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第3話 飽く迄も正当防衛なので自分は正義と疑わないジョン

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「や、止めて!」

ミハルと呼ばれていた巨乳魔道士が叫び声を上げるがジョンは気にせずに下着の上からイチモツをあてがう。

「あぁ・・・あぁぁぐぅううう」

乳首の淫石の効果で敏感になったミキはアソコに触れたジョンのそれを感じ喘ぎ声を我慢するが口からは声が漏れる。
ゆっくりとそのままパンツ越しに腰を突き出していく・・・
タップリと濡れている為に先端に暖かさを感じ先端がパンツごと中へと入っていくのを感じていたジョンはそこで腰を止める。

「お願い・・・ミキの初めては許してあげて・・・何でもするから・・・」

元々極悪人ではないジョンはその言葉に止まったのだ。
正直処女が好きな訳ではないジョン、どっちかと言うとおっぱい星人という自覚があるくらいおっぱい好きなのでミキよりもミハルの方が好みなのだ。

「なんでもする・・・って言ったな?ならこいつのお仕置きはこのくらいで済ませてやってもいい」
「ほ・・・本当ですか!」
「あぁ、今から俺の行なうゲームにお前が勝利できたらな」

そう言うと共にミキの体から石化が全て解かれた。
そのまま前のめりに倒れるミキは先程までの快感が残っていたのか地面に当たった衝撃で声にならない喘ぎ声を上げて意識を失った。

「あらら、まぁいいか。それじゃあ早速」

そう言ってミハルの方へ近付くジョン。
ミキの為にもミハルはその身を捧げる覚悟を決めていた。
元シスターとして働いていたミハルはその身を神に一度は捧げた身、この世界のシスターは処女を神に捧げる事でなれるのである。
方法は神を模した石造で自らの処女幕を貫くと言う神聖って何だろう?と思う形式なのだがそれがこの世界のルールだから仕方ない。
その為ミハルは処女では無いのだ。
だが男性経験がある訳ではない、それを知ってか知らずかジョンは両手を合わせた!

「練成!ってか?」

某アニメの錬金術の様に合わせた手からそれは現れた。
手から生えるように出てきたのは石で出来たディルドー、そう・・・バイブである。

「これをお前の中に入れて5分間声を出さずに我慢出来たらお前達を許してやるよ」
「5・・・5分我慢すれば良いんですね?」
「あぁ、その間俺はお前に一切触れない。どうだやるか?」

少し考えてからミハルは頷く。
その頷きを合図にミハルの手と杖の石化が解かれた。

「おっと、余計な真似をするとあそこの男の石化部分が砂になって死ぬから止めておけよ」
「くっ・・・」

ミハルが石化を解かれたと同時に魔法を使おうとしていたのを読んでいたのかジョンの言葉に悔しそうな顔を見せるミハル。
そして、ミハルはジョンから受け取ったバイブを自らのローブの中へ手を入れて装着しようとする。

「お前がきちんと入れてパンツで固定したら合図を出せ」

そう言ってジョンは石の砂時計を目の前に作った。
中間部分が詰まっていて流れ出してはいないそれはきっちり5分を計測する砂時計である。

「この砂がお前の合図と共に流れ出す。全部落ちきるまでお前が声を出すのを我慢出来たらお前の勝ちだ」
「わ、分かったわ・・・んんっ・・・」

そう言ってミハルはゆっくりと自らの中へバイブを沈めていく。
ミキと違いミハルはジョンに淫石を出されていないので勿論塗れていない、しかも男性経験ではなく同じように過去に一度だけ石造を入れただけである。
だが初回も我慢できた、しかも前回とは違って滑らかな物体である。
それは引っかかる事無くミハルの中へ挿入されきった。
そして、ミハルは下着で抜けないように固定した。
捲っていたローブを戻して普段着なのに中はバイブが入っている状況となったその光景にジョンは興奮したが表情には出さなかった。

(痛い・・・けどこれなら5分耐えられるわ・・・)

ミハルの心に少しだけ余裕が生まれた。
そして、合図の言葉を告げる。

「5分我慢したら本当に開放するのよね?」
「あぁ、約束は守るさ。俺は一切手を触れないぜ」
「分かったわ、準備出来た」
「よし、それじゃあスタートだ」

アキと呼ばれた剣士は何も出来ないまま背後で行なわれているゲームの話を聞いて苦虫を噛むような表情をしていた。
だがそれと共にミハルに感謝もしていた。
自分の余計な事に首を突っ込む性格のせいでこのピンチを招いてしまったのだ。
ミキとミハル2人と同時に交際を申し込まれて返答に悩んでいたアキであったがこの窮地を抜け出したらミハルに返事を返そうと心に誓う。
そんなアキの決断を知らない2人はゲームを開始した。

「さて、5分間何もしないってのは正直暇なので話しでもするか?」
「・・・」
「おっと、そうか声を出したらお前の負けだもんな」

笑いながらそんな独り言を言うジョンであったがその様子にミハルは心底安心していた。
手を出さず触れずに声を出させるにはミキにジョンが何かをするのを一番警戒していたのだがその様子も無かったのである。
それならばこのまま5分我慢できると視線を砂時計に移す。
流れ始めた砂時計は既に半分が下へ落ちており勝利を確信したミハルは歯を食いしばってその時を待っていた。

企画物AVで良くある中へバイブを入れたまま生活シリーズ。
あれで常に女が感じ続けていると言うシーンがよく描かれているがそれはフェイクである。
人間の体と言うのは一定の間隔が続くとそれに慣れて何も感じなくなるものなのである。
腕時計やアクセサリー、その他の衣類や靴でもそうだ。
その為ミハルは余裕を見せていた。
全てはジョンの作戦の上だと言う事を理解せずに・・・

そして、砂が全て落ちきろうとしていた。
残り5秒・・・
ミハルは内心勝利を確信していた。
その時であった!

「っ?!ひぐぅ!?」

制限時間ギリギリでミハルは両足を爪先立ちして声を上げてしまった。
その表情は驚きと痛みに溢れていた。
そしてそのままその場を倒れるように避ける。

「なっなんなの?!」
「残念だったな、あと3秒だったのに残念だ」

そう言うジョンはミハルの立っていた場所を見て口元を歪める。
そこは銀色に変色しておりミハルはジョンの視線の先を見て目を見開く。
突然膣内に入っていたバイブが更に奥へ押し込まれる感覚に驚いて声を上げてしまったのだ。

「ひ、卑怯者!手を出さないって言ったのに!」
「俺は何も手を出してないぞ?ルールは破ってない、ただそこの地面を石に変えただけさ」

そう、ジョンはミハルの真下を変化させたのだ・・・
磁石に!
バイブの底が同じ様に磁石になっており反発して一気にミハルの膣奥へ磁力を使って押し込まれたのだ。
全てはジョンの計算通りであった。
もしもこれで声を上げなければ褒めて開放しようとも考えていたジョンは少し残念そうにしながらもその表情は凄く嬉しそうであった。

「それじゃあお仕置きだな」
「ひっ・・・ん・・・んあああああんんんんっ!!!」

倒れた拍子に丸見えだったミハルの履いていたパンツ。
バイブを押さえていたそれをジョンは淫石に変えた。
突然股間全部から襲いだす快感を感じたミハルは耐え切れず喘ぎ声を出す。
そして、快感によって体が反応すれば中に入っているバイブが更にミハルの中を蹂躙しだす。

「んああああああんっはっはっっ・・・ひぐぅ・・・んぎぃああああああ」

ミハルは一瞬にして快感に押し潰されそうになる。
ローブを自ら捲くりその原因となるバイブを引き抜こうとするがパンツが石化して取ることが出来ず顔を横に振りながら叫ぶ。
涙と涎を撒き散らしながら先程までの印象をガラリと変えて喘ぐその声は路地に木霊する。

「止めろ!止めてくれー!!!ミハル!ミハルゥウウウウ!!!!」

それを目視できないアキは両手足を石化されたまま背中を向けて叫ぶ。
だがその声はミハルに届くことはない・・・

「だめぇえ!!飛ぶっ!!出るっ!!!ひぎぃっ!!!ひぎぃいいいいい!!!!」

ミハルは叫び声を上げたまま体を痙攣させ白目をむいて意識を失うのであった。
それを見ていたジョンは頭をかきながら呟く・・・

「しまった。俺が犯る前に飛ばしてしまった・・・」

そう、ミキも既に全裸で気絶しておりミハルもローブを着てはいるがパンツは淫石となり膣内はバイブが入っている状態で気絶している。
この中で意識の残っているのはアキだけであるが・・・ホモゥを行なう気が無いジョンは今まで出しっぱなしだったイチモツをズボンの中へしまった。
意識の無い相手への性交はジョンの趣味ではないのである。

「正当防衛ならぬ精当防衛って事にしておくか」

勝手な独り言を言いながらジョンはミハルの膣内のバイブを空気に、パンツを元通りに戻した。
そして、全裸で倒れているミキには石化して破いた衣類を上からかけて石化を解く。
すると不思議な事に破れた衣類は元通りの状態でミキの体の上に置かれた。

「さて、アキとか言ったな。これでおしおきは止めといてやる、だがまた俺にちょっかいをかけてくるなら今度は二人共肉奴隷として俺が飼う事になるしお前は間違い無く殺す。だから今回は2人に感謝しとけよ」

そう告げてアキの石化を解いた。
両手足が開放されたアキが振り返ると既にそこには誰も居らずアキは慌てて2人に駆け寄る。
特にミキは全裸の上に衣類がかけられているだけである。
この場所は裏路地でジョンに絡んだ輩が居るように治安が悪い。
こんな場所で2人が誰かに見つかったら間違い無く犯されるのを懸念してアキはミキに服を着せて2人を背中に担いで大通りを目指して歩く・・・
ジョン相手に何も出来なかった自分を許せず自分の為に体を張った二人に感謝をしながら彼はこの場を去るのであった。

「ふぅ・・・行ったか」

誰も居なくなったその場にジョンが現れる。
自らのスキルの効果をしっかりと実験できた事に満足しながらもジョンは次なるターゲットの元へ歩を進める。
そう、あの冒険者ギルドの受付嬢である。
もう一度冒険者登録を願って断られたら発散できなかった性欲をあの受付嬢で発散しようと考えていたのだ。
実力を示せば冒険者にしてもらえると考えるジョンは仕方なく受付嬢を犯すと言う作戦を実行に移すべく冒険者ギルドへ向かうのであった。
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