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第五章 嘆きの主、宵闇の屋敷
二人の不審者
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「えーっと……頼まれたのはこれで全部かな?」
ある日の昼下がり、薫は一人商店街を歩いていた。手には買ったばかりの品物が満載の手提げ袋。アルトからの頼まれ物を買い込んで拠点へと戻る道中であった。といっても、購入した商品のほとんどはギランからの注文である酒と酒、そして酒。決して忘れてはならない酒とギランの体内を流れる血液にも等しいアルコールばかりであった。
「おっ、カオルちゃんじゃねぇか。お買い物かい?ちょうど良い品入ってるから見ていかねぇか?」
「すみません、今日は皆さんからの頼まれ物を買いに来ただけなんです。また今度寄らせてもらいますね」
「カオルちゃん、ちょっと寄っていかない?仕入れた菓子があるんだけど、感想を聞かせておくれよ」
「あはは……すみません、お昼ごはんを済ませたばかりでお腹いっぱいなので……」
「ハァッ、ハァッ、か、カオルちゃん!オジサンのとこにおいでよ!俺と新しいベッドの寝心地を確かめーーー」
「失礼します」
カーシェルの街に住んでしばらく経つせいか、商店街で薫もすっかり顔馴染みになっていた。一部おかしな人に声を掛けられることもあるが、大半の人々は薫に優しく接してくれる。あのいろいろと有名人であるギランの元にいるというのも大きな要因だろうが、薫も居心地の良さを感じていた。
「僕も、ようやくこの世界の一員になったっていうことなのかなぁ……」
しみじみとそう思いながら見慣れた道を歩いていく薫。そろそろ拠点が見えてくるだろう曲がり角を曲がったところで、薫はある人物達の姿が目に入った。
「あれ……?」
それは、拠点の入口前に立つ異質な二人組。片方は少しくすんだ白い毛並みと巻角が特徴的な老いた小柄な羊人で、もう一人は立派な金色の鬣を持つ体格の大きな若い獅子人であった。この異世界において獣人は特段珍しいものではないが、薫がその二人を気になった理由は、彼らの纏う服装にあった。
この辺りは貴族やギルドの幹部が住まうような高級住宅地から離れた一般人の居住区になっているのだが、彼らの服装は貴族に仕えるような高級感のあるシックな黒の執事服。明らかな場違い感溢れる服装は周囲の雰囲気から浮きまくっており、現に通りを歩く人々は彼らに奇異や不審者を見るような眼差しを向けていた。
「変わった人達……もしかしてお客さんかな?」
あまり関わるとロクなことになりそうにない二人組だが、傭兵団を訪れているということは単に物珍しさで来ているわけではないだろう。それ以前に、玄関前を押さえられては中に入ることも出来はしない。訝しみながらも用件を尋ねるべく、薫はその二人組へと向かって歩き出した。
「…よいですかな、貴方様は今回執事という立場に扮しているのです。よって、御自身の正体が露呈するような御言葉は慎んでいただくように……よろしいですか?」
「その話はもう何度目だ、クオンテ。俺がそれほどまで覚えが悪いように見えるか?」
「そうではありませぬ。ここは本件を任せるに値する実力のある傭兵団だと聞きますが、傭兵など所詮は欲によって動く下賤な者共の集まりなのです。特に、私が調べたところ頭目のギランなる者は腕前は確かですが素行の悪さが目立ちます。もし、連中が貴方様の正体に気付いた時には何をしでかすか……!」
「はっはっはっ、なかなか豪気な人物なのだな。血気盛んな傭兵ならばそれくらいでなければ。だから、相手をそう悪く言うな、クオンテ。我々は彼らに依頼をする立場なのだぞ。依頼をする我々が相手を信じずしてどうする?」
「それはそうでございますが……やはり私は両手を上げて信用することは出来ませぬ。我々の提示した金額に納得いかなければ、たちまち獣の本性を現すに決まっております。下々の者とは、本来貴方様が直接言葉を交わすに値しないーーー」
「すみません、何か御用でしょうか?」
「ひょええッ!?」
何やら肩を寄せ合ってボソボソと話し合っていた二人へと薫が声を掛けた瞬間、羊人は電流が走ったかのように地面から足が浮くほど驚いたかと思えば、素早く獅子人を守るように薫の前に立ち塞がった。
「お、おのれ、突然背後から声を掛けてくるとは無礼な奴!名を名乗れェい!」
「え、ええ……?」
「待て待て、クオンテ。訪ねに来たのは我々だろう。もしや、キミはこの傭兵団の者か?」
仁王立ちするクオンテと呼ばれた羊人を横に押しのけ、薫と対峙した獅子人は視線の高さを合わせるように膝を曲げる。威圧感のある獅子人の風体に一時はたじろいだ薫だったが、見た目に反して彼の瞳からは優しい雰囲気を感じるものであった。
「は、はい、そうですけど……」
「なんと、傭兵団と聞いて荒くれ者ばかりかと思えば、よもやこのような少年を働かせているとは!これでは話に聞いた評判も疑わしいものですな!」
「黙っていろ、クオンテ。キミがこの傭兵団の者ならば話が早い。実は、我々はさる御方からキミ達へある依頼をするよう言い付けられ、こうして訪ねてきた次第なのだ」
「さる御方……ですか?」
怪しい人物の口から出た怪しい単語に身構える薫。依頼にかこつけて非合法な事をやらせようという魂胆ならば絶対にここで阻止しなければいけない。そう意気込む薫だったが、唐突に獅子人は薫へと手を伸ばし、その小さな両肩に大きな手を乗せ、鼻先がぶつかるほどにまで顔を近付けてきた。
「依頼をする側が厚かましいと思うかもしれないが、名は伏せさせて欲しい。だが、報酬は必ず不足なく支払うと約束しよう。時は一刻を争うのだ」
「ひぃっ……わ、わかりました。それなら御案内します……っ」
至近距離からライオンの迫力ある顔で詰められ、薫の意思は枯れ枝のようにポキリと折れた。我ながら情け無いと肩を落としながら、薫は二人からの視線を受けながら玄関の前に立った。
「まったく、小童が手間を取らせてくれる。庶民は初めからそうやって従順にすれば良いのだ」
「そのような言い方はやめろ、クオンテ。このような無茶な頼みを聞き届けてもらい、恩に着る。良ければ名前を聞かせてはもらえないか?」
「えっと……僕はカオルといいます。貴方は……?」
「なんと!何処の馬の骨とも知れん傭兵の分際で無礼千万!身の程を弁えぉぶっ!?」
「お前こそ口を慎まないか」
羊人の無防備な頭に獅子人による手刀が炸裂。軽い動作に反して相当な威力だったのか、羊人は頭を押さえて膝から崩れ落ちるようにその場に蹲ってしまった。
「あ、あの、大丈夫ですか……?」
「気にする事はない。いつもの事だ。俺は……そうだな、レナードと名乗っておこう」
「名乗っておこう……?」
「はっはっはっ、俺の名など些細な事だ。さぁ、キミの仲間達に俺達の紹介を頼むぞ、カオル君」
「は、はぁ……」
「お、おごご……っ、お、お待ちを……!」
レナードから促されるまま、手を掛けた扉を開く薫。今回の依頼も一筋縄ではいかないだろう。そんな予感を覚えながら。
ある日の昼下がり、薫は一人商店街を歩いていた。手には買ったばかりの品物が満載の手提げ袋。アルトからの頼まれ物を買い込んで拠点へと戻る道中であった。といっても、購入した商品のほとんどはギランからの注文である酒と酒、そして酒。決して忘れてはならない酒とギランの体内を流れる血液にも等しいアルコールばかりであった。
「おっ、カオルちゃんじゃねぇか。お買い物かい?ちょうど良い品入ってるから見ていかねぇか?」
「すみません、今日は皆さんからの頼まれ物を買いに来ただけなんです。また今度寄らせてもらいますね」
「カオルちゃん、ちょっと寄っていかない?仕入れた菓子があるんだけど、感想を聞かせておくれよ」
「あはは……すみません、お昼ごはんを済ませたばかりでお腹いっぱいなので……」
「ハァッ、ハァッ、か、カオルちゃん!オジサンのとこにおいでよ!俺と新しいベッドの寝心地を確かめーーー」
「失礼します」
カーシェルの街に住んでしばらく経つせいか、商店街で薫もすっかり顔馴染みになっていた。一部おかしな人に声を掛けられることもあるが、大半の人々は薫に優しく接してくれる。あのいろいろと有名人であるギランの元にいるというのも大きな要因だろうが、薫も居心地の良さを感じていた。
「僕も、ようやくこの世界の一員になったっていうことなのかなぁ……」
しみじみとそう思いながら見慣れた道を歩いていく薫。そろそろ拠点が見えてくるだろう曲がり角を曲がったところで、薫はある人物達の姿が目に入った。
「あれ……?」
それは、拠点の入口前に立つ異質な二人組。片方は少しくすんだ白い毛並みと巻角が特徴的な老いた小柄な羊人で、もう一人は立派な金色の鬣を持つ体格の大きな若い獅子人であった。この異世界において獣人は特段珍しいものではないが、薫がその二人を気になった理由は、彼らの纏う服装にあった。
この辺りは貴族やギルドの幹部が住まうような高級住宅地から離れた一般人の居住区になっているのだが、彼らの服装は貴族に仕えるような高級感のあるシックな黒の執事服。明らかな場違い感溢れる服装は周囲の雰囲気から浮きまくっており、現に通りを歩く人々は彼らに奇異や不審者を見るような眼差しを向けていた。
「変わった人達……もしかしてお客さんかな?」
あまり関わるとロクなことになりそうにない二人組だが、傭兵団を訪れているということは単に物珍しさで来ているわけではないだろう。それ以前に、玄関前を押さえられては中に入ることも出来はしない。訝しみながらも用件を尋ねるべく、薫はその二人組へと向かって歩き出した。
「…よいですかな、貴方様は今回執事という立場に扮しているのです。よって、御自身の正体が露呈するような御言葉は慎んでいただくように……よろしいですか?」
「その話はもう何度目だ、クオンテ。俺がそれほどまで覚えが悪いように見えるか?」
「そうではありませぬ。ここは本件を任せるに値する実力のある傭兵団だと聞きますが、傭兵など所詮は欲によって動く下賤な者共の集まりなのです。特に、私が調べたところ頭目のギランなる者は腕前は確かですが素行の悪さが目立ちます。もし、連中が貴方様の正体に気付いた時には何をしでかすか……!」
「はっはっはっ、なかなか豪気な人物なのだな。血気盛んな傭兵ならばそれくらいでなければ。だから、相手をそう悪く言うな、クオンテ。我々は彼らに依頼をする立場なのだぞ。依頼をする我々が相手を信じずしてどうする?」
「それはそうでございますが……やはり私は両手を上げて信用することは出来ませぬ。我々の提示した金額に納得いかなければ、たちまち獣の本性を現すに決まっております。下々の者とは、本来貴方様が直接言葉を交わすに値しないーーー」
「すみません、何か御用でしょうか?」
「ひょええッ!?」
何やら肩を寄せ合ってボソボソと話し合っていた二人へと薫が声を掛けた瞬間、羊人は電流が走ったかのように地面から足が浮くほど驚いたかと思えば、素早く獅子人を守るように薫の前に立ち塞がった。
「お、おのれ、突然背後から声を掛けてくるとは無礼な奴!名を名乗れェい!」
「え、ええ……?」
「待て待て、クオンテ。訪ねに来たのは我々だろう。もしや、キミはこの傭兵団の者か?」
仁王立ちするクオンテと呼ばれた羊人を横に押しのけ、薫と対峙した獅子人は視線の高さを合わせるように膝を曲げる。威圧感のある獅子人の風体に一時はたじろいだ薫だったが、見た目に反して彼の瞳からは優しい雰囲気を感じるものであった。
「は、はい、そうですけど……」
「なんと、傭兵団と聞いて荒くれ者ばかりかと思えば、よもやこのような少年を働かせているとは!これでは話に聞いた評判も疑わしいものですな!」
「黙っていろ、クオンテ。キミがこの傭兵団の者ならば話が早い。実は、我々はさる御方からキミ達へある依頼をするよう言い付けられ、こうして訪ねてきた次第なのだ」
「さる御方……ですか?」
怪しい人物の口から出た怪しい単語に身構える薫。依頼にかこつけて非合法な事をやらせようという魂胆ならば絶対にここで阻止しなければいけない。そう意気込む薫だったが、唐突に獅子人は薫へと手を伸ばし、その小さな両肩に大きな手を乗せ、鼻先がぶつかるほどにまで顔を近付けてきた。
「依頼をする側が厚かましいと思うかもしれないが、名は伏せさせて欲しい。だが、報酬は必ず不足なく支払うと約束しよう。時は一刻を争うのだ」
「ひぃっ……わ、わかりました。それなら御案内します……っ」
至近距離からライオンの迫力ある顔で詰められ、薫の意思は枯れ枝のようにポキリと折れた。我ながら情け無いと肩を落としながら、薫は二人からの視線を受けながら玄関の前に立った。
「まったく、小童が手間を取らせてくれる。庶民は初めからそうやって従順にすれば良いのだ」
「そのような言い方はやめろ、クオンテ。このような無茶な頼みを聞き届けてもらい、恩に着る。良ければ名前を聞かせてはもらえないか?」
「えっと……僕はカオルといいます。貴方は……?」
「なんと!何処の馬の骨とも知れん傭兵の分際で無礼千万!身の程を弁えぉぶっ!?」
「お前こそ口を慎まないか」
羊人の無防備な頭に獅子人による手刀が炸裂。軽い動作に反して相当な威力だったのか、羊人は頭を押さえて膝から崩れ落ちるようにその場に蹲ってしまった。
「あ、あの、大丈夫ですか……?」
「気にする事はない。いつもの事だ。俺は……そうだな、レナードと名乗っておこう」
「名乗っておこう……?」
「はっはっはっ、俺の名など些細な事だ。さぁ、キミの仲間達に俺達の紹介を頼むぞ、カオル君」
「は、はぁ……」
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