自分の話

hitoshi

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子供の頃の話3

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小学1年生の頃の話。

授業で自分の意見を言う授業があった。

話題はテレビが無くても人は生きていけるか?

俺以外は生きていけるって答えた。
普通に考えたら昔はテレビが無い時代だから生きてはいけるかもしれない。

俺はその事を分かってるけど生きていけないって答えた。

テレビが無い時代と、その時代とでは状況も違うし、情報を得ないといけない。

新聞があれば大丈夫って言った人がいたけど俺の祖父は新聞社に勤めてたからどういう感じだったか聞いてたから、新聞には誤情報も出るって答えた。

親がニュースや政治のチャンネルをよく見てた。

俺の意見は全否定されて、それならテレビ見ないで過ごしたらいいんじゃないって感じで言った。

最後まで折れなかった。

大人数派の勝ちって言われ、これは勝ち負けなのか?って思った。

多分、この時に初めて俺の意見は無意味なのかもしれないって思ったのかもしれない。

思ってる事を言う時もあるけど、少ないけど言わない時が出来てきた。

思考が変わったのかもしれない。

俺の意見はゴミ同然に捨てられてしまう。

そういう事を心の底では思ってた。

2年生に上がり先生が変わった。

先生の入れ替わりも結構激しかった。

1年生の頃の担任は転勤って感じになった。

2年生の頃の先生は変わり者だと言われてた俺にとっては気持ち的に楽になれる先生だったと思う。

3年生になる頃に転勤になった。
中学生の頃に同級生の母校に行った時にその先生がいて覚えててくれてた。

2年生の頃は穏やかな年を過ごした感じだった。

友達との関係も良い感じだった。
新しく仲良くなった人もいてよく喋ったりしてた。

新しく仲良くなった人は3年に上がる頃に転校してしまった。


3年生の頃は一言で言うと嫌だった。
先生に目の敵にされて、何をやるにも怒られた。

3年生になってこの先生の前では本気にならないとかセーブして過ごすって気持ちになっていった。

こんな事も出来ないの?とか何で出来ないの?とか授業中に何回も当てられたりされた。

算数は苦手だったけど、3年生になってからは大嫌いになった。

親が呼び出され俺がいる前でどういう教育してるんですか?とか何で勉強出来ないんですか?って感じで言われてるのを聞いてた。

足引っ張ってるの分かる?とか言われたりしたし毎日怒られた。

初日から何か目の敵にされてた。
直感的にこの先生とは絶対合わないって思った。

家族もその先生が嫌いだった


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