巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった

ノラクラ

文字の大きさ
39 / 50
第一部 王国に召喚された魂約者

39.竜識眼のデビュー戦!先天的チートVS後天的チート!?

しおりを挟む
義孝は地面を蹴ると、一瞬で懐へ飛び込んできた。

「はぁッ!!」

ガガンッ!

鉄剣の連撃が俺の【多重障壁】を連続で叩き、火花のような光が散る。
だが障壁はわずかに揺れるだけで、俺の体に届く兆しすらない。

≪不思議な感覚だ……こんな至近距離で殺気を向けられてるのに、怖さがまったくない≫

義孝は攻撃しながら盾で俺の棍をいなし、詰め方に一切の迷いがない。
向こうの世界で武道を経験していたという噂は本当らしく、廊下で獅童に絡まれた時とは圧力が段違いだ。

……それでも。

≪障壁があるから恐怖心がないのか……。もしくは別の理由なのか……≫

今回は【竜識眼】の先見も使っていないから、軌道の予測すらできていない。
俺は障壁に弾かれた隙を棍で攻撃し、義孝は防ぎ、あるいは避けてから攻撃してまた弾かれる……の繰り返し。

気づけば最初のワクワクが薄れてきていた。

≪……よし。スキルの練習にもなるし“趣向を変えよう”≫

俺は【思考伝達】でシアに連絡し、ヴェルミナさんとエリオスさんに
“これからやろうとしていること”の許可が取れるかを頼む。

――数秒後、返答。

『ユウトお待たせ! お姉さまが、いい機会だから許可するって!』

俺はその返事を聞いて、シアに礼を言って通話を切る。

≪じゃあ義孝にはいったん距離を取ってもらおう≫

義孝の足運びに合わせ、棍を逆方向へ流してフェイント。
そして――

「……隠し突き!」

ヒュッ!!

「っぶねぇッ!?」

模擬戦序盤で「姑息」と怒られたあの一撃を放つと、
義孝は剣を “投げるように” ぶつけて軌道を逸らした。
今度は盾ではなく――完全に避けられ間髪入れずに攻撃してくる。

「うげっ!? もう対応してきてるよこの人!」
「こんな卑怯な技、いつまでも通用すると思うな!」
「誉め言葉として受け取っとく!」

ガン! ヒュンッ! ガキィン!!

棍と剣がぶつかり合い、甲高い音が訓練場に響く。

今度は【竜識眼】で見切ってから “隠し突き”を放つと、
さすがに避けられず、義孝は盾で防いできた――ので、そこを思いきり押し出す。

耐えきれないと判断したのか、義孝は大きく後方へ飛んで威力を殺して体制をすぐに整えてきた。

≪……やっぱ才能の塊だよな≫

俺が後天的チートなら、義孝は先天的チート。
平和な世界にいたはずの高校生が、この短期間でここまで強くなるのは正直すごい。

まあ狙い通り距離を開けられたので、今はそれで良しとしよう。

義孝の額には汗がにじんでいるが、息はほとんど乱れていない。
内心で “さすが勇者様” と賞賛を送りながら――

――俺は【多重障壁】スキルを解除した。

「……悠斗、今、何かしたのか?」

「あれ、バレた?」

透明な障壁のはずだが、どうやら勘の鋭い義孝には察されたらしい。

「さっきまでずっと引きこもりながら攻撃してたから、障壁を消したんだよ」

そう言った途端――

「俺をなめてるのか!!?」

と怒号が返ってきた。
いや別にそんなつもりはないんだけど、そう思われてもしかたないか。

「安心しなよ! 状況は何も変わってないし――むしろ悪化したと思うよ?」
「……どういう意味だよ?」

「見てのお楽しみ、ってことで!」

俺は左手を前に出し、指先を軽くクイクイと挑発する。

「いい加減ッ! 俺をなめるのをやめろ!!」

激情のまま義孝が左手を突き出した瞬間――
周囲の空気が変わり、手の前に炎の球体が形成され始める。

≪……これ、もしかしなくても魔法だよな? え? やば、めちゃテンション上がる!≫

が、はしゃぐ気持ちを抑え、俺は右目に意識を集中し、
【竜識眼】を本格発動――瞳がサファイア色に染まった。

「悠斗! 本当はこの模擬戦で魔法は使わないつもりだった!
 だけど、お前がずっとそんな態度なら……もう容赦しない!!」

義孝の怒りに比例するかのように、炎はみるみる巨大化する。
だが、激情により周囲が見えていないらしく、俺の瞳の変化には気づいていない。

「義孝、一応言っとくけど――冷静さを欠くと負けるぞ?」
「黙れッ!!」

今のは挑発ではなく本気の忠告だったのだが、完全に逆効果だったらしい。

≪いや……まあ火に油を注いだの俺なんだけどさ……≫

義孝の魔力はどんどん練られ、炎の球体は“巨大なファイヤーボール”へと変貌していく。

俺は念のために鑑定を発動してみることにした。


――ステータス――

名前:天条院 義孝
年齢:16歳
性別:男

状態:激怒(93%)/興奮(82%)/嫉妬(87%)/焦り(92%)
好感度:31%/敵対心:38%

魔力:B+
魔力適性:光 / 風 / 雷 / 水 / 火 / 地

──────────────────────
〔通常スキル〕

<戦闘スキル>
剣術Lv5 → 7 / 体術Lv2 New / 魔術Lv3 New 

<機動・補助スキル>
精神耐性Lv4 / 状態異常耐性Lv2 / 命中Lv2New / 回避Lv2 New

<知識・技術スキル>
先見Lv2 → 4 / 受け流しLv2 New

──────────────────────

〔特殊スキル〕
勇者の資質Lv3(物理耐性【中】 / 魔力耐性【中】 / 聖剣適性 / 戦技習熟)
魔力循環Lv1(消費魔力軽減・魔力量上昇・魔力回復) New

──────────────────────
[備考]
炎系下級魔法:ファイヤーボールに自身の魔力を限界まで充填中
威力レベル:中級魔法と同等
被害レベル:なし

――。

≪……うん、どうしよう。情報量が多すぎるんだけど……?≫

俺が鑑定で確認した義孝のステータスは、想像のさらに上をいっていた。

まず――
スキルの数がかなり増え、全体的にレベルが上がっている。

普通、スキルというのはそう簡単にポンポン生えるものではない……と聞いていたはずなのに。

≪俺も最近スキルは増えたけど……これは別の次元だろ……≫

たぶん義孝の【勇者の資質】が関係しているのだろう。
だとしても――努力量と伸び代の暴力が合わさるとここまで行くのかと感心してしまう。

そして、いま義孝が両手で構築しているファイヤーボール。
本来は下級魔法のはずだが、【竜識眼】の解析によると中級魔法同等の威力に引き上げられている。

≪……たぶん、義孝は“この一撃で決めるつもり”なんだろうな≫

俺はそう分析しながらも、防ぐ手段はそれなりにあるから焦ることはないんだけどさ……。

≪とはいえ、俺はノーダメージはさすがになぁ……≫

理由はもちろん――
俺の身体を覆う自動発動の絶対防御スキル【天竜燐】だ。

魔法攻撃・物理攻撃、あらゆるダメージを自動で防いでしまう。
今回の義孝の渾身の一撃も、服に焦げ目すらつかないだろう。

そんなことを考えていた時、突然――

――提案――

【竜識眼】と所有者のスキルをリンクさせれば可能です。

――。

≪え、なにが??≫

すぐに追記の文字が表示される。

――返答――

【竜識眼】内包スキル【見識】と連携することで【天竜燐】の出力を任意に低下、あるいは一時的に解除可能。
※解除しても竜力濃度が高いため、皮膚に触れる前に魔法は霧散すると予測されます。
被害:衣服の全焼
身体:ノーダメージ

――。

≪いや説明が雑!!?≫

なんで衣服だけ燃える設計なんだよ!? と突っ込みたいが、つまり

●【天竜燐】が強すぎて勝負が成り立たない

●制御して形だけだが、バトルとして成立させることは可能

……ということらしい。

≪チートすぎるって思ってけど、まだ認識が甘かったことか……≫

そうこうしているうちに、義孝の魔法が完成した。

「これは当たったらただじゃすまない魔法だ! 悠斗、防げるものなら防いでみろ!」
「いや、その……避けるっていう選択肢もあるんじゃない?」
「俺には【命中】スキルがある! 避けさせるわけないだろ!!」

自信満々に宣言する義孝だが、回避しようと思えばできてしまうし
受けてもノーダメージなので反応に困ってしまう。

しかしそんな俺を待ってくれるわけもなく――

「さあ! これで決着だ!!」

義孝は人の身長ほどの巨大ファイヤーボールを撃ち出してきた。

訓練場の反対側から

「義孝くん!?」
「バカ義孝!? それは流石にやりすぎ!!?」

という友莉と奏の叫び声が響く。

観客席を見ると、
ユリウス王子は冷静だがやや心配そうに、
イリス王女は兄に止めなくてもいいのかと詰め寄っている。

義孝の本気が、誰もが感じているのだ。

――さて。

≪……本当にどう着地させればいいんだこれ?≫

審判のヴォルフさんは俺の表情をじっと見ていた。
――まだ余裕がある、と判断したのだろう。
だが同時に、いつでも割って入れるよう体勢を低くし、踏み込みの準備もしている。

奏たちの近くにいるエルフの女性――宮廷魔術師の先生らしい――も
魔法で介入できるよう詠唱を始めているのが視界の端で分かった。

獅童は結構真剣な顔で観戦している、。
隣にいるドワーフの少女は――なぜか野性味のある笑みを浮かべていた。

≪こっわ……。なんで楽しそうなんだあの子……?≫

そんな周囲の反応を眺めつつ、俺は――

≪さて、どうしようかなぁ~……≫

と、のんきに考えていた。

なぜそんな余裕があるのか?
理由は単純だ。

――遅い。

義孝が渾身の力で放ったはずのファイヤーボールが、
【思考超加速】を使用している俺には、
スローモーションどころか 止まって見えるレベルで遅い。

これなら考える時間はいくらでもあるとボーっとしていた。
……すると、変なものが見え始めた。

≪この……縦の線ってなに?≫

少し傾いた縦に伸びた細い線が、ファイヤーボールの中心に一本走っている。
直感的に“切れ目”のように感じる不思議な線。

――返答――

それは「構造の弱い部分」を可視化しています。

――。

竜識眼がそう告げた瞬間――俺の中で好奇心が爆発した。

≪じゃあさ……この線をなぞったらどうなるんだろう?≫

普通に考えればやっちゃダメなやつだ。
けれど俺は【天竜燐】で守られているからノーダメージだし、試さずにはいられなかった。

俺は迷いなく火球へ右腕を突っ込み、
“線”に沿って腕を振り上げた。

――スパンッ!

「「「え?」」」

そんな幻聴が聞こえるほどに、ファイヤーボールは綺麗に縦へと裂け、
まるで果物を切り分けた時のように……。

呆然とする観客たち。
呆然とする俺と義孝。

縦に裂けたファイヤーボールは、俺の左右を抜けたあと、そのまま後方の“観客席”へ――

「あっ!? ヤッべ!!」

そう思考が追いついた瞬間――

「「きゃああぁぁぁぁぁ――!!??」」

訓練場に凄まじい悲鳴が響き渡った。

俺の後ろでは、炎の奔流が二手に分かれて観客席へ襲いかかり――

ドガァァーーン!!!?

と、訓練場に爆発音が響くのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ギャルといちゃこらしていたらダンジョン探索がはかどった件。うちのお菊がもふもふで可愛すぎる♡

マネキネコ
ファンタジー
日本国内に3つのダンジョンが出現して早10年。日本国政府は各方面と協議を重ねた結果、ダンジョンを国民に開放すると宣言した。つまり現在では探索者ライセンスさえあれば誰でも気軽にダンジョン探索ができる時代になっているのだ。高校生になった僕は夏休みに入るとすぐに探索者講習を受けライセンスを取得した。そして残りの夏休みすべてをダンジョン探索へと費やし、通常は半年以上は掛かると言われていた最初のレベルアップを、僕はわずか3週間あまりで達成した。これはとんでもない快挙といってもいいだろう。しかも他の人に比べると、身体能力がはるかに劣っているチビデブの僕がである。こんな結果をもたらした背景には、なんといっても僕のパートナーであるお菊の存在が大きいだろう。そしてもうひとつ、なぜだかわからないが、ステータスの中に『聖獣の加護』が表示されているのだ。おそらく、この効果が表れているのではないだろうか。そうして2学期が始まり僕が教室に顔を出すと、最近やたらと絡んでくるギャル友から「あんたなんか変わった!? なんていうか雰囲気とか? 背もだいぶ伸びてるみたいだし」と、なんでどうしての質問攻め。今まで異性には見向きもされなかった僕だけど、これってもしかして、『モテ期』というやつが来てるの?

精霊のお仕事

ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】 オレは前世の記憶を思い出した。 あの世で、ダメじゃん。 でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。 まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。 ときどき神様の依頼があったり。 わけのわからん敵が出てきたりする。 たまには人間を蹂躙したりもする。? まあいいか。

スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~

榊与一
ファンタジー
幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。 彼はその日から探索者――シーカーを目指した。 そして遂に訪れた覚醒の日。 「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」 スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。 「幸運の強化って……」 幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。 そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。 そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。 だが彼は知らない。 ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。 しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。 これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。

外れスキルと言われたスキルツリーは地球の知識ではチートでした

盾乃あに
ファンタジー
人との関係に疲れ果てた主人公(31歳)が死んでしまうと輪廻の輪から外れると言われ、別の世界の別の人物に乗り替わると言う。 乗り替わった相手は公爵の息子、ルシェール(18歳)。外れスキルと言うことで弟に殺されたばかりの身体に乗り移った。まぁ、死んだことにして俺は自由に生きてみようと思う。

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス
ファンタジー
よくある話の異世界召喚… スマホのネット小説や漫画が好きな少年、洲河 愽(すが だん)。 いつもの様に幼馴染達と学校帰りの公園でくっちゃべっていると地面に突然魔法陣が現れて… 気付くと愽は1人だけ見渡す限り草原の中に突っ立っていた。 愽は幼馴染達を探す為に周囲を捜索してみたが、一緒に飛ばされていた筈の幼馴染達は居なかった。 生きていればいつかは幼馴染達とまた会える! 愽は希望を持って、この不思議な無人島でサバイバル生活を始めるのだった。 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕の授かったスキルは役に立つものなのかな?」 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は幼馴染達よりも強いジョブを手に入れて無双する!」 「幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕は魔王から力を授かり人類に対して牙を剥く‼︎」 幼馴染達と一緒に異世界召喚の第四弾。 愽は幼馴染達と離れた場所でサバイバル生活を送るというパラレルストーリー。 はたして愽は、無事に幼馴染達と再会を果たせるのだろうか?

処理中です...