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第十二章 私の名は
12ー後日談② ナギサイド
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「ミラ、ちょっといいか?」
自分の体を持った状態で、始めてミラに話しかけた。用があったからなんだ
「あっ! はい! 何ですか?」
かなり、怯えている。現在のミラは犬人形からでて生身の状態だ。ミラは環境によって性格が変化するみたいだ。
「この姿は、私の記憶を元に、構成されたのか?」
「そうです。自分の体の方が動かせやすいです。ですが、自分で想像した、姿にも、なれますよ。でも、それには、柔軟な想像力が必要です」
「てっ、ことは、私に、その想像力があれば、姿形を変えられる?」
つまり、元のままの姿ではなく、スタイル抜群な女性になれるってことか。
「難しいですね。ミラ的には、始めは、人型には、なれなくっても。スライムに慣れれば良かったのですが」
「いや! あっちの方が、その柔軟な想像力が必要じゃないか? それに、あんなドロドロな姿になるのは嫌だよ!」
てか、スライムになれる方が簡単なのかよ!
「まあ、いい! で、本題だ。これが、私の記憶の元で作られたのなら」
人の手だった私の右手が変化した。それは、魔物の顔のような形に。
「腕が! ドラゴンの顔に? でも、それは……」
「そう。恐らく、魔物化。あの時、一部、魔物化したみたい」
「そうだったのですね。魔物化になる前と、後で姿を変えられる見たいですね」
魔物化といっても、ドラゴンのブレスは魔術の一種。そうなると。
「だが、魔石がないから、形を変えるだけだ。つまり、最悪のお飾りだ。せめて、この口、ブレスとか、吐けないかな?」
「ん~。それっぽく、見せるための魔道具を作って見ます。でも、いいんですか? 仮の体だから、魔物化は進行はしないけど、魔物の体を使って戦うのは? 嫌では、ありませんですか?」
「戦えないよりかは、マシだ。それに、これは、自分に課せられた、戒めだ。そう、自分に醜い心を持ったことによるもののな」
自分の体を持った状態で、始めてミラに話しかけた。用があったからなんだ
「あっ! はい! 何ですか?」
かなり、怯えている。現在のミラは犬人形からでて生身の状態だ。ミラは環境によって性格が変化するみたいだ。
「この姿は、私の記憶を元に、構成されたのか?」
「そうです。自分の体の方が動かせやすいです。ですが、自分で想像した、姿にも、なれますよ。でも、それには、柔軟な想像力が必要です」
「てっ、ことは、私に、その想像力があれば、姿形を変えられる?」
つまり、元のままの姿ではなく、スタイル抜群な女性になれるってことか。
「難しいですね。ミラ的には、始めは、人型には、なれなくっても。スライムに慣れれば良かったのですが」
「いや! あっちの方が、その柔軟な想像力が必要じゃないか? それに、あんなドロドロな姿になるのは嫌だよ!」
てか、スライムになれる方が簡単なのかよ!
「まあ、いい! で、本題だ。これが、私の記憶の元で作られたのなら」
人の手だった私の右手が変化した。それは、魔物の顔のような形に。
「腕が! ドラゴンの顔に? でも、それは……」
「そう。恐らく、魔物化。あの時、一部、魔物化したみたい」
「そうだったのですね。魔物化になる前と、後で姿を変えられる見たいですね」
魔物化といっても、ドラゴンのブレスは魔術の一種。そうなると。
「だが、魔石がないから、形を変えるだけだ。つまり、最悪のお飾りだ。せめて、この口、ブレスとか、吐けないかな?」
「ん~。それっぽく、見せるための魔道具を作って見ます。でも、いいんですか? 仮の体だから、魔物化は進行はしないけど、魔物の体を使って戦うのは? 嫌では、ありませんですか?」
「戦えないよりかは、マシだ。それに、これは、自分に課せられた、戒めだ。そう、自分に醜い心を持ったことによるもののな」
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