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蛙くん、サヨナラ
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蛙くん、サヨナラ。僕はひとり。あなたのために必死になっていた。何度でも抱きしめた。そしてお別れの日。ふにゃふにゃの自分。思わず泣いてしまった。これからどうしよう。こんな終わりかたひどすぎる。知ってしまった。蛙の自分に大きな壁があることを。まるでベルリンの壁のようにいつか破壊できたのなら。そうして僕はこの広い世界をぴょんぴょんと跳び跳ねた。蛙の僕。美しい君の裸体。抱きしめた時、君は別れを告げた。もういいやって。僕は絶望。君は失望。つまらない男でごめんなさい。謝ったってなんにもならないけれど。その日からメールは途絶えた。電話したら君のお兄さんにこっぴどく怒られた。僕はひとり、たくさんの近未来音楽家の歌詞に酔いしれた。ラブラブラブ。もう二度と戻らない季節に恋して。僕はまた歩き出した。蛙くん、サヨナラ。そしてありがとう。君の笑顔が見えた。
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