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借りてきた猫

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目が覚めたとき、変な既視感に襲われた。
 何度目だろう、この目覚め方は。目の前は眩しく、どうやらまた真上からライトで照らされているようだ。

「うう… ん…」

 不意に光を遮る形でヴィータの頭がナオヤの顔を覗き込んだ。

「目が覚めたか? どうだ、何か思い出したか?」

 怪我の具合より記憶の心配をされたナオヤは、少しムッとなり、小さなため息ともとれる様な吐息を漏らしつつ、頭を触った。
 まだ少し痛む頭には、治療してくれたのであろうか、包帯が巻かれていた。
 腹筋に力を入れ起き上がろうとした時、頭に鈍痛が走り、思わす声を漏らす。

「あだだだ…」

 起きることを諦めたように、もう一度枕にゆっくり頭を戻した。

「いっそもう何もかも忘れて寝てたいよ…」

 寝ぼけた子供が悪態をつくように、ナオヤは目を閉じながらそう漏らした。

「あの衝撃で記憶が戻らないとなると、物理的ショックでの回復は諦めた方が身のためだな、特に期待はしてなかったが」

「誰の何を心配してるんだよ… ったく…」

「もちろん君の頭さ」

 昔の僕の、だろ? そう言いかけた言葉を飲み込んで、こんな可愛くない性格にした奴を心のどこかで恨んだ。

 そこでふとある事を思い出し、目を見開いた。

「そうだ、さっきの彼女…」

 そう言いつつゆっくりと、頭を刺激しないように肘を突き、のろのろと起きだした。
 後ろを向いていたヴィータは一度こちらを振り向き、スイッと横に身体を移動し、あそこだ。とばかりに操舵席の方に手を向けた。

 招かれるように見た先には、操舵席にちょこんと座り、床にギリギリ届かない足を揃えてプラプラとさせてる少女の後ろ姿が見えた。
 物珍しそうに計器類を覗き込んでは、ふーんと言った雰囲気で辺りを見回している。
 手には白いマグカップを両手で大事そうに掴み、ちびちびと何かを飲んでいる。

 まるでちょっと前の自分が、計器パネルを恐々触っていた時のような仕草に重なって見え、思わず小さな笑みを漏らした。

 薄茶色の髪の毛は、首の後ろが見えるくらいの長さで、前髪は眉の上あたりで揃えられ、ちょっと癖のある髪質か、はたまたお洒落の為なのか、疎いナオヤには分からないが、数本の髪束がピョンピョンと愛らしく外へ跳ねている。

 そしてやはりナオヤが一番注目しているのは耳だ。猫耳だ。
 色んな計器に興味を示す彼女の耳は、これまた忙しなくピコピコと、三角のパラボラアンテナが電波を探すように動き回っていた。
 興味深く観察しているのを邪魔するかのように、ヴィータがナオヤに話しかけてきた。

「そうそう、君を治療している時に検査したのだが、放射線。」

 ナオヤは幸せそうに口を開き、彼女を観察しているところを邪魔されたのが癇に障ったのか。

「ああん?」と、特に見たくもないヴィータの事を睨み付けた。

「放射線だよ。危険と思われてたこの星の放射線。調べたんだ、君の細胞膜は問題なかった、僅かな蓄積は見られるが、問題ない範囲だろう…。問題は彼女だ…」

 そう説明した後、ゴトゴトと足音を立て操舵席の方へ移動しながら続く言葉を発した。

「どの様な性質で、どんな元素が由来なのか、全く興味が尽きないと、そう思わないかい?」

「んな難しい事は解らんし、このイタイ頭で考えたくもないよ…」

「フッ上手いこと言うね」

 そう問答してる間に、立ち上がり、操舵室へと向かう。
 近づいてくる二人の気配に気が付いた彼女は、椅子ごとナオヤ達の方へ振り向いた。


  そして目が合った。





   少し時を遡る。





「ナオヤ!!」

 そう強めに声を出したヴィータは、目を回しながら後ろに倒れ掛かるナオヤを抱きとめた。
 そして直ぐに、襲い掛かってきた彼女から庇う様に抱きかかえ、すぐに目の奥を調べる。
 ナオヤの頭に綺麗な一撃をお見舞いした彼女は、その光景を見下ろし、肩でフゥフゥと、荒い呼吸をしている。
 追撃が無い事を気配で察知したヴィータは、彼女の事も気にはなっていたが、彼女から隠すように抱きかかえたナオヤに呼び掛け続けた。

「おい! 確りするんだナオヤ! ナオヤ!?」

 頭を極力揺すらないよう呼びかけ、ナオヤの反応を探る様に調べる。その後ろでは、段々と落ち着きを取り戻したような様子の彼女が、今まさに自分がしでかした事態を見つめていた。

 思わず棒で頭を叩いてしまった。しかも目いっぱい思いっきりだ。ふと手にもった折れた銛の柄を見つめる。
 この棒で思いっきり叩いてしまった。徐々に自分のした事が怖くなった彼女は、思わずその棒から手を放して落としてしまう。 


・・・カラン・・・


 木の棒が手から落ちる音を後ろ向きに確認したヴィータは、この事態の上手い処理の仕方を何パターンかに分け、素早くシミュレートする。

「おい、ナオヤ起きろ、まさか! 死んでしまったのか!?」

 敢えて大袈裟な声をだす。後ろで小さな挙動を感じた後、「え…?」と驚いたような声がした。

「あ… あ… あの… 」

 ヴィータは後ろから、恐る恐るといった感じで声をかけられた。

「気絶して居る様だ、中に運んで手当をしなくては。手伝ってくれるか?」

「え…? あ… は、はい!」

 思いも寄らぬ招き入れに、イーノイは思わす承諾してしまう、男を抱きかかえるよう体勢を変え、動き始めた白い甲冑の男は、ゆっくりを体の下に手を入れ持ち上げようとする。
 手伝えと言われ、そうしなくてはと咄嗟に思った。
 どんな理由があったにせよ、人に怪我をさせたのだ。
 二人の様子を観察し、どこを手伝おうか逡巡していると。

「足の方を… そう、ゆっくりと」

 そう指示されたのでゆっくりと二人で持ち上げた。軽々と持ち上がった。
 殆ど男の体重は白の全身甲冑男にかかってるようで、イーノイはただ足を掴んでるだけの様な状態だ。

 思わぬ形で巨大な物体の中に入る事になったイーノイは、足を掴みながらも注意深く目の前の男たちと、周りを観察していた。
 気絶して抱きかかえられた男は、自分よりも年上の様だ。
 力なく開いた口、整った鼻、優しそうな目と、凛々しい眉。
 初めて目にするような独特な意匠が施された青い上下の服を着ている、仕立てはしっかりしていて、至る所に小物を入れる衣嚢いのうが綺麗に縫い付けられている。
 見たことのない変わった服だった。

 この男が無邪気にテスカ族を自分を指さし、猫と言っていた時の声色が脳裏に再生された。
 テスカを知らない人は、見た目の通り単純に考え、テスカ族を半猫だと揶揄うことがある。
 今までもそんな事は何度か経験してきた、ムッとする事もあったが暴力で訴えた事はない。
 でも今回は思わず叩いてしまった、気絶するほど強く。
 罪悪感が心を蝕むような気分になっていく。
 イーノイも、この乗り物なのか何なのか分からない巨大な物体に、家も土地も滅茶苦茶された怒りを忘れたわけではない。
 だが目の前で気を失ってる男を助けなくてはと、そう強く感じた。

 薄暗い船内、ヴィータはそっとナオヤを診察台に横たわらせ、一度指で目を開き、光を当て対光反射を確認する。
 手持無沙汰になった少女は、おろおろキョロキョロと落ち着きなく周りを見ている。
 ふと視線が交差するが、ヴィータには目がないので彼女は不思議そうな顔で、ヴィータを見ていた。

「あ… あのあの… わたしは、何を…?」

「ふむ、ちょっとこちらへ」

 ヴィータは手招きし、彼女を操舵室へ誘導した。
 診察台から操舵室までは直線で移動でき、診察室から扉以外に視界を遮るものもなく、開け放っていれば振り返るだけで見える場所にある。
 一旦そこまで連れて行き、用意できる椅子が無いので、三つある操舵席の好きな場所を選ばせ。

「ここで少し待って居てほしい… 私は彼を診てくる」

 そう椅子をすすめる。
 おずおずと椅子に腰かけ、借りてきた猫のように大人しくなった彼女から、ヴィータは一旦はなれた。
 イーノイは、暗い室内なのに、まるで星空のようにキラキラと光り輝く壁や天井と、目の前の机を見ていた。
 そこは何一つとっても形容しがたい空間であった。
 ごつごつ凸凹の壁と天井。石でも木でもない、金属の様な冷たく鈍い光を反射している床。
 丸い緑の光る玉。黄色く四角く光る宝石。青く点滅する帯状の宝石。
 魔法を帯びて光る宝玉をちりばめた様な空間を見渡していたが、一切魔法の気配はなかった。
 窓も椅子の前にはある。
 さっきまで大暴れしてた外の風景が見え、ちょっと恥ずかしい事をしていたと、改めて思い出してしまった。

 ・・・わたしはここへ入ってきてよかったのだろうか、外でいっぱい文句をぶつけ、出て来た男の頭を叩き、怪我をさせてしまったのに・・・

 白い甲冑の剣を下げてない騎士風の男は、事もなく自分を招き入れた。

 人間という種族に一定の警戒感はあった。母からは知らない人間と絶対に関わってはいけないと教えられていた。
 自分に害をなす人間は雰囲気や不意に現れる表情で解る。その位警戒して人と接する様に習い、実践してきたつもりだった。
 だが何故だか嫌な感じが全くしないのだ。

 ごつごつと足音が後ろから近づいてくる気配を感じ、振り向こうと力をかけたら、固定されてると思った椅子がクルンと回ってしまい変な声が出た。

「おおぉ~?」

 慌てて出た自分の声にちょっと気恥しくなり、彼女は上目で白甲冑の騎士を見ると、その手に持った取っ手のついた白いカップを差し出してきた。

「お口に合うかどうかわからないが、これを」

 そう言ってクイっと突きだす。

「毒は入ってない」

 受け取ったそれは、ほんのり湯気を出し、甘いリンゴの様な良い香のする飲み物だった。香につられ、口に入れてみる。

「わ… おいしぃ…」

 イーノイ自身にしか聞こえないくらいの小さな言葉を呟き、お礼を言ってないことを思い出した。

「あの! ありがとう… ござい… ます…」

 尻すぼみなお礼になってしまった。妙な雰囲気にまた思考がごちゃごちゃになってしまったので、もう一口、手に持った飲み物を味わった。
 甘いリンゴの風味とさっぱりしたお茶の香りが口の中に広がる。
 今まで落ち着きなくふわふわと椅子に撒き付いたりほどけたりしていた尻尾は、今はゆらゆらと優雅に揺らめいていた。

「リンゴだ…」

 そう思わず呟くと白い騎士は興味深そうな声で言葉を発した。

「ほう? リンゴを知っているのか。ふむ… 少し話をしたいから、もし時間が許すなら、ここに座って少し待っていてくれないだろうか? あっちの男は大した怪我ではない様だ、すぐに目を覚ます」

「は、はい…」

 ヴィータはくるりと振り返りナオヤのもとに向かおうとする。
 イーノイは白い甲冑の男が行こうとした時、思わず引き留めてしまった。

「あの…」

 投げかけられた言葉に振りかえり、イーノイの言葉を待っている。

「あ、あなた様は… その、アラマズド様の遣い… でしょうか…?」

 白い全身甲冑が動きをとめ、考える様な素振りを見せてる時、イーノイはもしかしたら言ってはいけない事を訊ねたのかと不安になった。

「いや、知らないな…。誰だそれは? いや、うむ。その事も含め、またあとで」

 そういい残し、ゴトゴトと床を鳴らしながら奥へと進んでいった。
 後ろ姿を眺めながら不思議な甲冑だと思っていた。イーノイは昔、麓の町に母と二人で下りた時、全身を甲冑で覆った王国の騎士を見た事があった。
 日光を反射し眩く光る全身を覆った甲冑を、自慢でもするかのようにガッチャガッチャと派手な音を立てながら騎士達は行進していた。
 今見てる後ろ姿は足音以外全く音がしないのだ。




   そして現在に至る。




 寝台から起き上がったナオヤは、バツの悪そうな顔をしながら包帯を巻いた頭をポリポリとかき、操舵室へ入った。
 もう一方同じくバツの悪そうな顔を伏せてモジモジして座ってるのがイーノイである。
 先程まで落ち着いていた尻尾は今何故かフラフラと落ち着きなく動いている。

「い「あのぅ」やぁ」

 言葉が被った。すぐに間の悪い沈黙が空間を支配した。

「あ、ハハハ。被っちゃったね」

「いえ… その… どぅぞ」

「じゃあ、先ずは自己紹介かな? うん、僕は、ナオヤ。えー…っとぉ」

 そう言ってヴィータの方をチラッとみるとヴィータが小さく

「ヨシダ」

「そうそう、ナオヤ=ヨシダ、下の名前のナオヤって呼んでほしいな」

「わ、わたしは、イーノイ。イーノイと言います」

「イーノイか、素敵な名前だね」

「いえ、そんな… あ、ありがとうございます…。あの、その、さっきは… その… 頭… ごめんなさい!」

 そう言って勢いよく頭の耳を見せる様にして謝るイーノイ。頭の向こうからは尻尾が情けなく先端だけをひくひくと動いている。

 当初は謝罪と賠償を求めここの入口に立ったはずだった。が、目の前の男は、気絶させられたのにも関わらず、またそれを責めることもせず、ニコニコと優しい笑顔でほほ笑む。
 そんな姿を見て、そんな感覚は何処かへ行ってしまった。悪い人ではないだろう。直感でそう思った。

「ああ~! いやいやいや、こんなのどーってことないよ! へーきへーき、ハハハハ!」

 そう笑いながら何故か隣のヴィータの白い頭をペチンペチンと叩くナオヤ。
 ヴィータは三発目くらいから迷惑そうに手で払った。
 さっきまで太陽神の遣いかと誤解していた寡黙そうな白い騎士が、されるがままに、文句一つ言わないその姿を見ていたイーノイは、何故か可笑しくなりクスっと小さな笑みをこぼした。
 イーノイの隣の席に腰を落ち着けたナオヤはこう切り出した。

「それでさ? イーノイさん。なんであんなに怒ってたのか、その、理由を教えてくれないかな?」

 身を乗り出し気味で、心配そうな顔をしているナオヤにイーノイはこう返した。

「呼び捨てで平気です、イーノイで…」

「あ。そう? じゃあイーノイ。僕達が何をしたのか、教えてくれるかい?」

 それからイーノイは、今まであった出来事をポツポツと、たまに言葉に詰まりながら説明した。
 すべて黙って聞き終えたナオヤは、真面目な顔でこう言う。

「申し訳ない事をした! 本当に済まない! 頭をかち割られても文句が言えない所業だ。なんと詫びればいいのか… ああ… ほんとうに、済まなかった。申し訳ない!」
 そして最後にビシッと力強くヴィータを指さし

「全ッ部あいつがわるいッ!」


 そう言った。


 責任を急に転嫁されたされたヴィータは、動かずに黙って聞いてはいたが、目の部分のスリットの中は、ボワンボワンと赤い光が不規則に大きく揺らめいていた。

「たしかに、この船をここに降ろしたのは私だ。その点については、ナオヤの言う通りだ。申し訳ない事をした。」

「そうだ!」

「あ… はぁ…」

「なにせ緊急事態だったので、場所を選ぶ時間が限られていたのだ、降りた後、周囲に混乱を招きにくい場所が、このあたり位しかなかった」

「言い訳はよくないぞッ!」

「いえ… でも緊急なら… それに… わたし一人だし」

「後で、我々が壊してしまったイーノイ殿の家を見に行こう。ただ、生憎金品は全く持ち合わせて居ないので、この船の物資などで出来る限りの補償をしたい」

「うむ、よきにはからえ!」

「いや… 何もそこまで…」

 誠心誠意謝罪してるヴィータに、あいの手を入れていたナオヤは、何か言いたげにナオヤの方を向いていたヴィータと視線を交差させ、それを無視する様にイーノイの方へ目をそらした。
 思っていた以上の謝罪の言葉と約束を取り付けてしまったイーノイは、わたわたと両手と尻尾を振り。

 「いえ… あの、そんな、でも… ありがとう」

 きっちりと非を認め、はぐらかす事もなく正直に訳を話し陳謝され、さっきまで泣いて居た薄暗い気分も晴れ、思わずお礼を言ってしまった。
 話が一段落したところで。言うが早いか早速ナオヤは立ち上がり、じゃあいこう!と皆に向かい発破をかけた。

「イーノイの家を確認しに行こう!」

 ナオヤは外に出たくて仕方がなかったのだ。未知の土地、未知の大地、未知の時代の空気が忘れられず、外へ駆け出したくてウズウズしていた。

「しゅっぱーつ! しんこーー! おーぅ!」

 一人で号令をかけ、自分でそれに答える。器用な真似ごとをするナオヤと二人は2千500万年後の地球に躍り出た。









 ☆☆☆








主な登場人物紹介 



ナオヤ=ヨシダ 23歳 人間 ♂ 

 宇宙船で目覚めた青年。記憶を失ってしまい、2千500万年後の未来の地球になぜか飛ばされてしまった。
 国際宇宙連合軍。宇宙資源開発機構所属のパイロットであり、地球から避難するコロニーステーションが冥王星通過時に、地球調査の為に太陽系の外側ギリギリに残された調査官。国連軍所属の軍人でもあり、パイロットとしての腕は優秀。お調子者。
 生まれはコロニーステーション・アン(1号)。地球を出発した後生まれたため地球を知らないが、コロニー内の教育や所属した軍の訓練で充分な知識は得ていた。

 フロンティア28番機のクルーであり船長



イーノイ 16歳 テスカ族 ♀

2千500万年後の地球でナオヤに家を壊され縄張りを滅茶苦茶にされてブチ切れた少女。
 いつもはおっとりしていて、森で静かに自給自足の生活を送っていた。
 生まれてすぐに訳あって母と放浪し、6歳から11歳まで母と山の中でひっそりと暮らしていた、大切なものは母の形見の黒曜石のペンダント。

 自分では気がついてないが、実は凄い●●(自主規制)を持っている





 型番 HR36 識別コード:VITA(ヴィータ) 汎用アンドロイド

ナオヤの相棒兼、サポートアンドロイド。母船の一切を取り仕切る事が出来る

軍事目的に開発されたが、その後すぐに平和利用に転用される。人間と同じように動く事が出来るが重量約500キロ 母船から燃料供給を受けて、自分の体の中で発電する。燃料供給無しで一度に動ける期間は約5年  こいつが主人公でもいいと思う位万能。

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