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異世界編

第7話 サリアの姉に逆レイプされたので逆に堕としてしまった

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ギシギシギシギシ・・・

スプリングの軋む音が頭の中に響き下半身が暖かい何かに包まれているのを感じた。
ゆっくりと目を開くと仰向けに寝ている自分に誰かが跨っているのが見て取れた・・・

「サ・・・リ・・・ア・・・?」

小さく名前を呼ぶがその人物の赤い目がこちらを見詰めると共に意識が遠くなる・・・
あぁ・・・気持ち良い・・・
快感だけが自分を支配していく・・・
包み込まれるような快楽の中、力が全身から抜けていくのを感じながら重い瞼を何とか開こうと努力する・・・

「うふふ・・・私の魅了に耐えているのね?」

知らない声だ・・・
一体・・・誰だ?

カリッと胸板を引っ掻かれ痛みに意識が少し覚醒する。
赤い髪の女であった。
胸は小さくまだ未成年にしか見えない長い赤髪が特徴的な少女が自分に跨っていたのだ。

「君・・・は・・・?」
「貴方がサリアのお気に入りね?私はサリアの姉ジュリアよ」

そう言いながら腰をグラインドする。
小さい体なのにSEX慣れしているのか非常に器用に腰を動かして膣内でペニスを刺激し続けてくる。
意識が覚醒した事で徐々に性欲が溢れ出し射精が近付いてくる・・・
だが寒気がする程危機を感じ取っていた。
射精するとヤバイ・・・

「あらら?もう私の能力に気付いたみたいね?」

そう言って腰のグラインドを一度止めた。
その目からはなんの感情も感じられない、興味も欲望も一切が無いのだ。

「サリアに怒られてしまうかしら?あの子が初めて気に入ったモノを私が食べちゃったら・・・」

真央は直ぐにジュリアと名乗った少女の事を理解した。
その目は自分を生き物と認識していないのだ。
まるで暇潰しに摘み食いするだけの味気の無い食パンを食べているような感覚・・・
食べたいわけでもなく食べなければならないわけでもない、ただやる事が無いから口にしているだけ・・・
そこに一切の感情は必要なくただただ本能的に口にしているだけの感情だ。
きっと彼女にとって自分はどうでもいい存在なのだろう、その目から感じ取れた力はサリアを遥かに凌駕し畏怖の念を抱かせる。

「あら?その目・・・私の力に気付いているようね?」

少しだけジュリアから感情が流れ込んできた。
彼女に対して見た目とは真逆の感覚を受け取った事が良かったのか少しだけ彼女から感情が引き出せた。
畏怖の念、つまり単なる恐怖ではなく尊敬に近い力を感じ取れたのは魔王ガランドの力を感じ取ったからだろう。
あの強大な力を目の当たりにしていなければ間違い無く彼女の力に飲み込まれていた。

「うふふ・・・サリアが気に入っただけの事はあるって事ね?いいわ、1回だけの射精で勘弁してあげる」
「や・・・やめ・・・」
「もう理解していると思うけど、私と繋がっている間はずっと貴方の生命力を食べているわ。だから射精と共に貴方の命は大きく削られる。それでも生き残る事が出来れば貴方とサリアの事を協力して・・・あ・・・げ・・・る」

そう言って彼女は俺の胸板に両手を置いて腰を一気に上下に動かし始めた。
ペニスが擦り上げられると共に先端から命が吸い上げられていく感覚に襲われ全身が冷たくなっていく・・・
死がそこにあった・・・

「すご・・・いですぅ・・・」

必死に射精に耐える俺のペニスを容赦なく膣内で擦りあげるジュリア。
その快楽に満ちた顔を見れば直ぐに気付いた。
彼女が本気で腰を動かせば相手は直ぐに死んでしまうのだろう。
だからこそ快楽を感じる事が殆ど無く自分に対して殆ど何の感情も持っていなかったのだ。

「あんっ?どうしましたの?」

消え去りそうな意識を引き戻しグッと彼女の腰を掴んだ。
きっとジュリアには最後の抵抗に感じ取ったのだろう、俺が彼女の腰を持ち上げて引き抜くか動きを止めようとしていると勘違いしたに違いなかった。
だが逆であった。

「んぐっひゃぅっ・・・きてますぅ・・・」

俺が彼女の腰を更に激しく上下に揺さぶった。
しかも直線的ではなく左右に変化を加えながら膣内を蹂躙するかのように動かし始めたのだ。
そして彼女に訪れたのは今まで感じた事の無い快楽であった。

「あはぁっんくぅっ・・・」

彼女の口から漏れた喘ぎ声、それは先程とは違った予想外の快楽から来る自然なモノであった。
感じている、それを示すかのように自分に流れ込んでくる僅かな感情・・・

「んぃ・・・んひっ・・・ふぃ・・・あんっ・・・」

部屋をペニスが出入りする音で満たされていく・・・
パンパンと言う音がズプズプッズプッに変わりドチュドチュドチュッと生々しく変化していった・・・
ジュリアの中から溢れた愛液が結合部に満たされ卑猥な音が響いていく・・・

「あはっ良いよぉ抉れちゃう・・・」
「俺も・・・もぅ・・・で・・・出る・・・」
「ん”ぃっあアタシイク・・・イキそう・・・あっ!」

赤かった彼女の瞳がピンク色に染まった。
その瞬間何か束縛されていたものから解放された感覚に包まれて息苦しさが抜け去った。
それと共に流れ込んでくる彼女の感情、魅了の効果が途切れたのだ。
そして、彼女の中へ俺は射精した。

「お”っほぉ・・・んぁっおっひっ・・・」

結合部にビュクビュックッと精液が流れ込んでいく音が骨伝道で互いに伝わり膣内射精を理解した。

「はひっあぃ・・・はぁひっ・・・」

少女はアヘ顔をさらけ出していた。
確実に俺の射精と共に命を喰らっているのは分かる、だがそれと共に俺に流れ込んでくる彼女の感情が俺を回復させる。
サリアと同じであった。

「あっひっおっ・・・ひひっ・・・あぁ・・・好きぃ・・・」

そう言って俺に圧し掛かってきた彼女は俺の唇を奪う。
淡い恋心、恋愛に未熟な少女の感情、それらが流れ込んでくるのを理解した。
そして、俺の両肩を掴んで慌てて顔を離す彼女は目を見開いて驚いた。

「しまった?!って何で平気なの?!」

膣内射精したまま繋がったアソコはそのままにジュリアは俺の顔を見て叫ぶ。
それが示すのは、生を吸い取りすぎたと言う事なのだろう。
事実、彼女の感情が流れ込んでこなければヤバかった。
サリアとSEXして鍛えられた生命力は一気に吸い上げられ彼女の中に流れ込んだのだ。
だがそれと入れ替わるかのようにジュリアの感情によって俺の中に新しい生命力が生まれた。

「俺は、感情を喰う魔人になったみたいだから・・・」
「魔人・・・貴方は魔人なのね・・・」

そう言ってピンク色に染まった瞳で俺を見詰めるジュリア。
何ともいえない感情が流れ込み彼女が何を考えているのか直ぐに理解した。
嫉妬、征服欲、恋心、色欲・・・
つまり彼女は妹の彼氏を摘み食いして逆に堕ちてしまったのだ。
だがそれを認めたくないのか苦しんでいるのだろう・・・

「とりあえず、一度落ち着いて話をしないか?」

ジュリアの中に挿入されたままのペニスをキュンキュンッと締め付けるアソコの感覚が萎える事を許さない。
このままではまともに話が出来ないと思った真央はそう提案したのだが・・・

「そうね・・・とりあえず落ち着くためにも・・・もう一回・・・」
「えっ?」

気付いたら彼女は再び腰をグラインドさせ始めた。
跳ね除ける事は不可能だと理解している俺はその快楽に再び身を委ねるのだが・・・





「いい加減にしろ!」
「ふぁあああああ!!もっとぉもっとよぉおお!!!」

気付けば5回目の膣内射精を行い正常位に移行して彼女を犯していた。
SEXすればするほど彼女の中に流れ込んだ精液は濃くなりジュリアは極上の快楽と美味を味わっているのだろう。
膣内射精をすれば彼女に生命力を奪われるがその度に彼女から流れ込んだ感情が俺を強化し回復させる
終わらない肉欲の連鎖は彼女の意識が飛ぶまで続くのであった・・・
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