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「……っん……っ!!」
己の口を、己の手で塞いで声を上げないように努める。バスルームは声がよく響いて嫌なのだ。自分の嬌声など、聞きたくはない。ラーフはバスタブの中で後ろから俺を抱きしめて、俺のものを扱きつつ、俺の胸の先端を抓ったりしていた。それと同時に、俺の耳の中にラーフの舌先が突っ込まれる。もう、体中でラーフを感じすぎて頭がどうかなってしまいそうだった。
「セナ、俺しか声を聞いてないんだから恥ずかしくないよ」
首を勢いよく左右に振る。残念だな、と言ってラーフが耳を甘く噛んだ。それだけで腰が熱くなる。ラーフはまだ一度も俺に挿入していなかった。俺に精を吐き出させるばかりで、自分はまだ一度も達していない。俺の腰には、恐ろしいほどに太くて硬いラーフのものがぴたりと引っ付いている。反り立っていて、可愛そうなくらいに腫れているのに、ラーフは自分のものには手を付けていなかった。
「セナ、可愛い。俺の手の中でイっちゃって、凄く可愛い」
ラーフが何をしたいのか、俺にはよく分かる。ひたすらに俺に精を吐き出させ、もう吐き出すものがないところまで追いつめる。その状態で、ラーフのものを突っ込んで、俺に射精を伴わない絶頂を与えたいのだ。あの快感は強すぎて、恐怖すら感じる。そのためにラーフは、自分のものを放置してただひたすらに俺に奉仕しているのだ。
「らーふ……っ、もう、もういいだろ……はやく、いれて」
「まだだめだよ。やるなら徹底的にやりたいんだ。セナの、またちょっと硬くなってるから、しっかり出さないとね」
ラーフの指先が俺の後孔からゆっくりと入ってきた。それと同時にバスタブに溜まった湯も入ってくる。熱い。掻きまわすようにラーフの指が俺の中を暴いて、少し指先を曲げる。
「んんぅっ……!!!」
手で押さえていなければ、とんでもない声をあげていただろう。汗なのか涙なのか湯なのか分からない何かで、俺の顔はベタベタだった。
「セナ、ここ好きだよね」
「んっ……んんっ……ふぅっ、んっ、んっ……、っ!」
「あとで、ここを思いっきり突いてあげるからね」
指で与えられる律動に翻弄され、声が止まらない。あとで思い切り突かれる。そのことを想像するだけで、体が震えた。小刻みに震わせた指が、俺の最奥を弄ぶ。急速に高みへと連れ去られ、訳も分からないままに俺は再び精を吐き出した。
ぐったりする俺をラーフが抱きしめて、額にキスをする。
「ごめんね、つらかった?」
「……はぁ、はぁ……、……らーふ」
「少し飛んじゃってるね。いじめ過ぎちゃったかな」
タオルを掴んで、ラーフが俺の顔を拭いていく。少しずつ落ち着きを取り戻した俺はラーフを見た。
「……いつまでじらすんだ」
「もう入れて欲しい?」
頷く。そうするとラーフは嬉しそうに笑って、力の入らない俺の体を抱き上げた。バスタブを出て、バスルームの隣に設置されているシャワールームへ。俺の精液だらけのバスタブとはこれでおさらばだ。ラーフの目論見どおり、俺のものは力無く項垂れている。こうしてみると、ますますラーフのものとの大きさの違いに驚くばかりだ。
シャワールームに入って、少しぬるめのお湯を出す。体はいまだにラーフが支えてくれていた。今、手を離されたら尻餅をつく自信がある。ラーフは俺を向き合う形で抱きしめてキスをした。深いキスだ。呼吸が上手くできなくなるほどの。唇が離れた時には、銀の糸が俺たちの間で繋がっていた。
視線を下に落とせば、凶暴な状態になっているラーフのものが見える。そっと触れると、ラーフが少し眉を寄せて苦しそうにした。ラーフも、限界なのだろう。
「セナ、壁に手をついてくれる? 欲しがってたものをあげるよ」
耳元でそんな風に囁かれて、俺は腰が砕けそうになる。言われるがままに壁に手をついて、ラーフに尻を向けた。その腰を、ラーフが掴んで少し引き上げる。身長差がありすぎて、ラーフは少し屈まなければならないし、俺は爪先立ちになってしまうのだ。とはいっても、最終的にはラーフの腕に支えられているので、俺は足がついていなくても平気だった。
「もう十分解したつもりだけど、もっと解した方が良い?」
「いいっ、もういいから、早くっ」
ラーフは己のものを、俺の後孔にちょんとつけていた。それだけで、俺の孔はぱくぱくと動き、ラーフのものに吸い付いている。早く欲しい。その熱と、その質量。中でラーフを感じたくて、狂ってしまいそうだった。
「分かった、少し苦しいかもしれないけど、ごめんね」
「……っ!!! あ、あぁっ、あ……っ!」
ぐいぐいと肉を掻き分けて、太いものが入ってくる。孔は痛いし、腹は熱い。けれど、それを上回る快感だ。頭が焼き切れそうになる。苦しい。気持ち良い。痛い。気持ち良い。熱い。気持ち良い。
「セナ、セナっ! ひと月、つらかったよ……っ!! 自分の手で抜いてすらいないんだっ、たっぷり出してあげるからね……っ、っ!!」
ラーフは激しく腰を動かして、俺の中へ打ち付けた。俺の中を行き来する太いものが与える律動に合せて、俺の体も揺れていた。腰を掴まれて、揺さぶられる。俺のものは、まったく反応していないのに、それでも確かに絶頂へ向かう兆しがあった。
「セナ……っ!!!」
俺の名を叫んで、俺の中に精を放ったラーフ。耳元で荒い息遣いが聞こえる。それを聞いて、俺は何故か興奮していた。たまらなくなり、自ら腰を動かす。
「セナも、気持ちいい?」
「……きもちい、もっと……もっと、らーふ」
「大丈夫だよ、まだまだ愛してあげるからね」
その言葉に、俺は嬉しくて、堪らなくて。腰を振り出したラーフによって、俺も絶頂に到達する。そこで俺の意識は途絶えた。強すぎる快楽に、頭が仕事を果たせなくなったのだ。
「あぁっ……、んっ!!」
己の声で目が覚めた。視界にはラーフが映っている。ここはどこだろうと見渡して、ベッドルームであることに気付いた。そして、まだ俺とラーフは繋がっていた。
「目が覚めた?」
「あっ、あっ、あっ」
声が喉から漏れていく。ベッドの上に寝かされて、膝立ちをするラーフのものが深く俺の中に突き立てられていた。俺の後孔から聞こえる水音は激しくて、何度中で放たれたのか想像出来ないほどだった。ただひとつ分かるのは、ラーフの一ヶ月分が俺の中にあるということ。
「中の、あとでちゃんと掻き出すから、安心してね」
「……いい」
「うん?」
「ださなくて……いい」
「いいの?」
「らーふが、くれたもの、だから」
朦朧とする意識のまま、そんなことを口にしていた。その直後、再び俺の中に熱いものが出される。その熱さに少し驚いた。
「あんまりにも可愛いこと言うから、また出しちゃったよ」
「……うれしい」
「セナ、これ以上俺を煽ったらだめだ」
そう言って、ラーフは俺にキスをした。優しいキスだった。ラーフは俺の中から、自分自身を引き抜く。直後、どろっとしたものが孔から出て行った。でもだいぶぶんが俺の腹の中にあるのが分かる。
ラーフも疲れたのか、ベッドに倒れ込んだ。すっきりとした顔をしている。俺はにじりよって、ラーフの体にひっつく。ラーフは俺に腕枕をしてくれた。筋肉に覆われていて、少し硬い。
「……体、大丈夫?」
「大丈夫だよ」
額に口付けが落ちる。この甘いひと時が、俺は好きだった。どれくらいの時間、俺たちは繋がっていたのだろう。記憶が飛んでる間は、何分だったのか。
ラーフは嬉しそうににこにことしていて、俺も幸せで笑みがこぼれてくる。こんな未来を、悲観に満ちた学生時代は想像していなかった。この幸福が、いつまでも続くことを祈らずにはいられない。
「……シェイナ公爵様は、俺たちが学生の間は結婚は駄目で、継嗣の件は保留って言ってたけど、その期限っていつまでなんだろう」
「どうしたの? 突然」
「公爵様に、もうこの関係は終わりだって言われたら、どうしようと思って」
「大丈夫。絶対にそんなことにはさせないから」
「……うん、でも、そんなこと言われたら嫌だな」
俺たちは、簡単に引き裂かれてしまう状況にいる。ラーフはああ言うが、何もかもはシェイナ侯爵様の胸三寸だと思うのだ。
「セナは、俺と離れたくない?」
「……離れたくないよ」
「勿論俺もだよ」
ぎゅっと抱きしめてくれるラーフの腕に、全てを委ねた。永遠に、この腕に抱かれていたい。二人で幸福に日々を紡いでいきたい。俺の願いはただそれだけなのだけれど、それは酷く難しい条件の上にあった。
「愛してるよ、セナ」
己の口を、己の手で塞いで声を上げないように努める。バスルームは声がよく響いて嫌なのだ。自分の嬌声など、聞きたくはない。ラーフはバスタブの中で後ろから俺を抱きしめて、俺のものを扱きつつ、俺の胸の先端を抓ったりしていた。それと同時に、俺の耳の中にラーフの舌先が突っ込まれる。もう、体中でラーフを感じすぎて頭がどうかなってしまいそうだった。
「セナ、俺しか声を聞いてないんだから恥ずかしくないよ」
首を勢いよく左右に振る。残念だな、と言ってラーフが耳を甘く噛んだ。それだけで腰が熱くなる。ラーフはまだ一度も俺に挿入していなかった。俺に精を吐き出させるばかりで、自分はまだ一度も達していない。俺の腰には、恐ろしいほどに太くて硬いラーフのものがぴたりと引っ付いている。反り立っていて、可愛そうなくらいに腫れているのに、ラーフは自分のものには手を付けていなかった。
「セナ、可愛い。俺の手の中でイっちゃって、凄く可愛い」
ラーフが何をしたいのか、俺にはよく分かる。ひたすらに俺に精を吐き出させ、もう吐き出すものがないところまで追いつめる。その状態で、ラーフのものを突っ込んで、俺に射精を伴わない絶頂を与えたいのだ。あの快感は強すぎて、恐怖すら感じる。そのためにラーフは、自分のものを放置してただひたすらに俺に奉仕しているのだ。
「らーふ……っ、もう、もういいだろ……はやく、いれて」
「まだだめだよ。やるなら徹底的にやりたいんだ。セナの、またちょっと硬くなってるから、しっかり出さないとね」
ラーフの指先が俺の後孔からゆっくりと入ってきた。それと同時にバスタブに溜まった湯も入ってくる。熱い。掻きまわすようにラーフの指が俺の中を暴いて、少し指先を曲げる。
「んんぅっ……!!!」
手で押さえていなければ、とんでもない声をあげていただろう。汗なのか涙なのか湯なのか分からない何かで、俺の顔はベタベタだった。
「セナ、ここ好きだよね」
「んっ……んんっ……ふぅっ、んっ、んっ……、っ!」
「あとで、ここを思いっきり突いてあげるからね」
指で与えられる律動に翻弄され、声が止まらない。あとで思い切り突かれる。そのことを想像するだけで、体が震えた。小刻みに震わせた指が、俺の最奥を弄ぶ。急速に高みへと連れ去られ、訳も分からないままに俺は再び精を吐き出した。
ぐったりする俺をラーフが抱きしめて、額にキスをする。
「ごめんね、つらかった?」
「……はぁ、はぁ……、……らーふ」
「少し飛んじゃってるね。いじめ過ぎちゃったかな」
タオルを掴んで、ラーフが俺の顔を拭いていく。少しずつ落ち着きを取り戻した俺はラーフを見た。
「……いつまでじらすんだ」
「もう入れて欲しい?」
頷く。そうするとラーフは嬉しそうに笑って、力の入らない俺の体を抱き上げた。バスタブを出て、バスルームの隣に設置されているシャワールームへ。俺の精液だらけのバスタブとはこれでおさらばだ。ラーフの目論見どおり、俺のものは力無く項垂れている。こうしてみると、ますますラーフのものとの大きさの違いに驚くばかりだ。
シャワールームに入って、少しぬるめのお湯を出す。体はいまだにラーフが支えてくれていた。今、手を離されたら尻餅をつく自信がある。ラーフは俺を向き合う形で抱きしめてキスをした。深いキスだ。呼吸が上手くできなくなるほどの。唇が離れた時には、銀の糸が俺たちの間で繋がっていた。
視線を下に落とせば、凶暴な状態になっているラーフのものが見える。そっと触れると、ラーフが少し眉を寄せて苦しそうにした。ラーフも、限界なのだろう。
「セナ、壁に手をついてくれる? 欲しがってたものをあげるよ」
耳元でそんな風に囁かれて、俺は腰が砕けそうになる。言われるがままに壁に手をついて、ラーフに尻を向けた。その腰を、ラーフが掴んで少し引き上げる。身長差がありすぎて、ラーフは少し屈まなければならないし、俺は爪先立ちになってしまうのだ。とはいっても、最終的にはラーフの腕に支えられているので、俺は足がついていなくても平気だった。
「もう十分解したつもりだけど、もっと解した方が良い?」
「いいっ、もういいから、早くっ」
ラーフは己のものを、俺の後孔にちょんとつけていた。それだけで、俺の孔はぱくぱくと動き、ラーフのものに吸い付いている。早く欲しい。その熱と、その質量。中でラーフを感じたくて、狂ってしまいそうだった。
「分かった、少し苦しいかもしれないけど、ごめんね」
「……っ!!! あ、あぁっ、あ……っ!」
ぐいぐいと肉を掻き分けて、太いものが入ってくる。孔は痛いし、腹は熱い。けれど、それを上回る快感だ。頭が焼き切れそうになる。苦しい。気持ち良い。痛い。気持ち良い。熱い。気持ち良い。
「セナ、セナっ! ひと月、つらかったよ……っ!! 自分の手で抜いてすらいないんだっ、たっぷり出してあげるからね……っ、っ!!」
ラーフは激しく腰を動かして、俺の中へ打ち付けた。俺の中を行き来する太いものが与える律動に合せて、俺の体も揺れていた。腰を掴まれて、揺さぶられる。俺のものは、まったく反応していないのに、それでも確かに絶頂へ向かう兆しがあった。
「セナ……っ!!!」
俺の名を叫んで、俺の中に精を放ったラーフ。耳元で荒い息遣いが聞こえる。それを聞いて、俺は何故か興奮していた。たまらなくなり、自ら腰を動かす。
「セナも、気持ちいい?」
「……きもちい、もっと……もっと、らーふ」
「大丈夫だよ、まだまだ愛してあげるからね」
その言葉に、俺は嬉しくて、堪らなくて。腰を振り出したラーフによって、俺も絶頂に到達する。そこで俺の意識は途絶えた。強すぎる快楽に、頭が仕事を果たせなくなったのだ。
「あぁっ……、んっ!!」
己の声で目が覚めた。視界にはラーフが映っている。ここはどこだろうと見渡して、ベッドルームであることに気付いた。そして、まだ俺とラーフは繋がっていた。
「目が覚めた?」
「あっ、あっ、あっ」
声が喉から漏れていく。ベッドの上に寝かされて、膝立ちをするラーフのものが深く俺の中に突き立てられていた。俺の後孔から聞こえる水音は激しくて、何度中で放たれたのか想像出来ないほどだった。ただひとつ分かるのは、ラーフの一ヶ月分が俺の中にあるということ。
「中の、あとでちゃんと掻き出すから、安心してね」
「……いい」
「うん?」
「ださなくて……いい」
「いいの?」
「らーふが、くれたもの、だから」
朦朧とする意識のまま、そんなことを口にしていた。その直後、再び俺の中に熱いものが出される。その熱さに少し驚いた。
「あんまりにも可愛いこと言うから、また出しちゃったよ」
「……うれしい」
「セナ、これ以上俺を煽ったらだめだ」
そう言って、ラーフは俺にキスをした。優しいキスだった。ラーフは俺の中から、自分自身を引き抜く。直後、どろっとしたものが孔から出て行った。でもだいぶぶんが俺の腹の中にあるのが分かる。
ラーフも疲れたのか、ベッドに倒れ込んだ。すっきりとした顔をしている。俺はにじりよって、ラーフの体にひっつく。ラーフは俺に腕枕をしてくれた。筋肉に覆われていて、少し硬い。
「……体、大丈夫?」
「大丈夫だよ」
額に口付けが落ちる。この甘いひと時が、俺は好きだった。どれくらいの時間、俺たちは繋がっていたのだろう。記憶が飛んでる間は、何分だったのか。
ラーフは嬉しそうににこにことしていて、俺も幸せで笑みがこぼれてくる。こんな未来を、悲観に満ちた学生時代は想像していなかった。この幸福が、いつまでも続くことを祈らずにはいられない。
「……シェイナ公爵様は、俺たちが学生の間は結婚は駄目で、継嗣の件は保留って言ってたけど、その期限っていつまでなんだろう」
「どうしたの? 突然」
「公爵様に、もうこの関係は終わりだって言われたら、どうしようと思って」
「大丈夫。絶対にそんなことにはさせないから」
「……うん、でも、そんなこと言われたら嫌だな」
俺たちは、簡単に引き裂かれてしまう状況にいる。ラーフはああ言うが、何もかもはシェイナ侯爵様の胸三寸だと思うのだ。
「セナは、俺と離れたくない?」
「……離れたくないよ」
「勿論俺もだよ」
ぎゅっと抱きしめてくれるラーフの腕に、全てを委ねた。永遠に、この腕に抱かれていたい。二人で幸福に日々を紡いでいきたい。俺の願いはただそれだけなのだけれど、それは酷く難しい条件の上にあった。
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