ビッグデータ探偵

なかの

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第91話 ブレスト

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「というわけで色々解決してきたよ、佐々木」
僕は言う。
そう今までに起こったことを佐々木に報告しにきた。
ここから事件は始まって、ヒカルちゃんの大活躍もあったので全部伝えにきた。

「はい、佐々木先生には大変お世話になりました!」
高崎くんが言う。
そう、ここで色々聞き込みしたところから全ては始まった。

「いえいえ、こちらこそ!ヒカルがすごく喜んでるってメールが来たよ」
佐々木が言う。ヒカルちゃんの父である佐々木に、多分奥さんからメールがきたと言うことだろう。こないだ、直接連絡取るのは禁止されていると言う話をしていたから。

「そうか、よかった。興味があれば飛び級で留学とかしてもいいぐらいだけどね、中学校も面白いみたいだね」
佐々木が言う。そうレベル的にはそう言うレベルだが、あとは本人の興味によるだろうと言う感じだった。

「うん、その辺は本人に任せるよ。正直これだけの高齢化社会だ1,2年スキップしたところで何にも変わらない」
佐々木が言う。そうどうせ僕らはずっと勉強していくのだ、1,2年程度の差はどうでもいい。勉強し続けられるかどうかが問題だ。

「最年少教授が言うと重いな」
僕は言う。ヒカルちゃんが飛び級などして大きな成果を出していけばもしかしたら、お父さんより早く教授になれるかもしれない。

「まぁ、こんなのは運だからね。佐鳥もすぐになるだろうし、別にどっちだっていいさ、取れたら取れたで活かした戦い方したほうがいいけどね」
佐々木は言う。僕らに大事なのはどれだけ効率よく学び続けられる環境を作ることができるかと言うことだった。

「ごもっとも」
僕が頷く。

「さあ、今回の事件に使ったアイデアを教えてくれる?時間ならいくらでもあるブレストしよう」
佐々木が言う。そう、今日は前もって来ることが伝えてあったのでしっかり時間を取ってくれているようだった。

「ブレスト??」
高崎くんが聞く。

「ブレインストーミングだね、アイデアを出し合ってブラッシュアップしていく事」
僕が簡単に説明する。

「解決した今やるんですか?」
高崎くんが言う。確かに解決するためにすることが多いかもしれないけれども、僕らは常に次にやるべきことを探している。この時期だからこそやるべきこともある。

「そうそう。実際に何かを解決してる時って考えてる暇ないからね」
僕が言う。何かを解決している時は、締め切りもだいたい決まっているのでそれ以外のことを考える余裕がない。そう言う時しかブレストしないのは勿体無いことなのだ。

「確かにそうかも」
高崎くんが頷く。

「今までは考えたことを高速で出すぐらいしか実はしてない」
僕が言う。今回事件が起きてからやったことは、脱走事件に対して今まで実験したことや、調べていたことをうまくつなぎ合わせて使えないかと言うことに集中していた。

「ほんとだ!練習と本番見たいなものですね!」
高崎くんが言う。
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