117 / 189
閑話 木こり
しおりを挟む
コーン! コーン! コーン!
太い木に斧を叩きつける子気味いい音が響いている。
だが、音が響いているのは一か所だけだ。木こりが独りで木をこっているのだろう。
冒険者パーティ『深紅の誓い』のリーダーであるザシャは、一応注意だけしていこうとパーティメンバーを連れて音の発生源へとやってきた。
コーン! コーン! コーン!
音の発生源に居たのは、壮年の男だ。男は一心不乱に斧を振るっている。その姿は真剣そのもので、ザシャは少しだけ声をかけるのをためらってしまった。
「ちょっといいかしら? もうじき日が暮れるわ。冒険者たちもそろそろ引き上げる頃合いだから、あなたも今日はそろそろ止めにしたら?」
事実、男以外の木こりは皆、もう今日の作業を終えて帰宅していた。
どういうわけか、男だけ一人で残っているのだ。
「ああ、もうそんな時間か……。うーん……、オラはもうちょっとだけやってくよ」
コーン! コーン! コーン!
男は手を休めることなくそう言った。
日雇いの労働者がこれだけ熱意をもって仕事をしている。ザシャにはそのことが意外だった。
「どうしてそこまでがんばるの? がんばったところで給料が上がるわけではないでしょうに」
「オラは、このバウムガルテンの生まれなんだ」
コーン! コーン! コーン!
やはり男は手を休めることなく答える。
誇らしそうにそう言った木こりの顔は、次の瞬間、泣きそうなほどに歪んでいた。
「オラたちはよぉ、ダメな領民なんだ……。領主様に税を納めるどころか、自分たちのおまんますらろくに育てられなかった……。土がオラたちと同じで痩せぎすだったんだ。だから、ろくに麦も育たねぇ……」
コーン! コーン! コーン!
「そんな間抜けなオラたちに領主様は言った。食料を持ってきたって……。オラたちは税も払えねぇんだぜ? 領主様だって銭っこがあるわけじゃねぇ。だのに、領主様は借金してオラたちにおまんま恵んでくれたのよ……。オラは自分が情けねぇ」
コーン! コーン! コーン!
「オラは昔出稼ぎに行ったことあるから知ってるんだけどよ。お貴族様が領民食わすために借金するなんて他で聞いたことがねぇ。オラたちが生きてるのは、代々の領主様のおかげなんだ。だから、オラは少しでも役に立って恩返しがしてぇ!」
コーン! コーン! コーン!
話しているうちに木こりは泣いていた。しかし、涙を拭いもせず斧を振るう。
木こりの顔が悲痛なものから朗らかな、まるで誇らしいものを語るような顔つきに変わった。
「んでよ、今回、ようやくそのチャンスが回ってきたってわけよ。あの小さかったディーの坊ちゃんが、いや、領主様が王都で大活躍して、今じゃ伯爵様よ! 銭っこもたくさん持って帰ってきたんだ! たぶん、女神さまもこれまでの代々の領主様の献身を見てくださったんだろう。バウムガルテンに栄光あれってやつだ。オラも他の皆に負けねぇようにがんばらねば!」
メキメキと繊維を引きちぎる音を立てて、ついに大木が倒れた。男は満足げな息を吐くと、斧を背負ってザシャたちの方を向く。
「ありゃーめんこい娘っ子たちだなぁ。つまんねぇ話聞かせて悪かったな。オラももう上がるとするよ」
「いえ……」
のっしのっしと村の方に歩いていく木こりの男。その後ろ姿を見ながら、ザシャたちは過去を思い返す。
今でこそ王都で成功した冒険者に数えられるザシャたちだが、なにも初めから成功した冒険者だったわけではない。
冒険者パーティ『深紅の誓い』のザシャも、ズザネも、ズザナも、ゾフィも、テアも、彼女たちはどこにでもいるような村娘だった。
さまざまな理由で村を飛び出して冒険者を目指したが、そんな彼女たちも忘れられないことがある。それは税の回収に来た役人の横柄な態度と、一生懸命育てた麦を大量に取られる無力感だ。
税なんて無くして、貴族なんて困ってしまえばいい。貴族は平民のことなんてなんとも思っちゃいない。
そう思っていただけに、木こりの男が話した話は彼女たちにとって衝撃だった。
まさか、平民を助けるために借金までする貴族が居るなんて……!
とてもすぐに信じられる話ではなかった。だが、木こりの男が嘘を言っているとは思えなかった。
あの涙に嘘はなかった。
「想像以上に面白い領地ね」
「ええ」
ザシャたちにとって、バウムガルテン領はヒュドラを倒すために立ち寄った領地に過ぎない。それが違う意味を持ち始めた。
「バウムガルテン伯爵……。彼はどんな貴族なのでしょうね?」
ギフトを進化させ、ドラゴンを倒した英雄。華々しい活躍をしたディートフリート。まさに成功した貴族の象徴である幼い英雄は、故郷の貧困という大敵をも倒そうとしている。
そして、そんな彼を普通では考えられないほど慕うバウムガルテンの領民たち。
「面白いわね」
「「ね!」」
「そうね。そんな貴族が居るとはまだ信じられないけど」
「バウムガルテン様は代々慈悲深い方のようですね」
ザシャ、ズザナとズザネ、ゾフィ、テア。彼女たちは、バウムガルテン領の領主であるディートフリートにも興味を持ち始めた。
太い木に斧を叩きつける子気味いい音が響いている。
だが、音が響いているのは一か所だけだ。木こりが独りで木をこっているのだろう。
冒険者パーティ『深紅の誓い』のリーダーであるザシャは、一応注意だけしていこうとパーティメンバーを連れて音の発生源へとやってきた。
コーン! コーン! コーン!
音の発生源に居たのは、壮年の男だ。男は一心不乱に斧を振るっている。その姿は真剣そのもので、ザシャは少しだけ声をかけるのをためらってしまった。
「ちょっといいかしら? もうじき日が暮れるわ。冒険者たちもそろそろ引き上げる頃合いだから、あなたも今日はそろそろ止めにしたら?」
事実、男以外の木こりは皆、もう今日の作業を終えて帰宅していた。
どういうわけか、男だけ一人で残っているのだ。
「ああ、もうそんな時間か……。うーん……、オラはもうちょっとだけやってくよ」
コーン! コーン! コーン!
男は手を休めることなくそう言った。
日雇いの労働者がこれだけ熱意をもって仕事をしている。ザシャにはそのことが意外だった。
「どうしてそこまでがんばるの? がんばったところで給料が上がるわけではないでしょうに」
「オラは、このバウムガルテンの生まれなんだ」
コーン! コーン! コーン!
やはり男は手を休めることなく答える。
誇らしそうにそう言った木こりの顔は、次の瞬間、泣きそうなほどに歪んでいた。
「オラたちはよぉ、ダメな領民なんだ……。領主様に税を納めるどころか、自分たちのおまんますらろくに育てられなかった……。土がオラたちと同じで痩せぎすだったんだ。だから、ろくに麦も育たねぇ……」
コーン! コーン! コーン!
「そんな間抜けなオラたちに領主様は言った。食料を持ってきたって……。オラたちは税も払えねぇんだぜ? 領主様だって銭っこがあるわけじゃねぇ。だのに、領主様は借金してオラたちにおまんま恵んでくれたのよ……。オラは自分が情けねぇ」
コーン! コーン! コーン!
「オラは昔出稼ぎに行ったことあるから知ってるんだけどよ。お貴族様が領民食わすために借金するなんて他で聞いたことがねぇ。オラたちが生きてるのは、代々の領主様のおかげなんだ。だから、オラは少しでも役に立って恩返しがしてぇ!」
コーン! コーン! コーン!
話しているうちに木こりは泣いていた。しかし、涙を拭いもせず斧を振るう。
木こりの顔が悲痛なものから朗らかな、まるで誇らしいものを語るような顔つきに変わった。
「んでよ、今回、ようやくそのチャンスが回ってきたってわけよ。あの小さかったディーの坊ちゃんが、いや、領主様が王都で大活躍して、今じゃ伯爵様よ! 銭っこもたくさん持って帰ってきたんだ! たぶん、女神さまもこれまでの代々の領主様の献身を見てくださったんだろう。バウムガルテンに栄光あれってやつだ。オラも他の皆に負けねぇようにがんばらねば!」
メキメキと繊維を引きちぎる音を立てて、ついに大木が倒れた。男は満足げな息を吐くと、斧を背負ってザシャたちの方を向く。
「ありゃーめんこい娘っ子たちだなぁ。つまんねぇ話聞かせて悪かったな。オラももう上がるとするよ」
「いえ……」
のっしのっしと村の方に歩いていく木こりの男。その後ろ姿を見ながら、ザシャたちは過去を思い返す。
今でこそ王都で成功した冒険者に数えられるザシャたちだが、なにも初めから成功した冒険者だったわけではない。
冒険者パーティ『深紅の誓い』のザシャも、ズザネも、ズザナも、ゾフィも、テアも、彼女たちはどこにでもいるような村娘だった。
さまざまな理由で村を飛び出して冒険者を目指したが、そんな彼女たちも忘れられないことがある。それは税の回収に来た役人の横柄な態度と、一生懸命育てた麦を大量に取られる無力感だ。
税なんて無くして、貴族なんて困ってしまえばいい。貴族は平民のことなんてなんとも思っちゃいない。
そう思っていただけに、木こりの男が話した話は彼女たちにとって衝撃だった。
まさか、平民を助けるために借金までする貴族が居るなんて……!
とてもすぐに信じられる話ではなかった。だが、木こりの男が嘘を言っているとは思えなかった。
あの涙に嘘はなかった。
「想像以上に面白い領地ね」
「ええ」
ザシャたちにとって、バウムガルテン領はヒュドラを倒すために立ち寄った領地に過ぎない。それが違う意味を持ち始めた。
「バウムガルテン伯爵……。彼はどんな貴族なのでしょうね?」
ギフトを進化させ、ドラゴンを倒した英雄。華々しい活躍をしたディートフリート。まさに成功した貴族の象徴である幼い英雄は、故郷の貧困という大敵をも倒そうとしている。
そして、そんな彼を普通では考えられないほど慕うバウムガルテンの領民たち。
「面白いわね」
「「ね!」」
「そうね。そんな貴族が居るとはまだ信じられないけど」
「バウムガルテン様は代々慈悲深い方のようですね」
ザシャ、ズザナとズザネ、ゾフィ、テア。彼女たちは、バウムガルテン領の領主であるディートフリートにも興味を持ち始めた。
38
あなたにおすすめの小説
ざまぁにはざまぁでお返し致します ~ラスボス王子はヒロインたちと悪役令嬢にざまぁしたいと思います~
陸奥 霧風
ファンタジー
仕事に疲れたサラリーマンがバスの事故で大人気乙女ゲーム『プリンセス ストーリー』の世界へ転生してしまった。しかも攻略不可能と噂されるラスボス的存在『アレク・ガルラ・フラスター王子』だった。
アレク王子はヒロインたちの前に立ちはだかることが出来るのか?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
ケモ耳っ娘になったからにはホントはモフられたい~前世はSランク冒険者だったのでこっそり無双します~
都鳥
ファンタジー
~前世の記憶を持つ少女は、再び魔王討伐を目指す~
私には前世の記憶がある。
Sランクの冒険者だった前世の私は、あるダンジョンでうっかり死んでしまい、狼の耳と尾をもつ獣人として転生した。
生まれ変わっても前世のスキルをそのまま受け継いでいた私は、幼い頃からこっそり体を鍛えてきた。
15歳になった私は、前世で暮らしていたこの町で、再び冒険者となる。
そして今度こそ、前世で果たせなかった夢を叶えよう。
====================
再び冒険者となったリリアンは、前世の知識と縁で手に入れた強さを隠しながら、新しい仲間たちと共にさらに上を目指す。そして前世の仲間との再会し、仲間たちのその後を知る。
リリアンの成長と共に、次第に明らかになっていく彼女の前世と世界の謎。。
その前世ではいったい何があったのか。そして彼女は何を成し遂げようとしているのか……
ケモ耳っ娘リリアンの新しい人生を辿りながら、並行して綴られる前世の物語。そして彼女と仲間たちの成長や少しずつ解かれる世界の真実を追う。そんな物語です。
-------------------
※若干の残酷描写や性的な事を連想させる表現があります。
※この作品は「小説家になろう」「ノベルアップ+」「カクヨム」にも掲載しております。
『HJ小説大賞2020後期』一次通過
『HJ小説大賞2021後期』一次通過
『第2回 一二三書房WEB小説大賞』一次通過
『ドリコムメディア大賞』中間予選通過
『マンガBANG×エイベックス・ピクチャーズ 第一回WEB小説大賞』一次通過
『第7回キネティックノベル大賞』一次通過
明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる