12 / 33
英雄と親友と令嬢と
令嬢と勇者の試練(1)
しおりを挟む
食堂。公爵家の屋敷の中で、最も広い部屋だ。
執事とメイド、近衛兵、そして公爵家の人間全てが納まる広さになっている。
パーティー会場として使われるのもこの場所だ。
「おはようございます」
『おはようございます。お嬢様』
公爵家の次女であるリィナは、家族以外の前では貴族らしい気品を纏っている。
勿論、俺はシュンの前での姿が素かと聞かれれば返答出来ないが、もっと女の子らしい姿なはずだ。
「おはよう」
「おはようございます。お父様」
『おはようございます。旦那様』
当主であるステファニーも食堂に到着してから、朝食が始まる。
シュンも同じテーブルに座り、リィナの希望からその隣に座っている。
_まあ、シュンは礼儀なんてほとんど知らないからな。こうなるのは当然だ。
ただ、楽しそうにリィナと喋りながら食べている。
周りのメイドたちもそれを微笑ましく見ているのだから、公爵家は優しい家だと分かる。
「それで、勇者様は「シュン」え?」
「だから、シュンって呼んでよ。皆がシュンって呼んでくれてるのに、リィナだけが勇者様は寂しいよ」
「じ、じゃあ、シュン、様…」
「そうそう!これからは、シュンって呼んでよ?」
「ッ!はい!」
楽しそうに喋るシュンを見ていると、やはり俺には無い感情が忌避される。
あんなに楽しそうで、幸せな光景なはずなのに。
_胸の奥がまた、チリッと痛んだ。
朝食を食べ終えると、シュンはそのまま何処かへ出かけていった。
まあ、勇者には勇者の仕事があるのだろう。
俺は、中庭に向かうリィナの後ろを歩いていた。
日差しが窓から廊下に差し込み、リィナの銀色の髪を照らした。
ふと、振り向いたリィナは、俺の目を見ているのに気がついた。
「どうした?」
「先ほどの話。あのあと、レイ様はどうなったんですか?」
先ほどの話。つまり、俺の昔話だろう。
あの先は__
「秘密だ。それは、リィナの抱えている矛盾と同じく、明かしてはならないものだからな」
「!」
そう告げると、驚いたような、怯えたような表情をしたリィナが、一歩後ずさった。
それに対して、俺はなるべく優しそうに笑って。
「心配するな。俺は何もしないし、シュンが何とかするだろう」
「……………」
「アイツは、案外臆病な奴だからな。自分の隣には誰も選ばなかった。それが、今では1人だけ立っている者がいるんだ。何があろうと手放さないさ」
そう言うと、リィナの顔は沸騰しら湯のように真っ赤に染まった。
_シュンも、色気づくのは良いが、ちゃんと相手をしてるんだろうな?
そう考える俺は、楽しそうな顔をしているのだろう。
「さて。俺はこの時代の常識を知らないといけないからな。シュンに嫉妬されないように、リィナとの触れ合いは此処までにしようか。なぁ?シュン」
「え?」
「フンだ!やっぱり気付いてたんじゃないか!」
「当然だろう?」
壁の中から透過してきたシュンに、俺はそう言った。
「お前がいないのに、こんな話するわけないだろうが?」
「そうだけど!でも、リィナは取らないでよ?」
「安心しろ。出来ないから」
未だに呆然としていたリィナを無視してシュンと話していると、隣から物凄い熱気を感じた。
隣を向くと、物凄い顔になったリィナが立っている。
「取らないでよ……取らないでよ」
「ああ。俺の前でシュンが、『俺の女だ』って宣言したからか」
「冷静に分析しなくて良いよ!っていうか、レイは何であんな話したの?」
「……親友が幸せを掴みに頑張ってるんだ。同じ危険を犯すのは当然だろ?」
「うぅ~!!」
何やら納得いかない様子のシュンはおいといて、俺はリィナの方を見た。
どうやら、俺の言った<危険>という言葉に反応したようだ。
「危険って、どういうこと、ですか?」
「!それは、リィナには関係無いことだから………」
「シュン君が危ないことが、どうして私に関係無いのですか?」
「うっ………」
詰め寄るリィナに対して、シュンは居心地悪そうに目を逸らした。
そんなシュンに、俺は一言告げた。
_これは、シュンの問題だからな。
「シュン、お前の相手を一番に考える優しさは知っている。でもな、苦しいのはリィナの方だからな?これは、シュンが乗り越えるための試練だ」
「!」
「じゃあ、今日の観察は止めにして、俺は休暇を貰うぞ」
そう言い放ち、俺は振り返って今来た道を戻った。
もう後戻りは出来ない。出来るのは、シュンが逃げるか立ち向かうかの選択だけだ。
_俺達破邪の種族は、その存在の情報が命だからな。
俺自身の命も薄くなっていく感覚を感じながら、俺は廊下を進んだ。
シュンの言葉に託されているのは、1つの種族の命そのものだ。
_まあ、きっと大丈夫だろう。アイツには、***がある。
戻って来た俺は、1日分暇が出来たわけだ。
魂が薄れている今では、魔物と戦うのは危険なため、とりあえず執務室に向かうことにした。
屋敷の中を長い廊下が続き、その上を歩く。
1つの扉の前に立ち止まり、そのまま扉を開けて中に入った。
中にいるのは、ステファニーと執事の男性。
しかし、俺の来訪に対して、男性は若干の警戒を放っている。
「ステファニー。話がある」
「…………分かった。下がれ」
怪訝な顔をしながら退出する男性を横目で見ながら、俺はステファニーを見据えた。
対して、ステファニーも真剣な目でコチラを見つめている。
「リィナについてだ」
「!何でしょうか?」
警戒を強めたステファニーを無視して、そのまま告げる。
「あの魔族を、殺しても良いか?」
「………___」
執事とメイド、近衛兵、そして公爵家の人間全てが納まる広さになっている。
パーティー会場として使われるのもこの場所だ。
「おはようございます」
『おはようございます。お嬢様』
公爵家の次女であるリィナは、家族以外の前では貴族らしい気品を纏っている。
勿論、俺はシュンの前での姿が素かと聞かれれば返答出来ないが、もっと女の子らしい姿なはずだ。
「おはよう」
「おはようございます。お父様」
『おはようございます。旦那様』
当主であるステファニーも食堂に到着してから、朝食が始まる。
シュンも同じテーブルに座り、リィナの希望からその隣に座っている。
_まあ、シュンは礼儀なんてほとんど知らないからな。こうなるのは当然だ。
ただ、楽しそうにリィナと喋りながら食べている。
周りのメイドたちもそれを微笑ましく見ているのだから、公爵家は優しい家だと分かる。
「それで、勇者様は「シュン」え?」
「だから、シュンって呼んでよ。皆がシュンって呼んでくれてるのに、リィナだけが勇者様は寂しいよ」
「じ、じゃあ、シュン、様…」
「そうそう!これからは、シュンって呼んでよ?」
「ッ!はい!」
楽しそうに喋るシュンを見ていると、やはり俺には無い感情が忌避される。
あんなに楽しそうで、幸せな光景なはずなのに。
_胸の奥がまた、チリッと痛んだ。
朝食を食べ終えると、シュンはそのまま何処かへ出かけていった。
まあ、勇者には勇者の仕事があるのだろう。
俺は、中庭に向かうリィナの後ろを歩いていた。
日差しが窓から廊下に差し込み、リィナの銀色の髪を照らした。
ふと、振り向いたリィナは、俺の目を見ているのに気がついた。
「どうした?」
「先ほどの話。あのあと、レイ様はどうなったんですか?」
先ほどの話。つまり、俺の昔話だろう。
あの先は__
「秘密だ。それは、リィナの抱えている矛盾と同じく、明かしてはならないものだからな」
「!」
そう告げると、驚いたような、怯えたような表情をしたリィナが、一歩後ずさった。
それに対して、俺はなるべく優しそうに笑って。
「心配するな。俺は何もしないし、シュンが何とかするだろう」
「……………」
「アイツは、案外臆病な奴だからな。自分の隣には誰も選ばなかった。それが、今では1人だけ立っている者がいるんだ。何があろうと手放さないさ」
そう言うと、リィナの顔は沸騰しら湯のように真っ赤に染まった。
_シュンも、色気づくのは良いが、ちゃんと相手をしてるんだろうな?
そう考える俺は、楽しそうな顔をしているのだろう。
「さて。俺はこの時代の常識を知らないといけないからな。シュンに嫉妬されないように、リィナとの触れ合いは此処までにしようか。なぁ?シュン」
「え?」
「フンだ!やっぱり気付いてたんじゃないか!」
「当然だろう?」
壁の中から透過してきたシュンに、俺はそう言った。
「お前がいないのに、こんな話するわけないだろうが?」
「そうだけど!でも、リィナは取らないでよ?」
「安心しろ。出来ないから」
未だに呆然としていたリィナを無視してシュンと話していると、隣から物凄い熱気を感じた。
隣を向くと、物凄い顔になったリィナが立っている。
「取らないでよ……取らないでよ」
「ああ。俺の前でシュンが、『俺の女だ』って宣言したからか」
「冷静に分析しなくて良いよ!っていうか、レイは何であんな話したの?」
「……親友が幸せを掴みに頑張ってるんだ。同じ危険を犯すのは当然だろ?」
「うぅ~!!」
何やら納得いかない様子のシュンはおいといて、俺はリィナの方を見た。
どうやら、俺の言った<危険>という言葉に反応したようだ。
「危険って、どういうこと、ですか?」
「!それは、リィナには関係無いことだから………」
「シュン君が危ないことが、どうして私に関係無いのですか?」
「うっ………」
詰め寄るリィナに対して、シュンは居心地悪そうに目を逸らした。
そんなシュンに、俺は一言告げた。
_これは、シュンの問題だからな。
「シュン、お前の相手を一番に考える優しさは知っている。でもな、苦しいのはリィナの方だからな?これは、シュンが乗り越えるための試練だ」
「!」
「じゃあ、今日の観察は止めにして、俺は休暇を貰うぞ」
そう言い放ち、俺は振り返って今来た道を戻った。
もう後戻りは出来ない。出来るのは、シュンが逃げるか立ち向かうかの選択だけだ。
_俺達破邪の種族は、その存在の情報が命だからな。
俺自身の命も薄くなっていく感覚を感じながら、俺は廊下を進んだ。
シュンの言葉に託されているのは、1つの種族の命そのものだ。
_まあ、きっと大丈夫だろう。アイツには、***がある。
戻って来た俺は、1日分暇が出来たわけだ。
魂が薄れている今では、魔物と戦うのは危険なため、とりあえず執務室に向かうことにした。
屋敷の中を長い廊下が続き、その上を歩く。
1つの扉の前に立ち止まり、そのまま扉を開けて中に入った。
中にいるのは、ステファニーと執事の男性。
しかし、俺の来訪に対して、男性は若干の警戒を放っている。
「ステファニー。話がある」
「…………分かった。下がれ」
怪訝な顔をしながら退出する男性を横目で見ながら、俺はステファニーを見据えた。
対して、ステファニーも真剣な目でコチラを見つめている。
「リィナについてだ」
「!何でしょうか?」
警戒を強めたステファニーを無視して、そのまま告げる。
「あの魔族を、殺しても良いか?」
「………___」
0
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
【完結】平凡な魔法使いですが、国一番の騎士に溺愛されています
空月
ファンタジー
この世界には『善い魔法使い』と『悪い魔法使い』がいる。
『悪い魔法使い』の根絶を掲げるシュターメイア王国の魔法使いフィオラ・クローチェは、ある日魔法の暴発で幼少時の姿になってしまう。こんな姿では仕事もできない――というわけで有給休暇を得たフィオラだったが、一番の友人を自称するルカ=セト騎士団長に、何故かなにくれとなく世話をされることに。
「……おまえがこんなに子ども好きだとは思わなかった」
「いや、俺は子どもが好きなんじゃないよ。君が好きだから、子どもの君もかわいく思うし好きなだけだ」
そんなことを大真面目に言う国一番の騎士に溺愛される、平々凡々な魔法使いのフィオラが、元の姿に戻るまでと、それから。
◆三部完結しました。お付き合いありがとうございました。(2024/4/4)
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
神スキル【絶対育成】で追放令嬢を餌付けしたら国ができた
黒崎隼人
ファンタジー
過労死した植物研究者が転生したのは、貧しい開拓村の少年アランだった。彼に与えられたのは、あらゆる植物を意のままに操る神スキル【絶対育成】だった。
そんな彼の元に、ある日、王都から追放されてきた「悪役令嬢」セラフィーナがやってくる。
「私があなたの知識となり、盾となりましょう。その代わり、この村を豊かにする力を貸してください」
前世の知識とチートスキルを持つ少年と、気高く理知的な元公爵令嬢。
二人が手を取り合った時、飢えた辺境の村は、やがて世界が羨む豊かで平和な楽園へと姿を変えていく。
辺境から始まる、農業革命ファンタジー&国家創成譚が、ここに開幕する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる