エロくてニューゲーム

昆布海胆

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第204話 監獄に捕らえられた大犯罪者『七つの大罪』

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「さっさと入れ!」

監獄の中へ押し込まれた明は地面を転がり勢いを利用して立ち上がる。
看守が牢屋の鍵を掛けて立ち去るのをそのままの姿勢で見送った明は内心ほくそ笑んでいた。

(計画通り)

そんな余裕の表情を浮かべる明に一人の男が声を掛ける・・・
明と同じ牢屋内に入れられている犯罪者である。

「へっ兄ちゃん随分余裕みたいだけどいつまでその余裕が持つかな?」

そう告げる男は手をワキワキしながら明に近寄る。
この世界が終わるかもしれないと言う状況の中で自暴自棄になり犯罪に走る者が後を絶たず他の牢屋内でも同様の酷い有様となっていた。
明の入った牢屋内には数名他に男が入れられているのだが彼等は全てに絶望したように横たわり涙を流していた。
尻が丸出しでいるのにはきっと目の前の男が原因だろう。

「へへへっ大人しく俺にヒィヒィ言わされるといいさ」

そんな事を言う男に明は消えるように男の背後に移動して後頭部をチョップでトンッとする。
その一撃で男は意識を失い前のめりに倒れた。

「悪いな、俺の処女はお前にやるわけにはいかないんだ」

そう倒れた男に告げて明は牢屋の入り口を見る。
そこに手を伸ばし押さえて呪文を唱える。
お馴染み明の魔法の出番である!

「エロエロエッグイヨ、我求め・・・なんだっけ」

そのまま鍵を握力で握り潰して牢を開ける明。
そして、通路に出て入り口とは逆の奥の方へ進んでいく・・・
左右の牢屋の中には沢山の囚人が入れられており、何をかって?ナニを勿論入れられている者も居るのは違いなかった。

「この奥か・・・」

そう呟く明は突き当たりのドアの前に立っていた。
勿論あそこも勃っていた。
明がワザと摑まってここまで来たのにはこの先に居るある人物に会う為であった。
明はそのドアのドアノブに手を伸ばし寸前で手を止める。
実はこのドア、鍵を先に刺さないとドアノブに電流が流れているのだ。
それを寸前で察知した明はおもむろにズボンを下ろす。
そして、オットセイ君をその手に掴みドアノブに向かって放尿を発射した!

バチバチバチバチ!!!!!

ドアノブから火花が飛び散り電気がショートするのが肉眼で確認できるくらい放電現象が始まった。
牢から覗いていた囚人達には見えていたであろう。
明の全身がレントゲン写真の様に白骨が透けてみるくらい感電しているその様を。
感電しないように手では触れなかったが放尿により電気は尿を伝わって明に流れたのだ。
そして、電気がショートしたように放電現象が収まり明はその場に片膝を付く・・・
普通の人間なら感電死しててもおかしくない状態の筈であるが明の強靭な肉体にはそれ程ダメージは無かった。
だが尿を伝わった電気はオットセイ君の中を伝い金玉に電気が流れてしまったのだ。
睾丸に流れた電気は激痛となり明の表情を歪ませる。
そして、この時に明の脳内に生み出された商品が後に断末家を更に富豪の道を歩ませる大ヒット玩具キャラクターとなるのをまだこの時誰も知らなかった。
そのキャラの名前は・・・

『電池ンコちゃん』

売れるわけ無いなと鼻で笑い明は立ち上がりドアを蹴り破る!
ドアノブは尿で濡れていたので触りたくなかったのである。
なら最初から蹴り破れば良かったのだがそこは形式美と言うものであろう。

そして、その奥の部屋にある7つの牢獄に入れられている7人の伝説級犯罪者。
人は彼らをこう呼ぶ・・・

『七つの大罪』

誰もが閉じ込められていたドアを蹴り破った明の姿をチラリと見るだけで直ぐに視線を外していた。
鋼鉄のドアを蹴り一つで破った超人に対する態度では無い、明らかに人間を超えた者達なのがそれだけで分かった。

「あんたらに会う為にここまで来たんだが・・・」
「失せろ、お前に俺たちは用が無い」

一番手前の牢屋に入っている紅茶を片手に読書を行なっている眼鏡の男性が答える。
彼こそは七つの大罪の一人、暴食の名を持つ『グラトニー』である。
とにかく女性の身に着けた物を調理して食べる異常者の一人であった。

「でも可愛い坊やじゃないか、話くらいは聞いてあげようか?」

反対側の筋肉ムキムキのおかまが話し掛けて来た。
その視線は明の尻を狙っていた。
彼こそは七つの大罪の一人、色欲の名を持つ『ラスト』である。
とにかく穴があると挿入したくなりコンビニのレジ横に在るドーナツの発情して襲い掛かった事で摑まった異常者の一人であった。

「お前が興味を持つほどの者なのか?」

その隣の男が話し掛けてくる。
先程まで明に一切興味を持ってなかった筈のその男は手にしていた快楽天を閉じて立ち上がる。
彼こそは七つの大罪の一人、嫉妬の名を持つ『エンヴィー』である。
この世の全ての干されている下着を回収すると言う至高の作業の途中で摑まった異常者の一人であった。

「俺はアンタに用があって来たんだ」

そう明が告げた先には片目の男が居た。
彼こそは七つの大罪の一人、強欲の名を持つ『グリード』である。
彼は気に入った人間の全てが知りたくなり興味を持った人間をストーキングするのを生きがいとしていた。
そして彼はその最中に事故で片目を失いその代償として一つの特殊能力を手に入れていたのだ。
それは・・・

『千里眼』

と呼ばれる全てを見通す能力。
だが彼はこの能力と共に全てを見れる為に見れないものが無くなり全てに絶望して自首してここに入っている。
見れないから見たい、これが彼の原動力であったのだが見れないものが無くなってしまったのだ。

「アンタの千里眼で今この地球を襲っているイングリモングリの親玉の事を見てもらいたいんだ」
「報酬は?勿論無料で働けって訳じゃないよな?」
「今、世間で話題になっている有名な映画のパロディAVでどうだ?」
「タイトルは?」
「君の縄と彼の鞭」
「よし、引き受けよう」

特に何の苦労も無く交渉は成立するのであった。
ちなみに残りの七つの大罪メンバーは・・・

憤怒の『ラース』、風呂を覗いたら水着着用していたので怒って飛び出し逮捕された異常者。
怠惰の『スロウド』、デリヘルを部屋に呼んでプレイをお任せで長時間行なわせて代金を支払わなくて逮捕された異常者。
傲慢の『プライド』七つの大罪の中で唯一の女で、自分のアソコの毛が濃すぎて、その毛を他人に食べさせたくて店に置かれている食品に自らのマン毛を混入させ逮捕された異常者

この7人がこの世界の七つの大罪と呼ばれる大犯罪者であった。
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