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第十一章 ヘルディアの傭兵
11ー12 エドナパート
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あたし達は、昨晩寝泊まりした、砦に戻ってきたんだよ。
「あなた達のおかげで、反乱軍を捕らえることが出来ました」
アニーさんが手配してくれた、ヘルディア王兵達が来てくれて、反乱軍を連行していったんだよ。
「だけど、あの匂いで、そこにいた者は体調を崩している」
はうう。あたしは、まだ、気分が悪いんだよ。
「マリンちゃんは大丈夫なの?」
「毒の類いには耐性があるんだ」
「カチュアさんは?」
「離れたら、体が良くなったわ~」
「タフだな。一番、症状が悪かったのに」
「風邪を引いでも、半日も経たない内に治るわ~」
「カチュアさんでも、風邪を引くんですね」
風邪と言えば。
「あたしは何故か村長さん達に、あたしに風邪を引かれたら、村の皆んなが、困るって言われているんだよ」
「風邪を引かないことには、いいことッスけど、周りが困ることはないはずッス」
「というか、エドナさんも風邪引くんですね」
「勿論なんだよ。でも、あたしが風邪引いた翌朝になると、家がなくなっていることがあるんだよ」
シーン。
あれ? 何だか、静かになったんだよ。
「エドナさん、もしかして、くしゃみには、気をつけるようにとか、言われません?」
「ん? それは、よく、言われるんだよ。後、なるべく抑えるようにとも、言われているんだよ。でも、何でかな?」
「エドナちゃんは知らなくっていいですわ!!」
何で、ユミルさんは、そんな慌てているのかな?
「よかった! 合流できました」
聞き覚えのある声が聞こえたんだよ。
「アイラさんに、ミラちゃんだ」
「アイラって、あの!? 本物だ!」
「あなた方は、マリンの知らせで聞いている。よろしく」
「光栄です」
メリアさんとアイラさんは互いに握手をしたんだよ。
「それと……」
メリアさんとアニーさんがミラちゃんが入っているワンちゃん人形を見つめているんだよ。
「この犬。生きている感じがしないな」
「そうだねー。美味しいな匂いもしないしー」
「やめろ! 本物の犬だったら、食べる気か!?」
「ということは、これは人形だな。この中に誰かいるのか?」
「どれどれ」
メリアさんは、ワンちゃん人形の首目掛けて、軽くチョップしたんだよ。すると、ワンちゃん人形の首が取れたんだよ。
「あの~」
胴体部分から、ミラさんが出てきたんだよ。
「小ちゃ! 背が低いというよりかは、体が小さい。もしかして、小人族」
「初めて見たな可愛いな」
「ミラはこれでも大人ですよ。あなたも、可愛らしい女の子ですよ」
「いや、こいつ男だから」
「え!? 」
アイラさんの表情が面白い顔になっているんだよ。
「男らしいアイラとは真逆だから、ショック受けいると思うぜ」
「それよりも、アイラ達は、どーして、ここに~?」
「いや! スルーかよ!?」
「マリンが知らせてくれたんだ」
アイラさんの表情が戻ったんだよ。
「立ち直り早いな。ここに来たっということは、魔道具は」
アイラさんは右腕を前に出したんだよ。その右腕には、魔道具らしき、腕輪が嵌められていたんだよ。
「何とか、魔術を使えるようになった」
「後、カチュアこれ」
ミラさんがワンちゃん人形から出てくると、胴体から、剣が飛び出したんだよ。
カチュアさんは上手く、飛んでた、剣を受け取ったんだよ。
「これは?」
「カチュア用の大剣。あなたのバカ力で振り回しても、そう簡単には簡単には壊れない様になったわ」
「これ、かなり重そう。どうやって、持ってきたッスか?」
「収納術を使えば、簡単ですよ」
「ありがと~」
「は! そうだ! 忘れていた!」
アイラさんが急に何かを思い出した様子だったんだよ。
「大変だ! ガロンがヘルディアの王を捕らえた」
「え?」
「親父は何をしているんだ!」
「こっちに来る、途中にロゼッタと会って、知ったんだ」
「お兄ちゃん」
メリアさんが急に走り出したところに、ギルティさんはメリアさんを抱いて静止させたんだよ。
「ちょっと! どこに!」
「お兄ちゃんを助けに……」
「おバカ! 無策で助けに行っても、見殺しにしているのと同じだ!」
暴れていた、メリアさんは、ギルティさんの一言を大きな声を出したら、止まったんだよ、
「うう……」
「ここはオレの出番かな。ガロンの同行を探ってみる」
「私も同行しましょう。カチュア殿。また、しばらく、ユミル様をお願いします」
「分かったわ~」
アニーさんとソフィアさんはガロンの動向を探る見たいなんだよ
「妾は一旦、親父の元へ戻る。反乱軍を捕らえたんだ。これ以上の戦いは無意味だ」
「それなら、僕も同行するよ」
マリンさんと、アイラさんは、マリンさんのお父さんでもある皇帝の元へ戻る見たいなんだよ。
「あんたは仮にも、この国の姫様何だから国民の安全を守らないと」
「分かった」
「協力するわ~。メリアちゃんの、お兄さんを助けないと~」
「何で、あなたはここまで、してくれるんですか?」
「ん? お友達を助けるのに、理由が必要なの?」
「お人好しでも、限度があるよ。でも、助かりますわ。一旦、お城へ戻って、いつでも、お兄ちゃんを助ける待機しましょ。後は、都の状況も把握して置きましょう」
「分かったわ」
「そうだ。カチュア、これを」
ミラさんはカチュアさんに髪飾り見たいのを渡したんだよ。
「これは?」
「ナギさんの器です。まだ、仮ですけど。知らせが来るまで、試して見ましょう」
「あなた達のおかげで、反乱軍を捕らえることが出来ました」
アニーさんが手配してくれた、ヘルディア王兵達が来てくれて、反乱軍を連行していったんだよ。
「だけど、あの匂いで、そこにいた者は体調を崩している」
はうう。あたしは、まだ、気分が悪いんだよ。
「マリンちゃんは大丈夫なの?」
「毒の類いには耐性があるんだ」
「カチュアさんは?」
「離れたら、体が良くなったわ~」
「タフだな。一番、症状が悪かったのに」
「風邪を引いでも、半日も経たない内に治るわ~」
「カチュアさんでも、風邪を引くんですね」
風邪と言えば。
「あたしは何故か村長さん達に、あたしに風邪を引かれたら、村の皆んなが、困るって言われているんだよ」
「風邪を引かないことには、いいことッスけど、周りが困ることはないはずッス」
「というか、エドナさんも風邪引くんですね」
「勿論なんだよ。でも、あたしが風邪引いた翌朝になると、家がなくなっていることがあるんだよ」
シーン。
あれ? 何だか、静かになったんだよ。
「エドナさん、もしかして、くしゃみには、気をつけるようにとか、言われません?」
「ん? それは、よく、言われるんだよ。後、なるべく抑えるようにとも、言われているんだよ。でも、何でかな?」
「エドナちゃんは知らなくっていいですわ!!」
何で、ユミルさんは、そんな慌てているのかな?
「よかった! 合流できました」
聞き覚えのある声が聞こえたんだよ。
「アイラさんに、ミラちゃんだ」
「アイラって、あの!? 本物だ!」
「あなた方は、マリンの知らせで聞いている。よろしく」
「光栄です」
メリアさんとアイラさんは互いに握手をしたんだよ。
「それと……」
メリアさんとアニーさんがミラちゃんが入っているワンちゃん人形を見つめているんだよ。
「この犬。生きている感じがしないな」
「そうだねー。美味しいな匂いもしないしー」
「やめろ! 本物の犬だったら、食べる気か!?」
「ということは、これは人形だな。この中に誰かいるのか?」
「どれどれ」
メリアさんは、ワンちゃん人形の首目掛けて、軽くチョップしたんだよ。すると、ワンちゃん人形の首が取れたんだよ。
「あの~」
胴体部分から、ミラさんが出てきたんだよ。
「小ちゃ! 背が低いというよりかは、体が小さい。もしかして、小人族」
「初めて見たな可愛いな」
「ミラはこれでも大人ですよ。あなたも、可愛らしい女の子ですよ」
「いや、こいつ男だから」
「え!? 」
アイラさんの表情が面白い顔になっているんだよ。
「男らしいアイラとは真逆だから、ショック受けいると思うぜ」
「それよりも、アイラ達は、どーして、ここに~?」
「いや! スルーかよ!?」
「マリンが知らせてくれたんだ」
アイラさんの表情が戻ったんだよ。
「立ち直り早いな。ここに来たっということは、魔道具は」
アイラさんは右腕を前に出したんだよ。その右腕には、魔道具らしき、腕輪が嵌められていたんだよ。
「何とか、魔術を使えるようになった」
「後、カチュアこれ」
ミラさんがワンちゃん人形から出てくると、胴体から、剣が飛び出したんだよ。
カチュアさんは上手く、飛んでた、剣を受け取ったんだよ。
「これは?」
「カチュア用の大剣。あなたのバカ力で振り回しても、そう簡単には簡単には壊れない様になったわ」
「これ、かなり重そう。どうやって、持ってきたッスか?」
「収納術を使えば、簡単ですよ」
「ありがと~」
「は! そうだ! 忘れていた!」
アイラさんが急に何かを思い出した様子だったんだよ。
「大変だ! ガロンがヘルディアの王を捕らえた」
「え?」
「親父は何をしているんだ!」
「こっちに来る、途中にロゼッタと会って、知ったんだ」
「お兄ちゃん」
メリアさんが急に走り出したところに、ギルティさんはメリアさんを抱いて静止させたんだよ。
「ちょっと! どこに!」
「お兄ちゃんを助けに……」
「おバカ! 無策で助けに行っても、見殺しにしているのと同じだ!」
暴れていた、メリアさんは、ギルティさんの一言を大きな声を出したら、止まったんだよ、
「うう……」
「ここはオレの出番かな。ガロンの同行を探ってみる」
「私も同行しましょう。カチュア殿。また、しばらく、ユミル様をお願いします」
「分かったわ~」
アニーさんとソフィアさんはガロンの動向を探る見たいなんだよ
「妾は一旦、親父の元へ戻る。反乱軍を捕らえたんだ。これ以上の戦いは無意味だ」
「それなら、僕も同行するよ」
マリンさんと、アイラさんは、マリンさんのお父さんでもある皇帝の元へ戻る見たいなんだよ。
「あんたは仮にも、この国の姫様何だから国民の安全を守らないと」
「分かった」
「協力するわ~。メリアちゃんの、お兄さんを助けないと~」
「何で、あなたはここまで、してくれるんですか?」
「ん? お友達を助けるのに、理由が必要なの?」
「お人好しでも、限度があるよ。でも、助かりますわ。一旦、お城へ戻って、いつでも、お兄ちゃんを助ける待機しましょ。後は、都の状況も把握して置きましょう」
「分かったわ」
「そうだ。カチュア、これを」
ミラさんはカチュアさんに髪飾り見たいのを渡したんだよ。
「これは?」
「ナギさんの器です。まだ、仮ですけど。知らせが来るまで、試して見ましょう」
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