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『白狼の森林』
レベル3に認定されているこのダンジョンは、森の中に自然の迷路ができたようなダンジョンだ。木や草花が、自然と森の中に道を作るように生えており、複雑な迷路を作り出している。
道といっても、綺麗に歩きやすく舗装された道があるわけではない。まるでどこまでも沈んでいくような腐葉土の地面は歩きづらく、足の踏ん張りがきかない。歩くだけでも体力を消耗するダンジョンだ。
ダンジョンのフィールドはそこそこ広く、端から端まで歩こうと思えば、半日はかかるだろう。
木々の葉に太陽の光を遮られ、ダンジョンの中は、松明を燃やすほどではないが、気味が悪い薄暗い空間となっている。
腐敗臭のような、木々や葉の腐る独特な臭いに満ち、体に纏わりつくような湿気を感じる。かなり不快指数の高いダンジョンだ。クロエたちも眉をひそめて不機嫌そうな顔を浮かべている。
「本来なら、オレからダンジョンの詳細な説明をするべきなんだが、今回は敢えてしない。皆で情報収集して、話し合った結果を教えてくれ。このダンジョンの攻略をするために、何をするべきだ?」
オレの言葉に、クロエたち五人の少女がお互いの顔を見合う。彼女たちには、事前に情報収集の機会と、話し合う機会を与えていた。通常は、パーティーのリーダーであるオレが、判断するべきことだが、敢えてオレは参加せずに、クロエたちだけに任せてみた。
これは、過度にオレに頼ることを無くすためと、クロエたちが自分たちで考える頭を養うためだ。
オレは、クロエたちに一人前の冒険者になってもらいたい。思考停止して唯々諾々と従うだけの人形にはなってほしくないのだ。
それにこれは、オレになにかあった場合の予行演習という面もある。オレも十分気を付けるが、不慮の事故ってやつは不意に訪れるもんだ。最悪の場合、ダンジョン内でオレが死んでしまうこともありえる。そんな時、自分たちで意思決定ができなければ、詰んでしまう。そんなことがないように、常に思考を巡らして、パーティにとっての最善を掴み取ってほしい。
「まずは決定事項から確認していこうかしら」
お見合いの末に、最初に口を開いたのは、眼鏡をくいっと上に押し上げたイザベルだった。眼鏡がそうさせるのか、その横顔は、確かな知性と聡明さを感じさせる。実際、彼女は頭の回転が速く、物知りだ。そのため、なにか話し合いが起こると、彼女が議長のような役割をすることが多い。
「まずは、隊列から確認しましょうか。実際に並んでみましょう。先頭はクロエ」
「はいっ」
イザベルの指示に従って、パーティの隊列が決まっていく。先頭にクロエを置き、その後ろにイザベル。イザベルの左右には、エレオノールとジゼルが並び、イザベルの後ろには、リディ。そして、リディの後ろ、最後尾にオレの順番だ。
防御力の低いイザベルを守るように、前後左右をクロエ、リディ、エレオノール、ジゼルで囲み、最後尾にオレを配置する。上から見れば、まるで十字架のように見えるだろう。
クロエたちが話し合って、考えて導き出した答えだけあって、特に間違いは見当たらない。オレでもこの隊列を採用するだろう。その理由は……。
「それから注意事項よ。まるで壁のように見える草木だけど、明確な壁ではないの。通り抜けられるわ。つまり、迷路を無視して、一直線に進むことも可能なの。私たちも、そして、モンスターもね」
そう。イザベルの言う通り、一見して迷路の壁に見えほど深く生い茂った草木だが、普通に通り抜けることも可能だ。迷路の道部分よりも腐葉土が層になっており、歩きにくい上に、通路以上に暗いのであまり推奨はしないがね。だが、それよりも注意する点がある。
「私たちが壁の中を踏破することは、ないと思ってくれていいわ。問題は、モンスターの壁抜けなのよ。壁の中から突然モンスターが襲いかかってくる可能性があるのよ。あるいは、モンスターたちは、壁の中で待ち伏せしているのかもしれないわね」
イザベルたちは、いずれも真剣な表情をしている。クロエたちの想定通り、今回のダンジョン攻略では、壁の中からの奇襲に警戒をする必要がある。
まぁ、十分に用心しても、回避できるとは分からないがな。ウチのパーティには、索敵系のギフト持ちが居ないのだから仕方ない部分でもある。
イザベルたちが考えた末に生まれた十字の陣形。これは、攻めよりも守りに重点を置いている。奇襲を警戒しつつ、奇襲を受けても崩れないことを念頭に置いた陣形だ。これが功を奏するといいが……。
「ここまでで質問はあるかしら? なければ次に移るけど」
イザベルは自信の滲ませたような態度に、オレは感心する。やはり、イザベルはリーダーに向いている。できれば、彼女にリーダーの座を明け渡したいくらいだ。おっさんのオレには、年頃の女の子の考えなど分からん。オレ自身がパーティの中で異質なのだ。そして、それはオレの努力ではどうにもならないことだ。
「はぁ……」
どうすりゃ年頃の女の子たちを綺麗に纏め上げることができるのかねぇ……。
レベル3に認定されているこのダンジョンは、森の中に自然の迷路ができたようなダンジョンだ。木や草花が、自然と森の中に道を作るように生えており、複雑な迷路を作り出している。
道といっても、綺麗に歩きやすく舗装された道があるわけではない。まるでどこまでも沈んでいくような腐葉土の地面は歩きづらく、足の踏ん張りがきかない。歩くだけでも体力を消耗するダンジョンだ。
ダンジョンのフィールドはそこそこ広く、端から端まで歩こうと思えば、半日はかかるだろう。
木々の葉に太陽の光を遮られ、ダンジョンの中は、松明を燃やすほどではないが、気味が悪い薄暗い空間となっている。
腐敗臭のような、木々や葉の腐る独特な臭いに満ち、体に纏わりつくような湿気を感じる。かなり不快指数の高いダンジョンだ。クロエたちも眉をひそめて不機嫌そうな顔を浮かべている。
「本来なら、オレからダンジョンの詳細な説明をするべきなんだが、今回は敢えてしない。皆で情報収集して、話し合った結果を教えてくれ。このダンジョンの攻略をするために、何をするべきだ?」
オレの言葉に、クロエたち五人の少女がお互いの顔を見合う。彼女たちには、事前に情報収集の機会と、話し合う機会を与えていた。通常は、パーティーのリーダーであるオレが、判断するべきことだが、敢えてオレは参加せずに、クロエたちだけに任せてみた。
これは、過度にオレに頼ることを無くすためと、クロエたちが自分たちで考える頭を養うためだ。
オレは、クロエたちに一人前の冒険者になってもらいたい。思考停止して唯々諾々と従うだけの人形にはなってほしくないのだ。
それにこれは、オレになにかあった場合の予行演習という面もある。オレも十分気を付けるが、不慮の事故ってやつは不意に訪れるもんだ。最悪の場合、ダンジョン内でオレが死んでしまうこともありえる。そんな時、自分たちで意思決定ができなければ、詰んでしまう。そんなことがないように、常に思考を巡らして、パーティにとっての最善を掴み取ってほしい。
「まずは決定事項から確認していこうかしら」
お見合いの末に、最初に口を開いたのは、眼鏡をくいっと上に押し上げたイザベルだった。眼鏡がそうさせるのか、その横顔は、確かな知性と聡明さを感じさせる。実際、彼女は頭の回転が速く、物知りだ。そのため、なにか話し合いが起こると、彼女が議長のような役割をすることが多い。
「まずは、隊列から確認しましょうか。実際に並んでみましょう。先頭はクロエ」
「はいっ」
イザベルの指示に従って、パーティの隊列が決まっていく。先頭にクロエを置き、その後ろにイザベル。イザベルの左右には、エレオノールとジゼルが並び、イザベルの後ろには、リディ。そして、リディの後ろ、最後尾にオレの順番だ。
防御力の低いイザベルを守るように、前後左右をクロエ、リディ、エレオノール、ジゼルで囲み、最後尾にオレを配置する。上から見れば、まるで十字架のように見えるだろう。
クロエたちが話し合って、考えて導き出した答えだけあって、特に間違いは見当たらない。オレでもこの隊列を採用するだろう。その理由は……。
「それから注意事項よ。まるで壁のように見える草木だけど、明確な壁ではないの。通り抜けられるわ。つまり、迷路を無視して、一直線に進むことも可能なの。私たちも、そして、モンスターもね」
そう。イザベルの言う通り、一見して迷路の壁に見えほど深く生い茂った草木だが、普通に通り抜けることも可能だ。迷路の道部分よりも腐葉土が層になっており、歩きにくい上に、通路以上に暗いのであまり推奨はしないがね。だが、それよりも注意する点がある。
「私たちが壁の中を踏破することは、ないと思ってくれていいわ。問題は、モンスターの壁抜けなのよ。壁の中から突然モンスターが襲いかかってくる可能性があるのよ。あるいは、モンスターたちは、壁の中で待ち伏せしているのかもしれないわね」
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まぁ、十分に用心しても、回避できるとは分からないがな。ウチのパーティには、索敵系のギフト持ちが居ないのだから仕方ない部分でもある。
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「ここまでで質問はあるかしら? なければ次に移るけど」
イザベルは自信の滲ませたような態度に、オレは感心する。やはり、イザベルはリーダーに向いている。できれば、彼女にリーダーの座を明け渡したいくらいだ。おっさんのオレには、年頃の女の子の考えなど分からん。オレ自身がパーティの中で異質なのだ。そして、それはオレの努力ではどうにもならないことだ。
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