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第六話 スケール4とスケール7
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エクリアの真下。海中の奥深くに建造されたジオクオリアは少し特殊な形をしている。
海の奥底、海底付近に建造されたソレは巨大なプレートが何層にも連なった、逆三角形の形状をしている。
全長1km、横幅に至っては2kmもの大きさを誇り、その内部には様々な施設や、機能を有している。
その超巨大な逆三角形の中ほど。巨大な訓練棟の中に、無常とアリスワイデはいた。
だだっ広い空間の真ん中で、お互いに無言のまま向かい合っている。
「で? 本当にやるのか?」
無常は後ろ髪をポリポリと掻き、欠伸を噛み殺しながら尋ねる。無常の声は間延びしていて緊張感の欠片も感じられない。
それに対して、無常の目の前に立つ少女は険しい表情で、剣呑な雰囲気を纏っている。
「無論ですわ。あそこまでコケにされたのですから、どちらがより優れた上位者であるかその身に叩き込んで差し上げますわ」
アリスワイデはドレスの右袖をたくし上げ、右の手首に装着されている腕時計のような端末を操作する。
「貴男もUDDを操作しなさいな」
「……やれやれだ」
無常は首を左右に振ると、腕をまくり、手首に装着されていた腕時計型の端末を操作した。
少し待つと二人の腕時計型の端末から通知音が鳴り響いた。
「これで何の気兼ねもなく貴男をぶちのめして差し上げることができますわ」
「そーですねー」
無常は気負った様子もなく、のんびりと欠伸をしている。
「ずいぶんと無防備ですのね。それはスケール7の能力者の余裕というやつですの?」
無常は無造作にポケットに両手を突っ込んだまま、ぼうっと突っ立っている。
気に食わない。
その飄々(ひょうひょう)とした態度がやけに癪(しゃく)に障る。
「一つだけ教えて差し上げますわ。貴方は重大な思い違いをしていますの」
アリスワイデはそのツンとツリがちな瞳をさらに鋭くさせ、無常のことを睨み付ける。
「確かに、貴女はスケール7の、最高位の能力者なのかもしれません。ですが、わたくしは世界最強を誇るアメリカの能力者ですの。最強たるアメリカ合衆国の異能者(ヴァリアンダー)と、その他の国の異能者(ヴァリアンダー)では同じ尺度では測れませんの。言っている意味がお分りかしら?」
アリスワイデは、自信満々な様子で髪を梳きながら無常のことを見下ろしている。そんなアリスワイデに、無常は欠伸を交えながら、ただの一言。
「なあ、ずぅっと思っていたんだが……アンタ、日本語上手くね?」
ピシリ、と空気が凍り付いた。
無常としては褒めたつもりだったのだが、どうやらこの場においては逆効果だったようだ。
「フ、フフ……」
アリスワイデは顔を俯かせると、プルプルと小刻みに震え出す。そして。その紅い瞳を獰猛に見開くと吠えた。
「ぶち殺して差し上げますわっ!」
叫ぶと同時、彼女は右手を頭上に掲げる。掲げられた手のひらが灼熱色に輝き始める。
「おいでなさい、焔よっ!」
現れたのはオレンジ色に輝く炎だった。炎はまるで生き物のようにアリスワイデの全身を包み込み、護るようにうねりをあげる。
「――死になさいッ!!」
アリスワイデは頭上に掲げた右手を勢いよく振り下ろす。それを合図に灼熱の炎が放たれる。
「おっ?」
オレンジ色の炎は、未だにポケットに両手を突っ込みぼうっと立っていた無常を巻き込み、爆発炎上する。
「あら……防御行動すらしないなんて……」
意外だった。相手がどんな異能力(ヴァリアント)を持っているかは分からないが、何かしらの防御動作はすると思っていた。
まさか、直撃するとは……。
アリスワイデの異能力(ヴァリアント)は非常に強力だ。それを無防備な状態で受ければ、即死は免れない。
そう思っていた。だが、
「ッッ!!?」
そのまま燃え盛るオレンジ色の業火を眺めていると、炎が――歪んだ。そのままテレビの映像を逆再生するように不自然な動きで炎が小さくなっていく。
「……なるほど、それが貴男の異能ですの」
炎が完全に消えたその場所には無常が立っていた。相変わらずポケットに両手を突っ込んだまま、たわけた表情でこちらを見つめている。
先ほど口ではああ言ったものの、アリスワイデは油断していたわけではない。
何せ、相手はスケール7の能力者だ。世界で七人しか居ない異能の最高峰なのだから。
(今の不自然な炎の動き……まるで逆再生されたかのような)
アリスワイデは冷静に、目の前で起こった現象から相手の異能力(ヴァリアント)を探ろうと思考を巡らせる。どれほど強力な異能力(ヴァリアント)であろうと、タネが割れてしまえば対処法は絶対にある。
「どうした? それで終わりか?」
「それは面白い冗談ですわね。今のはほんの挨拶代わりですわ。攻撃を防いだからといって、あまり調子に乗らないでくださいまし」
そう言うとアリスワイデは、再び炎を纏う。彼女が纏っているのは先ほどとは違う、透き通るような翠の炎だった。
「ほう……?」
「驚きまして? 私の異能力(ヴァリアント)――神炎(プロミネンス)の(・)業火(フレア)は七色の炎を持ちますの。ご覧のように、ねっ!」
アリスワイデは翠色の炎を纏いながら、腕を振るった。その瞬間、疾風のような速度で炎が迸る。
「ッッ!?」
先ほどの炎とは比べ物にならない速度だった。無常は咄嗟に腕を出すと、二本の指を目の前に突き立てる。
すると、翠色の炎が見えない壁に阻まれたかのように霧散する。
「ッ……なる、ほど。あれを防ぎますの」
「あっぶ……ね。今のは何だ? ただの炎じゃねぇな。反応が一瞬でも遅れていたら、掠ってたな」
「……それは残念」
アリスワイデは軽口を叩きながらも、内心では舌打ちをしていた。
まさか、アレを真正面から防がれるとは思わなかった。
アリスワイデの異能力(ヴァリアント)である神炎(プロミネンス)の(・)業火(フレア)は七色の炎を持ち、それぞれに能力が一つ宿っている。
オレンジ色の炎の橙炎(とうえん)は、攻撃と速度のバランスに優れ、一番使い勝手の良い炎。
そして、透き通るようなエメラルドグリーンの炎を持つ翠炎(りょくえん)は攻撃力に劣る代わりに速度に優れた最速の炎だ。
翠の炎の速度は音と同等。その驚異的な速さは、人間の知覚能力を遥かに超えた速度で相手を焼き尽くす……筈だった。
それが防がれた。
最速を誇る翠の炎を真正面から防がれたのは、これが初めてだ。
(なるほど、生半(なまなか)な実力ではないということですのね)
「で? 満足したか、お嬢ちゃん。満足したなら、このくだらない茶番をさっさと終わらせようぜ」
「フッ……冗談ッ!」
アリスワイデは叫ぶと、今度は蒼く輝く炎を纏う。
「貴男の能力は見切りましたわ。どうやら貴方の異能は防御系ですのね。それも非常に強力な」
「…………」
無常は否定も肯定もしない。ただ探るような目でアリスワイデの方を見つめている。
「沈黙は否定ではなく、肯定ですのよ」
「解釈不一致だな。俺にとっての沈黙は肯定ではなく、否定なんだが?」
この男は……口を開けばよくまあここまでぽんぽんと軽口が飛んでくるものだ。
アリスワイデはギリリっ、と歯を噛み締めて、蒼い炎を纏いながら腕を振るった。
放たれた蒼炎はうねりを上げながら、無常へと殺到する。
「…………」
無常は再び目の前に二本の指先を突き立てる。
「甘いですわっ!」
そのタイミングでアリスワイデは手のひらを眼前に突き出した。そのまま手掌を使って蒼炎を操る。
アリスワイデに操られた蒼炎は、突如軌道を変えて真上へと噴き上げる。そして、空中の半ばほどまで進むと、蛇のように急旋回して頭上から奔流となって降り注いでくる。
「甘いのは、お前だ」
無常はすぐに頭上に片手を向ける。すると、無常の真上で蒼炎が弾けた。
先ほどと同じだ。まるで空中に見えない壁があるかのように、蒼炎は霧散し、小さな火の粉となって降り注ぐ。
「……かかりましたわね」
その様子を見てアリスワイデがゆっくりと唇を釣り上げた。
「……?」
アリスワイデの笑みの意味が分からず、首を傾げようとしたその瞬間。無常の近くの地面が――凍り付いた。
「何っ!?」
視線をそちらに向けると、頭上から降り注いできた小さな小さな蒼い火の粉が地面に落ちるところだった。蒼い火の粉は地面に落ちると、その周辺を一瞬で凍結させる。
「フフっ。わたくしの神炎(プロミネンス)の(・)業火(フレア)の一つ。蒼炎は触れたものを一瞬で凍結させる絶対零度の炎ですの。言っていることの意味がお分かりかしら?」
「――――っ!!」
そこで初めて無常は顔色を変えた。頭上からは絶えず小さな火の粉が降り注いでいる。これがもし全て触れただけで凍結させる火の粉なのだとしたら……不味い。
無常はポケットに突っ込んだままのもう片方の手を出して、両の手のひらを合わせた。
「遅いですわっ!! 結晶(クリスタル)氷雨(レイン)」
無常の能力が発動するより早く、頭上から降り注ぐ無数の火の粉が光り輝き、氷の結晶となって一面を埋め尽くした。
無常が居た場所を中心に、あらゆる全てが一瞬にして氷に包まれる。
海の奥底、海底付近に建造されたソレは巨大なプレートが何層にも連なった、逆三角形の形状をしている。
全長1km、横幅に至っては2kmもの大きさを誇り、その内部には様々な施設や、機能を有している。
その超巨大な逆三角形の中ほど。巨大な訓練棟の中に、無常とアリスワイデはいた。
だだっ広い空間の真ん中で、お互いに無言のまま向かい合っている。
「で? 本当にやるのか?」
無常は後ろ髪をポリポリと掻き、欠伸を噛み殺しながら尋ねる。無常の声は間延びしていて緊張感の欠片も感じられない。
それに対して、無常の目の前に立つ少女は険しい表情で、剣呑な雰囲気を纏っている。
「無論ですわ。あそこまでコケにされたのですから、どちらがより優れた上位者であるかその身に叩き込んで差し上げますわ」
アリスワイデはドレスの右袖をたくし上げ、右の手首に装着されている腕時計のような端末を操作する。
「貴男もUDDを操作しなさいな」
「……やれやれだ」
無常は首を左右に振ると、腕をまくり、手首に装着されていた腕時計型の端末を操作した。
少し待つと二人の腕時計型の端末から通知音が鳴り響いた。
「これで何の気兼ねもなく貴男をぶちのめして差し上げることができますわ」
「そーですねー」
無常は気負った様子もなく、のんびりと欠伸をしている。
「ずいぶんと無防備ですのね。それはスケール7の能力者の余裕というやつですの?」
無常は無造作にポケットに両手を突っ込んだまま、ぼうっと突っ立っている。
気に食わない。
その飄々(ひょうひょう)とした態度がやけに癪(しゃく)に障る。
「一つだけ教えて差し上げますわ。貴方は重大な思い違いをしていますの」
アリスワイデはそのツンとツリがちな瞳をさらに鋭くさせ、無常のことを睨み付ける。
「確かに、貴女はスケール7の、最高位の能力者なのかもしれません。ですが、わたくしは世界最強を誇るアメリカの能力者ですの。最強たるアメリカ合衆国の異能者(ヴァリアンダー)と、その他の国の異能者(ヴァリアンダー)では同じ尺度では測れませんの。言っている意味がお分りかしら?」
アリスワイデは、自信満々な様子で髪を梳きながら無常のことを見下ろしている。そんなアリスワイデに、無常は欠伸を交えながら、ただの一言。
「なあ、ずぅっと思っていたんだが……アンタ、日本語上手くね?」
ピシリ、と空気が凍り付いた。
無常としては褒めたつもりだったのだが、どうやらこの場においては逆効果だったようだ。
「フ、フフ……」
アリスワイデは顔を俯かせると、プルプルと小刻みに震え出す。そして。その紅い瞳を獰猛に見開くと吠えた。
「ぶち殺して差し上げますわっ!」
叫ぶと同時、彼女は右手を頭上に掲げる。掲げられた手のひらが灼熱色に輝き始める。
「おいでなさい、焔よっ!」
現れたのはオレンジ色に輝く炎だった。炎はまるで生き物のようにアリスワイデの全身を包み込み、護るようにうねりをあげる。
「――死になさいッ!!」
アリスワイデは頭上に掲げた右手を勢いよく振り下ろす。それを合図に灼熱の炎が放たれる。
「おっ?」
オレンジ色の炎は、未だにポケットに両手を突っ込みぼうっと立っていた無常を巻き込み、爆発炎上する。
「あら……防御行動すらしないなんて……」
意外だった。相手がどんな異能力(ヴァリアント)を持っているかは分からないが、何かしらの防御動作はすると思っていた。
まさか、直撃するとは……。
アリスワイデの異能力(ヴァリアント)は非常に強力だ。それを無防備な状態で受ければ、即死は免れない。
そう思っていた。だが、
「ッッ!!?」
そのまま燃え盛るオレンジ色の業火を眺めていると、炎が――歪んだ。そのままテレビの映像を逆再生するように不自然な動きで炎が小さくなっていく。
「……なるほど、それが貴男の異能ですの」
炎が完全に消えたその場所には無常が立っていた。相変わらずポケットに両手を突っ込んだまま、たわけた表情でこちらを見つめている。
先ほど口ではああ言ったものの、アリスワイデは油断していたわけではない。
何せ、相手はスケール7の能力者だ。世界で七人しか居ない異能の最高峰なのだから。
(今の不自然な炎の動き……まるで逆再生されたかのような)
アリスワイデは冷静に、目の前で起こった現象から相手の異能力(ヴァリアント)を探ろうと思考を巡らせる。どれほど強力な異能力(ヴァリアント)であろうと、タネが割れてしまえば対処法は絶対にある。
「どうした? それで終わりか?」
「それは面白い冗談ですわね。今のはほんの挨拶代わりですわ。攻撃を防いだからといって、あまり調子に乗らないでくださいまし」
そう言うとアリスワイデは、再び炎を纏う。彼女が纏っているのは先ほどとは違う、透き通るような翠の炎だった。
「ほう……?」
「驚きまして? 私の異能力(ヴァリアント)――神炎(プロミネンス)の(・)業火(フレア)は七色の炎を持ちますの。ご覧のように、ねっ!」
アリスワイデは翠色の炎を纏いながら、腕を振るった。その瞬間、疾風のような速度で炎が迸る。
「ッッ!?」
先ほどの炎とは比べ物にならない速度だった。無常は咄嗟に腕を出すと、二本の指を目の前に突き立てる。
すると、翠色の炎が見えない壁に阻まれたかのように霧散する。
「ッ……なる、ほど。あれを防ぎますの」
「あっぶ……ね。今のは何だ? ただの炎じゃねぇな。反応が一瞬でも遅れていたら、掠ってたな」
「……それは残念」
アリスワイデは軽口を叩きながらも、内心では舌打ちをしていた。
まさか、アレを真正面から防がれるとは思わなかった。
アリスワイデの異能力(ヴァリアント)である神炎(プロミネンス)の(・)業火(フレア)は七色の炎を持ち、それぞれに能力が一つ宿っている。
オレンジ色の炎の橙炎(とうえん)は、攻撃と速度のバランスに優れ、一番使い勝手の良い炎。
そして、透き通るようなエメラルドグリーンの炎を持つ翠炎(りょくえん)は攻撃力に劣る代わりに速度に優れた最速の炎だ。
翠の炎の速度は音と同等。その驚異的な速さは、人間の知覚能力を遥かに超えた速度で相手を焼き尽くす……筈だった。
それが防がれた。
最速を誇る翠の炎を真正面から防がれたのは、これが初めてだ。
(なるほど、生半(なまなか)な実力ではないということですのね)
「で? 満足したか、お嬢ちゃん。満足したなら、このくだらない茶番をさっさと終わらせようぜ」
「フッ……冗談ッ!」
アリスワイデは叫ぶと、今度は蒼く輝く炎を纏う。
「貴男の能力は見切りましたわ。どうやら貴方の異能は防御系ですのね。それも非常に強力な」
「…………」
無常は否定も肯定もしない。ただ探るような目でアリスワイデの方を見つめている。
「沈黙は否定ではなく、肯定ですのよ」
「解釈不一致だな。俺にとっての沈黙は肯定ではなく、否定なんだが?」
この男は……口を開けばよくまあここまでぽんぽんと軽口が飛んでくるものだ。
アリスワイデはギリリっ、と歯を噛み締めて、蒼い炎を纏いながら腕を振るった。
放たれた蒼炎はうねりを上げながら、無常へと殺到する。
「…………」
無常は再び目の前に二本の指先を突き立てる。
「甘いですわっ!」
そのタイミングでアリスワイデは手のひらを眼前に突き出した。そのまま手掌を使って蒼炎を操る。
アリスワイデに操られた蒼炎は、突如軌道を変えて真上へと噴き上げる。そして、空中の半ばほどまで進むと、蛇のように急旋回して頭上から奔流となって降り注いでくる。
「甘いのは、お前だ」
無常はすぐに頭上に片手を向ける。すると、無常の真上で蒼炎が弾けた。
先ほどと同じだ。まるで空中に見えない壁があるかのように、蒼炎は霧散し、小さな火の粉となって降り注ぐ。
「……かかりましたわね」
その様子を見てアリスワイデがゆっくりと唇を釣り上げた。
「……?」
アリスワイデの笑みの意味が分からず、首を傾げようとしたその瞬間。無常の近くの地面が――凍り付いた。
「何っ!?」
視線をそちらに向けると、頭上から降り注いできた小さな小さな蒼い火の粉が地面に落ちるところだった。蒼い火の粉は地面に落ちると、その周辺を一瞬で凍結させる。
「フフっ。わたくしの神炎(プロミネンス)の(・)業火(フレア)の一つ。蒼炎は触れたものを一瞬で凍結させる絶対零度の炎ですの。言っていることの意味がお分かりかしら?」
「――――っ!!」
そこで初めて無常は顔色を変えた。頭上からは絶えず小さな火の粉が降り注いでいる。これがもし全て触れただけで凍結させる火の粉なのだとしたら……不味い。
無常はポケットに突っ込んだままのもう片方の手を出して、両の手のひらを合わせた。
「遅いですわっ!! 結晶(クリスタル)氷雨(レイン)」
無常の能力が発動するより早く、頭上から降り注ぐ無数の火の粉が光り輝き、氷の結晶となって一面を埋め尽くした。
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