101 / 107
第4章 終幕戦編
第92話 フィナーレには全てを添えて
しおりを挟む
「おいおい?逃げてばかりではどのみち意味が無いぞ」
「くっ………!!!ふぅっ!!!」
「無駄だ。クライト、今の御前では我を倒すことは出来ない。御前は負けたんだよ」
「負けてなんて………」
負けては無い。でも、絶対に僕たちの力では今のギュルリアを倒すことはできない。体の硬さ、魔力の多さ、体のエネルギー消費効率、体格、身体能力。ほぼ全ての事に置いて負けている。勿論、人数でも僕達人間側が明らかに少ない。
「勝てるとでも?」
「………」
そんなの、分からない。ストライク先輩とナヴァール先生も、ギュルリアの急所ばかりを狙い僕が死なない様にサポートをしてくれている程で、ダメージは与えられていない。それはギルバードも同じだ。ギュルリアがかなり警戒しているようで、しつこく上空に高火力の魔法を撃って翼竜を散開させている。
「クライト………御前の事は我が世界征服した後にでも文献に遺してやろう。『人間にも一人の優秀な戦士が居た』とな。それを打ち倒し、我が世界征服を達成したと」
「………黙って!」
「おっと、逆鱗に触れてしまったようだな?怒り狂った勇敢な戦士は果たしてどんな行動をとってくれるんだ?」
こいつ、煽って来る。本来こんな軽口を叩けるタイプだったのか………
気にしたら負けだ。それは精神的な面だけではない。身体的にも意識が戦闘に集中できなかったら、対応が出来ずに押し切られて終了だ。
「なぁ………もう、抗うなよ」
「………くっ」
「それでもまだ抗うというのなら………」
何か来る!!!
僕の足元に魔素障壁を張り、小爆発を起こして緊急離脱する。まだ、切り札はある。それを使える隙がギュルリアに出来るまで………何としてでも耐えないといけない。今ギュルリアの攻撃が当たっていたら………
「何を安心している?」
「っ!!!〈寛容〉1式!!!ぐっ………!!!」
「フン、悪運の強い奴だ。が」
「がぁっ!!!うぅぅ………」
「もう、御前は勝てるまいよ。〈寛容〉1式の効果が切れた瞬間から………御前の自然治癒では間に合わない程の深い傷が幾箇所も刻み込まれる」
………くそっ
ギュルリアの言う通りだ。〈寛容〉1式の効果が切れてしまったら、じわじわと持続的にダメージを受け続けてしまう。今………致命傷となり得る傷を本来七箇所程負ったはずだった。〈寛容〉1式を発動させることが出来たのは幸いだったけれど………依然状況は変わらないどころか、悪化してしまった。
「………う、ぅぅぅ!!!」
「効果が切れたようだな。潮時だ」
あ、これはまずい。
思ったよりも、一個一個の傷が深い。慢性的にかなりの痛みが永遠に襲ってくる。だから、活発な動きが全く持って出来ない。目の前にはギュルリア、これは………
「楽しかったさ。今までの人生で一番だ。去らば………クライト」
ストライク先輩とナヴァール先生が飛び出して、魔法と衝撃波をギュルリアの目や粘膜に当てに行く。しかしそんなものは焼け石に水と言わんばかりに、今日かされて並の攻撃では聞かなくなったギュルリアはまったく気にしていない様子だ。
多分、僕が近くにいて最大出力が出せないのだろう。出力を強めたら、僕の頸が吹き飛ぶ。無論、今の状況でも吹き飛びそうなわけだけれど。
「………ここまで、か」
妙に俯瞰した視点になる。死ぬと分かっている時ってこんなにも冷静でいられるものなのか。でももしかしたら、僕が痛みで脳が覚醒しているだけかもしれない。
あぁ、皆に迷惑かけるな………
眩い光が目前に広がる。ここは………夢?そうかもしれない。戦場に、光等差し込むはずが無いのだから。
ガキィィィィィイイイン!!!!!
「うわぁぁああ!!!!!ま、マリスタン!!!」
「これでも堪えてる方だってばっ!!!」
「多層土壁もどんどん削られていってる!」
「く、クライト!怪我、大丈夫ですか?か、回復します!」|
………違う、夢じゃない。
「うぅぅ………」
「クライト、一旦安静にしていてください」
急速に傷が癒えていく感覚が分かる。それと同時に、痛みをごまかすために朦朧となっていた意識が現実へ手繰り寄せられる。鮮明になった視界に、スタグリアンとマリスタンがギュルリアの猛攻をどうにかこうにか流して防いでいるのが飛び込んでくる。
「っ!二人とも………!!!」
「駄目です!クライト、あの二人を信じてください。まだ、傷が癒え切っていません………それにしてもどれだけ深い傷を負ったんですか?最高速度で治療していても、一向に傷が閉じません」
「ごめんなさい………」
そうキュールが軽く悪態をつくものの、あれだけ深く負ったはずの傷痕の端の方がどんどんと収縮してきている。あまりにも早い、キュールにはいつも助けれられてばかりだ。
「あっ!」
「スタグリアン!!!」
「っ………!!!」
悲鳴にも近い声がした。
スタグリアンとギュルリアの動きがスローモーションのように見える。
「スタグリアン!横受け身で離脱し………」
「させぬよ」
此方の行動などお見通しとでも言うように、僕の口にした離脱経路は即座に魔法が放たれて進路の妨害がされる。
スタグリアンは逃げることができない。僕が剣を投げても間に合うか?いや、間に合わない………!
「クライトからと思っていたが、別にお前でも………良い!!!」
ギャルリアが手に握りしめる剣が振り下ろされる。
「─────!!!」
コツン
「なっ!!!」
ギャルリアの振り下ろした切先はスタグリアンを切り裂くことはなく、代わりとでも言うように地面に亀裂を残した。
クレジアントだった。
「ほらやっぱり、ボクは隠れてたほうがいいって言ったでしょ?」
「助かった!クレジアント!」
「チッ………鬱陶しい!!!」
クレジアントは死角に隠れていたそうで、連戦していたギュルリアは気づかなかったらしい。ギュルリアとクレジアントの筋肉量の差は明白だけど、剣の腹を正確に叩いて軌道を逸らしたみたいだ。
「〈節制〉2式、〈救恤〉2式、〈勤勉〉2式!!!」
クレジアントが広範囲型の美徳属性効果を発動してくれる。
「クライト、もう大丈夫です!」
「ありがとうキュール!」
「〈純潔〉2式!」
〈純潔〉2式。美徳属性唯一の常時発動型〈純潔〉1式の広範囲付与であり、一定時間持続。その効果が切れた後は再使用までに持続時間の5倍の時間待機しなければならない。効果は初めて受ける攻撃方法は無効化出来る。しかし、自身が攻撃と認識出来るものでなければ無効化することは無い。
今度はユーリアが発動してくれたようだ。なら………
「〈寛容〉2式!」
残りの美徳属性効果を発動させる。他の属性効果が使えなくなってしまう〈謙譲〉2式は使うことができないけれど、疲労している事除けば僕たちは今までで一番強い状態だ。
あぁ、でも一つ忘れてた。
「〈慈悲〉1式」
これが今のギュルリアにどこまで有効かは分からないけれど、やって置いて損は無いだろう。
「ほう?成程………それならば」
ギュルリアの方も、大罪属性を全ては発動させて来る。全てに対処しきるのは無謀な事だけれど、取捨選択をしながらあある程度の属性効果をあしらう。僕の〈寛容〉の効果がギュルリアの〈強欲〉に剝がされてしまうものの、スタグリアンが代わりに発動してくれたようだ。
「お前達は我に勝てないさ!!!」
「皆、多分………最後だよ!!!」
「「「「「「「勝とう!!!!!」」」」」」」
戦闘は、未だ終わらない。
けれど。
戦闘の終わりは見えてきた。それが僕たちが勝つ未来なのか、はたまた負けてしまう未来なのかは、まだ分からない。
分かる必要は、無い。今に結末は出るのだから。
「くっ………!!!ふぅっ!!!」
「無駄だ。クライト、今の御前では我を倒すことは出来ない。御前は負けたんだよ」
「負けてなんて………」
負けては無い。でも、絶対に僕たちの力では今のギュルリアを倒すことはできない。体の硬さ、魔力の多さ、体のエネルギー消費効率、体格、身体能力。ほぼ全ての事に置いて負けている。勿論、人数でも僕達人間側が明らかに少ない。
「勝てるとでも?」
「………」
そんなの、分からない。ストライク先輩とナヴァール先生も、ギュルリアの急所ばかりを狙い僕が死なない様にサポートをしてくれている程で、ダメージは与えられていない。それはギルバードも同じだ。ギュルリアがかなり警戒しているようで、しつこく上空に高火力の魔法を撃って翼竜を散開させている。
「クライト………御前の事は我が世界征服した後にでも文献に遺してやろう。『人間にも一人の優秀な戦士が居た』とな。それを打ち倒し、我が世界征服を達成したと」
「………黙って!」
「おっと、逆鱗に触れてしまったようだな?怒り狂った勇敢な戦士は果たしてどんな行動をとってくれるんだ?」
こいつ、煽って来る。本来こんな軽口を叩けるタイプだったのか………
気にしたら負けだ。それは精神的な面だけではない。身体的にも意識が戦闘に集中できなかったら、対応が出来ずに押し切られて終了だ。
「なぁ………もう、抗うなよ」
「………くっ」
「それでもまだ抗うというのなら………」
何か来る!!!
僕の足元に魔素障壁を張り、小爆発を起こして緊急離脱する。まだ、切り札はある。それを使える隙がギュルリアに出来るまで………何としてでも耐えないといけない。今ギュルリアの攻撃が当たっていたら………
「何を安心している?」
「っ!!!〈寛容〉1式!!!ぐっ………!!!」
「フン、悪運の強い奴だ。が」
「がぁっ!!!うぅぅ………」
「もう、御前は勝てるまいよ。〈寛容〉1式の効果が切れた瞬間から………御前の自然治癒では間に合わない程の深い傷が幾箇所も刻み込まれる」
………くそっ
ギュルリアの言う通りだ。〈寛容〉1式の効果が切れてしまったら、じわじわと持続的にダメージを受け続けてしまう。今………致命傷となり得る傷を本来七箇所程負ったはずだった。〈寛容〉1式を発動させることが出来たのは幸いだったけれど………依然状況は変わらないどころか、悪化してしまった。
「………う、ぅぅぅ!!!」
「効果が切れたようだな。潮時だ」
あ、これはまずい。
思ったよりも、一個一個の傷が深い。慢性的にかなりの痛みが永遠に襲ってくる。だから、活発な動きが全く持って出来ない。目の前にはギュルリア、これは………
「楽しかったさ。今までの人生で一番だ。去らば………クライト」
ストライク先輩とナヴァール先生が飛び出して、魔法と衝撃波をギュルリアの目や粘膜に当てに行く。しかしそんなものは焼け石に水と言わんばかりに、今日かされて並の攻撃では聞かなくなったギュルリアはまったく気にしていない様子だ。
多分、僕が近くにいて最大出力が出せないのだろう。出力を強めたら、僕の頸が吹き飛ぶ。無論、今の状況でも吹き飛びそうなわけだけれど。
「………ここまで、か」
妙に俯瞰した視点になる。死ぬと分かっている時ってこんなにも冷静でいられるものなのか。でももしかしたら、僕が痛みで脳が覚醒しているだけかもしれない。
あぁ、皆に迷惑かけるな………
眩い光が目前に広がる。ここは………夢?そうかもしれない。戦場に、光等差し込むはずが無いのだから。
ガキィィィィィイイイン!!!!!
「うわぁぁああ!!!!!ま、マリスタン!!!」
「これでも堪えてる方だってばっ!!!」
「多層土壁もどんどん削られていってる!」
「く、クライト!怪我、大丈夫ですか?か、回復します!」|
………違う、夢じゃない。
「うぅぅ………」
「クライト、一旦安静にしていてください」
急速に傷が癒えていく感覚が分かる。それと同時に、痛みをごまかすために朦朧となっていた意識が現実へ手繰り寄せられる。鮮明になった視界に、スタグリアンとマリスタンがギュルリアの猛攻をどうにかこうにか流して防いでいるのが飛び込んでくる。
「っ!二人とも………!!!」
「駄目です!クライト、あの二人を信じてください。まだ、傷が癒え切っていません………それにしてもどれだけ深い傷を負ったんですか?最高速度で治療していても、一向に傷が閉じません」
「ごめんなさい………」
そうキュールが軽く悪態をつくものの、あれだけ深く負ったはずの傷痕の端の方がどんどんと収縮してきている。あまりにも早い、キュールにはいつも助けれられてばかりだ。
「あっ!」
「スタグリアン!!!」
「っ………!!!」
悲鳴にも近い声がした。
スタグリアンとギュルリアの動きがスローモーションのように見える。
「スタグリアン!横受け身で離脱し………」
「させぬよ」
此方の行動などお見通しとでも言うように、僕の口にした離脱経路は即座に魔法が放たれて進路の妨害がされる。
スタグリアンは逃げることができない。僕が剣を投げても間に合うか?いや、間に合わない………!
「クライトからと思っていたが、別にお前でも………良い!!!」
ギャルリアが手に握りしめる剣が振り下ろされる。
「─────!!!」
コツン
「なっ!!!」
ギャルリアの振り下ろした切先はスタグリアンを切り裂くことはなく、代わりとでも言うように地面に亀裂を残した。
クレジアントだった。
「ほらやっぱり、ボクは隠れてたほうがいいって言ったでしょ?」
「助かった!クレジアント!」
「チッ………鬱陶しい!!!」
クレジアントは死角に隠れていたそうで、連戦していたギュルリアは気づかなかったらしい。ギュルリアとクレジアントの筋肉量の差は明白だけど、剣の腹を正確に叩いて軌道を逸らしたみたいだ。
「〈節制〉2式、〈救恤〉2式、〈勤勉〉2式!!!」
クレジアントが広範囲型の美徳属性効果を発動してくれる。
「クライト、もう大丈夫です!」
「ありがとうキュール!」
「〈純潔〉2式!」
〈純潔〉2式。美徳属性唯一の常時発動型〈純潔〉1式の広範囲付与であり、一定時間持続。その効果が切れた後は再使用までに持続時間の5倍の時間待機しなければならない。効果は初めて受ける攻撃方法は無効化出来る。しかし、自身が攻撃と認識出来るものでなければ無効化することは無い。
今度はユーリアが発動してくれたようだ。なら………
「〈寛容〉2式!」
残りの美徳属性効果を発動させる。他の属性効果が使えなくなってしまう〈謙譲〉2式は使うことができないけれど、疲労している事除けば僕たちは今までで一番強い状態だ。
あぁ、でも一つ忘れてた。
「〈慈悲〉1式」
これが今のギュルリアにどこまで有効かは分からないけれど、やって置いて損は無いだろう。
「ほう?成程………それならば」
ギュルリアの方も、大罪属性を全ては発動させて来る。全てに対処しきるのは無謀な事だけれど、取捨選択をしながらあある程度の属性効果をあしらう。僕の〈寛容〉の効果がギュルリアの〈強欲〉に剝がされてしまうものの、スタグリアンが代わりに発動してくれたようだ。
「お前達は我に勝てないさ!!!」
「皆、多分………最後だよ!!!」
「「「「「「「勝とう!!!!!」」」」」」」
戦闘は、未だ終わらない。
けれど。
戦闘の終わりは見えてきた。それが僕たちが勝つ未来なのか、はたまた負けてしまう未来なのかは、まだ分からない。
分かる必要は、無い。今に結末は出るのだから。
21
あなたにおすすめの小説
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる