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第三話 第四章
第十一節
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「ホぅ…『炎装』…」
場面は戻り晴菜対ブレイク。
晴菜の言葉に短く呟くブレイク。だが次には安堵した様な胸を撫で下ろす仕草を取った。
「なンだ、良かった…」「きっチり隠し玉を会得しているじゃあないカ」「先の白兵戦能力ノ向上だけじゃア」「物足りないと感じてイた所ダ…」
「随分と余裕を吐くじゃない。良いわその態度…定型だけどキッチリと後悔させてあげる」
言って全身から炎を立ち昇らせた晴菜。
うねり昂る炎は勢いをそのままに晴菜の身体に絡みつく。
無形の炎である筈なのにまるで絹の様に質量を有し優しく晴菜の肉体を包み込んでいく。
そして全てが終えたように光が弾けるとそこには新たな姿の晴菜が居た。
【演目】『爆炎 炎装 クラッシック 焔』
真紅のジャンパードレスや革製のハイブーツ。ナンバープレートが装飾された紅色のキャスケット帽という基本的な出で立ちの多くは変わっていない。
ただその服飾のそれぞれに飾り布が追加された。
炎の布と言ってもいい陽炎の様な揺らめきと発する光により全身が淡く輝いておりとても優雅で華やか。
まるで激しく燃える炎を制し、そのまま衣服へと押し込んだ。まさに炎で形作られた『装束』そう呼ぶにふさわしい姿であった。
「おおッ、素晴らシい…」「可憐ナその姿への変身」「まルでアニメーションの魔法少女を見てイる様な気持チですよ」「とテも微笑ましい気分にナれました」「ありガとう…」
「行くわよ…」
未だに油断した言動のブレイクにこれ以上は何も言わない晴菜。炎の拳銃を構える。
と同時にその姿が掻き消えた。
「「「「「ッツ!!??」」」」」
即座に高速で動いた事を悟るが、その余りのスピードに思わず言葉を失うブレイク。その間に爆音と共に二名の自分が吹き飛んだのを理解した。
「「こ、こレは……ッ!!?」」「なンだッッ!!?」
次々と自分が吹き飛んでいくのを自覚するブレイク。
超々至近距離まで近づいた晴菜が銃撃か爆発を交えた打撃を叩き込んでいるというのは受けた自分達からわかっている。
だが超高速故に対応が追い付かない。
尾を引く炎の端しか捉えられていないのだ。
「ま…」「「まズい…」」「R・Rっ!!」
【演目】『既視感の男 重なり歩く影』
ドンドンと減っていく自分に危機感を覚え始め自らの『既視感の男』で補充していくブレイク。R・Rに呼びかけ機械を投入してもらいそれらを【演目】で書き換える。
無機物の機械でも問題なく全てがブレイクとなった。
「良シ…」「これナら…」
だが安堵も束の間のみ…炎のミサイルと爆弾が撃ち込まれ、即座にブレイク達は吹き飛ばされる。
勿論、晴菜の『爆炎』である。
「近距離のミだケじゃあ無く」「これまデの中・遠距離もかッ!?」
全距離・全方位の隙の無さに思わず叫んだブレイク。自らを軍勢のように一斉に殺到させる。
しかし晴菜の炎の前に多くが消し炭となった。
「クっ…!?」「何トかしねぇト!!」
完全無欠の無敵なんてあり得ない。それなら初手から使っている筈だと考えるブレイク。まだ息のある自分を玉砕覚悟で差し向け、残った数名の自分と共に部屋から飛び出した。
「逃がすわけないでしょ!?」
『待って下さい晴菜ッ!』
差し向けたブレイクを問題なく片付け追いかけようとした晴菜を睦美が呼び止める。
「……何?」
『ブレイクを追いかけるよりそのままR・Rを狙いましょう。ブレイクを残す事を厄介に思うかもしれませんが、この戦いでの我々の目標はあくまで『将』R・R。ブレイクはただの一兵卒に過ぎません。大局的な意味も考えて狙うべきです』
「…………」
『それに見た限り…晴菜の『炎装』に奴は手も足も出ていない有様でした。だからこそこのチャンスで狙うべきです。おそらく消耗の激しいそのフォームを維持出来ている間に…』
『炎装』唯一の弱点を睦美にピンポイントで指摘された事で晴菜はピクリと身体を揺らす。
指摘の通りこの新技は非常に消耗が激しい。炎を高出力且つ精密に維持し続ける必要があり、多くの体力と高い集中力が必要となる。
今現在の晴菜では長時間の使用は難しく、一度解いてからの再発動も難しい。
それどころか解いた後は少しの間、炎も体も動かせなくなる諸刃の刃なのだ。
「……そうね、アタシ達がR・Rを狙えば奴もそれを阻止する為にコチラに近づかざるを得ない。睦美の言う通りこのままR・Rを狙った方が良いわね…」
本来よりも早く切り札を切ってしまった以上。リベンジに固執し最終的に負けるのは本末転倒である。
「確かそれらしい居場所に目星はもう付いていた筈よね、案内してもらっていい?」
『ええ当然、ナビします』
今も『炎装』で消耗していく以上ここに長居するのは得策ではない。
一面に転がるブレイク達を跨いで晴菜は部屋を後にする。
だが出た廊下。
そこには大量の機械群とブレイク達が居た。
『消耗狙いで取り敢えず物量にて押し潰す気ですか…』
「はッ、その方が滾った熱を抑えずに済むわ!睦美最短ルートでヨロシク!!」
『了解』
「「「「かかレぇぇぇぇェェェェ!!」」」」
一斉に殺到する機械群とブレイク達。
炎の銃火器を顕現させた晴菜は身に纏う『炎装』を更に輝かせた。
【演目】『不可思議の迷宮 モンスターハウス』
【演目】『天使・戦技 ュシッラ使天 ×X』
【演目】『爆炎 炎壊 マーク2 カスタマイズ』
振るわれる【演目】の応酬。互いに現在の100%に近いパフォーマンスを見せつける。
二名がかりの圧倒的物質量で押し潰そうとするR・Rとブレイク。
それを単独でありながら一個の国家軍隊の如き火力で迎え撃つ晴菜。
勢力はやや晴菜優勢である。
「このまま押し切って進むわ!睦美、目的地の方向はッ!?」
『10時の方向、上の階層です!』
「OK了解ッ!荒く行くわ!!」
海を割る様に機械とブレイクを吹き飛ばしながら、晴菜は睦美の言った方向に炎のミサイルを顕現させる。
そして躊躇なく撃ち込んだ。
「おいおいオイオイおいオい!?」「無茶苦茶だナぁ!?」
爆発音と共に出来上がった大穴。だがそれで晴菜は止める気は無い。
次々と炎のミサイルを作っていくとその穴の中に撃ち込んでいく。
『ふむ、致し方なし……』
戦場の様に断続的に続く爆発と響く地鳴り。城の現状については睦美はもう見ない事とする。
そうして断続的に撃ち込まれていくミサイルに弾丸。だがある時を境にピタリと止む。
それにより晴菜は直ぐに障害の全てをぶち抜いたのだと確信した。
作った大穴へと飛び込む晴菜。ブレイクや機械達を引き連れながら睦美の示した方向へと最短の距離で一直線に駆けていく。
『炎装』での速度でブレイクや機械も少しながら引き離した。
『晴菜、次が件の部屋です』
睦美に従い足を止める晴菜。ついにR・Rがいると思わしき部屋に到着した。
場面は戻り晴菜対ブレイク。
晴菜の言葉に短く呟くブレイク。だが次には安堵した様な胸を撫で下ろす仕草を取った。
「なンだ、良かった…」「きっチり隠し玉を会得しているじゃあないカ」「先の白兵戦能力ノ向上だけじゃア」「物足りないと感じてイた所ダ…」
「随分と余裕を吐くじゃない。良いわその態度…定型だけどキッチリと後悔させてあげる」
言って全身から炎を立ち昇らせた晴菜。
うねり昂る炎は勢いをそのままに晴菜の身体に絡みつく。
無形の炎である筈なのにまるで絹の様に質量を有し優しく晴菜の肉体を包み込んでいく。
そして全てが終えたように光が弾けるとそこには新たな姿の晴菜が居た。
【演目】『爆炎 炎装 クラッシック 焔』
真紅のジャンパードレスや革製のハイブーツ。ナンバープレートが装飾された紅色のキャスケット帽という基本的な出で立ちの多くは変わっていない。
ただその服飾のそれぞれに飾り布が追加された。
炎の布と言ってもいい陽炎の様な揺らめきと発する光により全身が淡く輝いておりとても優雅で華やか。
まるで激しく燃える炎を制し、そのまま衣服へと押し込んだ。まさに炎で形作られた『装束』そう呼ぶにふさわしい姿であった。
「おおッ、素晴らシい…」「可憐ナその姿への変身」「まルでアニメーションの魔法少女を見てイる様な気持チですよ」「とテも微笑ましい気分にナれました」「ありガとう…」
「行くわよ…」
未だに油断した言動のブレイクにこれ以上は何も言わない晴菜。炎の拳銃を構える。
と同時にその姿が掻き消えた。
「「「「「ッツ!!??」」」」」
即座に高速で動いた事を悟るが、その余りのスピードに思わず言葉を失うブレイク。その間に爆音と共に二名の自分が吹き飛んだのを理解した。
「「こ、こレは……ッ!!?」」「なンだッッ!!?」
次々と自分が吹き飛んでいくのを自覚するブレイク。
超々至近距離まで近づいた晴菜が銃撃か爆発を交えた打撃を叩き込んでいるというのは受けた自分達からわかっている。
だが超高速故に対応が追い付かない。
尾を引く炎の端しか捉えられていないのだ。
「ま…」「「まズい…」」「R・Rっ!!」
【演目】『既視感の男 重なり歩く影』
ドンドンと減っていく自分に危機感を覚え始め自らの『既視感の男』で補充していくブレイク。R・Rに呼びかけ機械を投入してもらいそれらを【演目】で書き換える。
無機物の機械でも問題なく全てがブレイクとなった。
「良シ…」「これナら…」
だが安堵も束の間のみ…炎のミサイルと爆弾が撃ち込まれ、即座にブレイク達は吹き飛ばされる。
勿論、晴菜の『爆炎』である。
「近距離のミだケじゃあ無く」「これまデの中・遠距離もかッ!?」
全距離・全方位の隙の無さに思わず叫んだブレイク。自らを軍勢のように一斉に殺到させる。
しかし晴菜の炎の前に多くが消し炭となった。
「クっ…!?」「何トかしねぇト!!」
完全無欠の無敵なんてあり得ない。それなら初手から使っている筈だと考えるブレイク。まだ息のある自分を玉砕覚悟で差し向け、残った数名の自分と共に部屋から飛び出した。
「逃がすわけないでしょ!?」
『待って下さい晴菜ッ!』
差し向けたブレイクを問題なく片付け追いかけようとした晴菜を睦美が呼び止める。
「……何?」
『ブレイクを追いかけるよりそのままR・Rを狙いましょう。ブレイクを残す事を厄介に思うかもしれませんが、この戦いでの我々の目標はあくまで『将』R・R。ブレイクはただの一兵卒に過ぎません。大局的な意味も考えて狙うべきです』
「…………」
『それに見た限り…晴菜の『炎装』に奴は手も足も出ていない有様でした。だからこそこのチャンスで狙うべきです。おそらく消耗の激しいそのフォームを維持出来ている間に…』
『炎装』唯一の弱点を睦美にピンポイントで指摘された事で晴菜はピクリと身体を揺らす。
指摘の通りこの新技は非常に消耗が激しい。炎を高出力且つ精密に維持し続ける必要があり、多くの体力と高い集中力が必要となる。
今現在の晴菜では長時間の使用は難しく、一度解いてからの再発動も難しい。
それどころか解いた後は少しの間、炎も体も動かせなくなる諸刃の刃なのだ。
「……そうね、アタシ達がR・Rを狙えば奴もそれを阻止する為にコチラに近づかざるを得ない。睦美の言う通りこのままR・Rを狙った方が良いわね…」
本来よりも早く切り札を切ってしまった以上。リベンジに固執し最終的に負けるのは本末転倒である。
「確かそれらしい居場所に目星はもう付いていた筈よね、案内してもらっていい?」
『ええ当然、ナビします』
今も『炎装』で消耗していく以上ここに長居するのは得策ではない。
一面に転がるブレイク達を跨いで晴菜は部屋を後にする。
だが出た廊下。
そこには大量の機械群とブレイク達が居た。
『消耗狙いで取り敢えず物量にて押し潰す気ですか…』
「はッ、その方が滾った熱を抑えずに済むわ!睦美最短ルートでヨロシク!!」
『了解』
「「「「かかレぇぇぇぇェェェェ!!」」」」
一斉に殺到する機械群とブレイク達。
炎の銃火器を顕現させた晴菜は身に纏う『炎装』を更に輝かせた。
【演目】『不可思議の迷宮 モンスターハウス』
【演目】『天使・戦技 ュシッラ使天 ×X』
【演目】『爆炎 炎壊 マーク2 カスタマイズ』
振るわれる【演目】の応酬。互いに現在の100%に近いパフォーマンスを見せつける。
二名がかりの圧倒的物質量で押し潰そうとするR・Rとブレイク。
それを単独でありながら一個の国家軍隊の如き火力で迎え撃つ晴菜。
勢力はやや晴菜優勢である。
「このまま押し切って進むわ!睦美、目的地の方向はッ!?」
『10時の方向、上の階層です!』
「OK了解ッ!荒く行くわ!!」
海を割る様に機械とブレイクを吹き飛ばしながら、晴菜は睦美の言った方向に炎のミサイルを顕現させる。
そして躊躇なく撃ち込んだ。
「おいおいオイオイおいオい!?」「無茶苦茶だナぁ!?」
爆発音と共に出来上がった大穴。だがそれで晴菜は止める気は無い。
次々と炎のミサイルを作っていくとその穴の中に撃ち込んでいく。
『ふむ、致し方なし……』
戦場の様に断続的に続く爆発と響く地鳴り。城の現状については睦美はもう見ない事とする。
そうして断続的に撃ち込まれていくミサイルに弾丸。だがある時を境にピタリと止む。
それにより晴菜は直ぐに障害の全てをぶち抜いたのだと確信した。
作った大穴へと飛び込む晴菜。ブレイクや機械達を引き連れながら睦美の示した方向へと最短の距離で一直線に駆けていく。
『炎装』での速度でブレイクや機械も少しながら引き離した。
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