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第二章 アルディオ・シュトラウゼ
体調不良
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マリエールと契約の話を詰めている時に、俄に廊下が騒然とし始めた。
後ろに控えていた侍女がすぐ様廊下に出て、同僚に詳細を聞いているようだった。
すると目の前のマリエールが大きく溜息を吐いた。
侍女が帰ってくる前に彼女が私に言った。
「おそらくあの男が体調でも崩したのでしょう」
溜息交じりに放った言葉に私は訝しく思った。
なぜ彼女はそんな事を知っているのだろうか?そう思っていると先刻の侍女が戻ってきた。
「アルディオ様、エチェルド伯爵がお倒れになった模様です」
侍女はマリエールを気遣いながら私に報告した。
彼女は同じ部屋にいたが、離れて控えていた為、私達の契約婚の話やマリエールが父親を嫌ってる話などは耳に入ってはいない。
だからなのだろうか、気の毒そうに報告してきた。
だが彼女は平然としており、何ならそれを予告もしていた。
「お気遣いありがとうございます、ですがいつもの事ですので。それではそろそろお暇の時間ですね」
「マリエール嬢、エチェルド伯爵は持病がお有りか?」
「マリエールで大丈夫ですアルディオ様。いえ父は領地を出ると必ず体調を崩すのです。ある意味この国では領地以外であの人の生きる所は無いのではないかと思っていますの、きっと。そこに付け入る隙も出来るというものです。今後は私だけ伺わせて頂きます、ですがおそらく父の子飼いも一緒だと思いますのでお気をつけを。あと手紙も検閲が入りますので不要です。連絡方法は何れまた交わしましょう。取り敢えずはアルディオ様、彼を宜しくお願いいたします」
マリエールの言葉に私は頷いた。
その頷きに彼女は満足して侍女の案内で部屋を出て行った。
私は大きく深呼吸をして彼女との会話を頭の中で反復していた。
✎ ------------------------
短めですので夜もう一話更新します
後ろに控えていた侍女がすぐ様廊下に出て、同僚に詳細を聞いているようだった。
すると目の前のマリエールが大きく溜息を吐いた。
侍女が帰ってくる前に彼女が私に言った。
「おそらくあの男が体調でも崩したのでしょう」
溜息交じりに放った言葉に私は訝しく思った。
なぜ彼女はそんな事を知っているのだろうか?そう思っていると先刻の侍女が戻ってきた。
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「マリエール嬢、エチェルド伯爵は持病がお有りか?」
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マリエールの言葉に私は頷いた。
その頷きに彼女は満足して侍女の案内で部屋を出て行った。
私は大きく深呼吸をして彼女との会話を頭の中で反復していた。
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