好きな男子と付き合えるなら罰ゲームの嘘告白だって嬉しいです。なのにネタばらしどころか、遠恋なんて嫌だ、結婚してくれと泣かれて困惑しています。

石河 翠

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 そういうわけで、私たちは今日も楽しく青春している。ちなみに、坂口くんの親友たちも、何とか好きなひとに告白ができたらしい。ただし坂口くんの失敗を反省して、罰ゲーム扱いすることはやめたのだとか。当然です。

 おかげでフラグは立てないように、けれど罰ゲームにはならないように、言い回しを工夫し過ぎたせいで、遅れてきた中二病患者みたいになってしまったのだけれど、まあこれもご愛嬌ってヤツだよね。

 ちなみに、オンライン上でうちの両親に結婚への意気込みを語った坂口くんは、無事にお父さんの面接をクリアしていた。

「あのプレッシャーを考えたら、医学部受験の面接もどうにかできそうな気がする」
「そんなに?」

 受験前の模擬面接になったと思えばいいのか、高校生相手に何をやらかしているのかとお父さんを叱ればいいのか、悩むところだ。

「医師になって生活が安定するまでの間のプランニングについても、いろいろアドバイスをもらったんだ」
「何の話をしているの?」

 とりあえず目下の目標は、同じ大学に合格すること。嘘告白からのお付き合いが結婚に変わるまで、そう遠くはないのかもしれない。

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