます。明さん」
そこには天使が居た。
驚く明だったが天使が目の前に居て自分に膝枕をしているのは分かった。
この反則的な柔らかい枕の溝に耳の後ろにあるフェエロモンが出るツボが刺激されて幸せが溢れてくる。
「ちゅぱっちゅぱっ」
なんだ?左手人差し指が温かい何かに包まれている・・・
ゆっくりと顔をそちらに向けると髪の長い女性が明の左手人差し指を咥えて舐めていた。
誰だ?・・・君は一体・・・
「あっお兄ちゃん起きた?」
今度は右側から声が聞こえた。
そちらを向くと少女が顔を覗き込んでいた。
誰だ?小さいポニーテールが可愛く揺れていてその瞳は潤んでいる。
「天使、彼女達は?」
「明さんの義姉さんと義妹さんですよ」
「へっ?」
----時は少し遡る----
「明様?!」
姫子が魔法で出したドアを開いた空間を皆が覗き込んでいたら突然明が倒れたのだ。
慌てて介抱する志保と姫子だったがその時ドアの方から誰かの声がした。
「くんくん・・・くんくん・・・明さんの匂いですわー!!!」
ドアから天使が飛び込んできたのだ!
実は天使、昨夜明の家に戻ったのだが誰も帰ってこないので明の匂いを追ってゲームセンターを徘徊していたのだ。 犬か?!www
「ややっ!志保さん!明さんどうしたんですか?!」
「あっ天使さん久しぶりです。明さん突然倒れちゃって・・・」
「分かりました。任せて下さい」
そう言って明を膝枕して両頬に手をあて魔法で明の体を癒し始める。
「これは魔素切れですね、酸欠みたいなものです。」
「えっ?でも何で突然?」
「ん?・・・そこの貴女?その右肩は何ですか?」
天使が姫子の方を見ながら言い出した。
「えっ?右肩?」
「明さんの右肩から貴女の右肩へ魔素が流れています。」
「えぇ!?」
そう、明があっちの世界で姫子の右肩が光っていたのはこういう事だったのである。
「何か大きな魔法お使いになりましたね?」
「はい、そのドア出しました。」
「天使さん、入っても大丈夫?」
全員がドアの方を見ると小さいポニーテールの少女と髪の長い女性がドアから覗き込んでいた。
「えぇ、明さん居ましたよ」
「あき・・・お兄ちゃんだった。まだ慣れないや」
「大丈夫、私はあー君って呼ぶ事にしたから」
「えーお姉ちゃんズルイ~」
なにやら賑やかな二人がドアを通って入ってきた。
それを確認して天使が伝える。
「貴女のドアに明さんの魔素使い続けていますので閉めて貰っていいですか?」
「えっ?あっはい」
姫子がドアを閉めて振り返ると髪の長い女性が明の左手を手にとって口に咥えていた。
「ちょっと!何やってるの!」
「ん?ふぁんひぉう(えっ?看病)」
「あっお兄ちゃん起きそうだよ」
そうして明は目覚めたのだった。
「天使、俺一人っ子なんだけど・・・」
「えぇ、大丈夫。二人共自己紹介しなさいな」
「お兄ちゃん、私は断末 美紀だよ」
「あー君、私は断末 貞子よ」
「えっ・・・美紀?貞子?・・・えぇえええええええええええええええええ!!!」
この後、一同の見守る中天使から事情説明があった。
今回天界に戻ってたのはとある神様が神力を使って二人を転生させたとの事。
記憶はそのままで二人共天使と同じ人の元に転生したいと言うので、その神様が禁忌を犯すレベルの神力を使って無理やり捻じ込んだと言うのだ。
そして、天使はそこで転生した貞子と再会するのであった。
ちなみに美紀は天使とも貞子とも初対面だったが明から話は聞いていたので直ぐに打ち解けた。
二人は養子になって断末家に入り明の義姉と義妹として戸籍とかも用意されていると言う事だった。
「っという訳でこれからも一緒に居られるよお兄ちゃん」
「あー君、義姉だから私達結婚も出来るのよ」
「駄目です!許婚の私が居るのに姉弟で結婚なんて認めません!っというか明さんは一人っ子です!」
ここで天使が姫子の存在に驚く。
神様が神力を使って起こした奇跡は地上の人間の記憶すらも弄っている筈なので明の両親も二人を娘と認識している筈なのに姫子だけはその力が届いていなかったのである。
明の周りにいきなり増えた3人に驚きつつ全く会話に参加できない勇者達と大男と不良女・・・
ちなみにハーピーは天使の聖なる存在感に本能が危機を悟って身動き取れなくなっていた。
「あら?あの魔物は?」
そのハーピーを天使が見つめた。
ハーピーは蛇に睨まれた蛙の様に全身を硬直させガタガタ震えている。
「うふふふふ・・・怖がらなくても良いのよ、今楽にしてあげ・・・ぷごっ!」
「何勝手に処分しようとしてるんだよ」
天使の頭に明のチョップが炸裂した。
明は手加減したつもりだったが異世界に来てから実は数回レベルアップしていて攻撃力が結構上がってたりするのだ。
そのまま明はハーピーを抱き寄せる。
「こいつは俺がテイムしたハーピーだ。」
「ご・・・ご主人様・・・」
ハーピーは感動して明に抱き付いた。
「あーずるいー!」
そう言って志保も抱き付き流れに乗って姫子、美紀、貞子も抱きついてきた。
美少女アーマーマーク2であるwww
勿論重すぎて動けないが女性に重いなんて言ったら危険なので言わない明・・・
変なところだけ空気が読めていたwww
「はー、分かりました。そこのハーピーちょっと来なさい」
そう言ってハーピーに手招きした天使に明はハーピーを向かわせる。
「じっとしていて下さいね」
天使の手から光が出てそれがハーピーを包み込む。
それはハーピーの体に馴染みゆっくりとその体の中へ入っていった。
「これは一体・・・?!」
ハーピーはその手を見て驚いた。
両手だけでなく両足も人間になっていたのだ!
「人に擬態できる能力を授けました。いつでも元の姿に戻れますしこれなら貴女も明さんの子供授かれますよ」
天使の一言にその場の全員が目を開いて天使の言葉に驚いていた。
天使は言ったのだ・・・あなた「も」と・・・
そして、横で目を輝かせながら何回も頷いている貞子・・・お前もそっち側か!www
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