8 / 124
008 エレオノール
しおりを挟む
「辞めない」
オレの問いかけに、クロエは真剣な表情を浮かべて言い切った。この顔は覚えのある顔だ。オレと姉貴がどれだけ説得しようと、頑なに首を縦に振らなかったクロエの顔だ。
こりゃなにを言ってもダメだな……。
「そうか……」
オレはそれ以上言葉を繋げられず、黙り込むしかなかった。オレとクロエの間に静かな時間が流れる。
コンコンコンッ!
沈黙を破るように、ノックの音が飛び込んできた。
「どうぞ」
クロエの言葉に、応接間のドアがゆっくりと開かれる。現れたのは、まさにお姫様といった感じの少女だった。
「エルッ!」
クロエが勢いよくソファーから立ち上がり、部屋に入って来た少女を出迎える。オレの一応立っておくか。これから命を懸け合う関係になるかもしれないからな。第一印象くらいは良いものにしたい。
「紹介するわ。こっちが、エレオノール。で、こっちがアベル叔父さん。あたしの叔父さんよ」
クロエの雑な紹介に苦笑しながら、オレは軽く頭を下げて少女に挨拶する。
「アベルだ」
「はぁい。わたくしがエレオノールですぅ。アベル様、よろしくお願い致しますねぇ」
ちょこんと紺のロングスカートを摘まんで、ゆったりとカーテシーを披露するエレオノールに、右手を伸ばす。
間延びした声がそうさせるのか、なんだかゆったりした落ち着きのある少女だ。緩くウェーブのかかった豊かな金髪、博愛の情を感じさせる優し気な垂れ目の青い瞳。エレオノールから差し出された手は、オレなんかが触れていいのかと思うほど細く柔らかい。エレオノールの手の感触に、オレも慎重に手を握り返す。そんなことはないと分かっているが、下手したら壊れてしまいそうで怖い。しかし、でかいな……。
どこがとは言わないし、視線も向けたりしないが、その存在感は圧倒的だ。高価そうな白のブラウスを押し上げて、窮屈そうにしているのが視界の端に映る。正直、視線がそちらに行かないようにするのに精一杯だった。
今はクロエの前だからな。紳士なオレでありたい。
「それで、今日はクロエの叔父様を紹介してくださるのですか?」
エレオノールが、こてんと首を横に傾げ、クロエに問いかける。そんな姿もとても優雅だ。今時の下級貴族なんかより、よっぽど上品だろう。
こんな優雅な所作を身に着けたクロエを見てみたい強い衝動に駆られる。きっとかわいいに違いない。クロエから「叔父様」なんて呼ばれた日には、昇天してしまうかもしれないな。
だが、オレは自らの衝動を抑え込む。どんな格好や所作をしていようと、クロエが一番かわいいのだ。オレの欲望で歪ませることなど許されない。クロエにはのびのびと育ってほしい。
「そうそう。それでね、エル。叔父さんに『五花の夢』に入ってもらおうと思っているんだけど……賛成してくれる?」
「まあ!」
クロエの問いかけに、エレオノールが口に手を当てて驚いてみせる。そうだよな。少女たちだけのパーティに、オレみたいなおじさんが入れようなんて、驚くに決まっている。
できれば、承認してほしいところだが……難しそうだな。
クロエにとっては慣れ親しんだ親族だろうが、他の少女たちにとっては赤の他人だ。信頼などあるわけがない。そして、ダンジョンという命を懸けた危険地帯に潜るというのに、信頼できない者を連れて行くのはリスクがあり過ぎる。
オレは諦観にも似た気持ちでエレオノールの姿を見る。この少女の信頼を勝ち取るためには、時間が必要だ。いきなりこんなことを言われても困るだけだろう。
しかし、エレオノールは、オレの予想に反して柔らかな笑みを浮かべてみせた。
「ふふふっ。もちろん構いませんわ」
「は?」
まさかのエレオノールの快諾に、オレの方が困惑してしまう。
「ありがとう、エル!」
「あらぁ」
クロエがエレオノールに抱き付き、その大きな胸に顔を埋めた。エレオノールは、クロエを優しく抱き留めて、クロエの耳元でなにかを囁いたのが見えた。
エレオノールがなにを言ったのかは分からないが、エレオノールの言葉を聞いたクロエは顔を軽く上気させる。照れているのか?
「もう、そんなんじゃないったら。もー」
顔を赤らめてエレオノールの胸をぽふぽふと叩くクロエ。その姿は、オレにはまるで恋人同士ように親しそうに見えた。もしかしたらクロエはエレオノールと良い仲なのだろうか?
独身のオレには、恋人たちの機微など詳しくないが、同性同士の恋人というのも珍しいがないわけじゃないことを知っている。仮にクロエがそうだとしても、オレは変わらずクロエをかわいがる覚悟だ。オレのクロエへの愛に果てなど無い。
「まったく……。でも、エルが同意してくれよかったわ」
クロエがエレオノールから離れて問うと、エレオノールは柔らかい笑みを浮かべて答える。
「わたくしはもちろん賛成いたしますけど、他の方はいかがでしたか?」
エレオノールの言葉に、クロエが腕を組んで難しい顔を浮かべてみせた。
「まだエルしか教えてないの。他のメンバーには今から話に行くけど、エルはどうする?」
「もちろん、ご一緒させていただきますわ。わたくしも微力ながら協力いたします」
「ありがとう!」
オレの問いかけに、クロエは真剣な表情を浮かべて言い切った。この顔は覚えのある顔だ。オレと姉貴がどれだけ説得しようと、頑なに首を縦に振らなかったクロエの顔だ。
こりゃなにを言ってもダメだな……。
「そうか……」
オレはそれ以上言葉を繋げられず、黙り込むしかなかった。オレとクロエの間に静かな時間が流れる。
コンコンコンッ!
沈黙を破るように、ノックの音が飛び込んできた。
「どうぞ」
クロエの言葉に、応接間のドアがゆっくりと開かれる。現れたのは、まさにお姫様といった感じの少女だった。
「エルッ!」
クロエが勢いよくソファーから立ち上がり、部屋に入って来た少女を出迎える。オレの一応立っておくか。これから命を懸け合う関係になるかもしれないからな。第一印象くらいは良いものにしたい。
「紹介するわ。こっちが、エレオノール。で、こっちがアベル叔父さん。あたしの叔父さんよ」
クロエの雑な紹介に苦笑しながら、オレは軽く頭を下げて少女に挨拶する。
「アベルだ」
「はぁい。わたくしがエレオノールですぅ。アベル様、よろしくお願い致しますねぇ」
ちょこんと紺のロングスカートを摘まんで、ゆったりとカーテシーを披露するエレオノールに、右手を伸ばす。
間延びした声がそうさせるのか、なんだかゆったりした落ち着きのある少女だ。緩くウェーブのかかった豊かな金髪、博愛の情を感じさせる優し気な垂れ目の青い瞳。エレオノールから差し出された手は、オレなんかが触れていいのかと思うほど細く柔らかい。エレオノールの手の感触に、オレも慎重に手を握り返す。そんなことはないと分かっているが、下手したら壊れてしまいそうで怖い。しかし、でかいな……。
どこがとは言わないし、視線も向けたりしないが、その存在感は圧倒的だ。高価そうな白のブラウスを押し上げて、窮屈そうにしているのが視界の端に映る。正直、視線がそちらに行かないようにするのに精一杯だった。
今はクロエの前だからな。紳士なオレでありたい。
「それで、今日はクロエの叔父様を紹介してくださるのですか?」
エレオノールが、こてんと首を横に傾げ、クロエに問いかける。そんな姿もとても優雅だ。今時の下級貴族なんかより、よっぽど上品だろう。
こんな優雅な所作を身に着けたクロエを見てみたい強い衝動に駆られる。きっとかわいいに違いない。クロエから「叔父様」なんて呼ばれた日には、昇天してしまうかもしれないな。
だが、オレは自らの衝動を抑え込む。どんな格好や所作をしていようと、クロエが一番かわいいのだ。オレの欲望で歪ませることなど許されない。クロエにはのびのびと育ってほしい。
「そうそう。それでね、エル。叔父さんに『五花の夢』に入ってもらおうと思っているんだけど……賛成してくれる?」
「まあ!」
クロエの問いかけに、エレオノールが口に手を当てて驚いてみせる。そうだよな。少女たちだけのパーティに、オレみたいなおじさんが入れようなんて、驚くに決まっている。
できれば、承認してほしいところだが……難しそうだな。
クロエにとっては慣れ親しんだ親族だろうが、他の少女たちにとっては赤の他人だ。信頼などあるわけがない。そして、ダンジョンという命を懸けた危険地帯に潜るというのに、信頼できない者を連れて行くのはリスクがあり過ぎる。
オレは諦観にも似た気持ちでエレオノールの姿を見る。この少女の信頼を勝ち取るためには、時間が必要だ。いきなりこんなことを言われても困るだけだろう。
しかし、エレオノールは、オレの予想に反して柔らかな笑みを浮かべてみせた。
「ふふふっ。もちろん構いませんわ」
「は?」
まさかのエレオノールの快諾に、オレの方が困惑してしまう。
「ありがとう、エル!」
「あらぁ」
クロエがエレオノールに抱き付き、その大きな胸に顔を埋めた。エレオノールは、クロエを優しく抱き留めて、クロエの耳元でなにかを囁いたのが見えた。
エレオノールがなにを言ったのかは分からないが、エレオノールの言葉を聞いたクロエは顔を軽く上気させる。照れているのか?
「もう、そんなんじゃないったら。もー」
顔を赤らめてエレオノールの胸をぽふぽふと叩くクロエ。その姿は、オレにはまるで恋人同士ように親しそうに見えた。もしかしたらクロエはエレオノールと良い仲なのだろうか?
独身のオレには、恋人たちの機微など詳しくないが、同性同士の恋人というのも珍しいがないわけじゃないことを知っている。仮にクロエがそうだとしても、オレは変わらずクロエをかわいがる覚悟だ。オレのクロエへの愛に果てなど無い。
「まったく……。でも、エルが同意してくれよかったわ」
クロエがエレオノールから離れて問うと、エレオノールは柔らかい笑みを浮かべて答える。
「わたくしはもちろん賛成いたしますけど、他の方はいかがでしたか?」
エレオノールの言葉に、クロエが腕を組んで難しい顔を浮かべてみせた。
「まだエルしか教えてないの。他のメンバーには今から話に行くけど、エルはどうする?」
「もちろん、ご一緒させていただきますわ。わたくしも微力ながら協力いたします」
「ありがとう!」
324
あなたにおすすめの小説
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる