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◆ 第二章 異邦への旅路
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「なかなかに面白味のある神話だな」
ラオセンから聞いた神話を、そのまま伝え話した結果、黎泉は満足そうな顔をして頷いた。
「黎泉ならそう言うと思った」
全くもって、私が予想した通りの反応を黎泉が見せるものだから、思わず笑ってしまう。私の話は、ラオセンほど流暢ではなく、ところどころ曖昧な部分もあったが、言葉に詰まるたび、淡月が助け舟を出してくれた。
黎泉は私の言葉に熱心に耳を傾けるだけでなく、自ら筆を執り、何事とかを紙に書きつけていた。どうやら、己の手で書物でも作るらしい。
「この話が書にも載らず、世に出回らないところを見ると、口伝で語り継がれているってことなんだろうな」
「なるほど……。彼らの神話は、どことなく黒闢天信仰と似てるところがあるように思えて、少し驚いたよ」
「こんだけ密接した地域なんだ。文化の根幹である信仰が似通ってたって、驚くようなことじゃない」
「そういうものなのか」
黎泉の言葉に、私は驚くばかりだった。この手の話題に造形の深い黎泉は、他にも多くのことを語っていたが、私はその話題を少しも理解出来ず、耳の中を右から左へ通り抜けてしまう。語っている黎泉はとても楽しそうで、同じように楽しめないことが悔やまれた。
「……にしても、華蛇の巣穴に吉乃が行くなんてなぁ」
「巣穴なんて言い方は失礼だろう」
「失礼なもんか」
内苑にある東屋。少しずつ暑くなり始めた日差しを避けるように、私たちは東屋の中でも日の差し込まない日陰で身を寄せ合っていた。筆を置いた黎泉は、それらの道具と文字をたくさん記した紙を侍従に片付けさせる。
そうして、長椅子の上で隣に座る私に体重を預け、ゆったりとした体勢になった。その姿は、見方によっては不貞腐れているようにも見える。
「華蛇は嫌い?」
「むしろ、どこを好きになればいいのか分からない」
「会って、実際に話してみると面白いよ」
「……会いたくない」
長椅子の上で私の胴に腕を回し、ぎゅうとしがみついてくる弟。私はそんな黎泉の頭を撫でた。熱された空気の中を駆け抜ける冷えた風が、心地よく私たちのそばを吹き抜けていく。
「華蛇にしろ、オルドにしろ。吉乃はなんでわざわざ、そんな危険な所に行くんだ。安全な天瀬にいたほうが……」
結局のところ、黎泉はそれが気に食わなかったのだ。つまりそれは、危険なところへ旅行に出かける私のことを心配してくれている、ということだった。
分かりづらいけれど、それが黎泉なりの心配の仕方だったのだ。その言葉を、黎泉は途中で止めた。そしてばつが悪そうな顔をして、ちらりとこちらを見る。
「……今の言葉は取り消す。憎んでた父親と同じようなことを言いそうだった」
危険だから、とあらゆるものを遠ざけられて、座敷牢に閉じ込められていた幼い日々が一瞬蘇る。けれど、私は首を左右に振ってそれを否定した。
「全然違うから大丈夫。黎泉は、私の身を案じてくれたんだ。父上のそれとは、全く違う」
黎泉は私の身を案じてその言葉を発したのだ。けれど、父王のそれは違った。あの人が守りたかったのは、黒髪黒目の姫宮という存在。その価値、あるいは希少性。
私という人格のことなど、父王は歯牙にもかけていなかった。そこには情は無い。天瀬王家において親子の情を求める方が間違っているのだろうが、私は父王に愛されているなどと思ったことはない。
「お土産をたくさん買ってくるよ。黎泉は、やっぱり書物がいいかな?」
私の腹部に顔を押し付けたまま、黎泉が頷く。その姿が、どこか蛍星を思わせた。絶対に本人たちは否定するだろうが、黎泉と蛍星はとてもよく似ている。
負けず嫌いなところや、甘えたなところなどが特に。愛しい弟の頭を撫でながら、弟に愛されていると感じていた。
「ちゃんと戻ってくるよ。ここが私の帰ってくるべき場所だから」
「……待ってる」
「うん、待ってて」
黒珠宮に流れる穏やかで優しい空気。そんな中で、黎泉は微睡始めた。私の膝を枕にし、体を長椅子に横たえた状態で。胸は静かに上下して、寝息が微かに聞こえる。随分と熟睡しているようで、起きる気配が全くない。
「淡月、掛け布を持ってきてもらえないか」
「御心のままに」
いくら丁度いい気温とはいえ、外でこのように寝てしまえば風邪をひきかねない。私は淡月に掛け布を頼んだが、こうなることを予見していたのであろう淡月がすでに、部下の侍従に命じて掛け布を取りに行かせていたらしく、すぐにそれは私のもとへ届けられた。淡月の手から、四の宮付き侍従長の手に渡り、侍従長が黎泉に布を掛けた。
四の宮付き侍従長も、この事態を予想して掛け布を用意していたのであろうが、私を立てて、こちらの掛け布を使ってくれたようだ。布を掛けられても変わらず、くうくうと眠りこけている黎泉。
「……夜更かしのしすぎだろうな」
「四の宮様の御体のためにも、少々控えて頂ければ良いのですが」
「侍従長、そなたたちも苦心していることだろう」
一度、読書に没頭すると読みきるまでは睡魔も来ないらしい黎泉。こんな昼間に熟睡してしまうのは、どう考えても夜更かしのせいだった。私の言葉に、淡月が同調し黎泉の体調を気遣う。
四の宮付き侍従長に労いの言葉を掛ければ、滅相も御座いません、と軽く返された。この程度のことで動じていては、四の宮付き侍従長など務まらないということだろう。
「おやおや。黎泉は随分と吉乃に甘えているね」
ひょっこりと、東屋に入ってくる長身が見えた。
「柊弥兄上」
それは、副王たる柊弥兄上だった。平素であればこの時間帯は激務に追われているため、こんな場所で姿を見るなど有り得ないことだった。そんな来訪者は、私たちに近付いてきて、ずいと黎泉の顔を覗き込んだ。
「執務室から、二人が楽しそうに話しているのが見えたから来てみたんだが……その間に黎泉が寝てしまったらしい」
「はい。恐らく、読書に夢中になって夜更かしばかりなのでしょう」
「全く。いつまでも変わらない子だ」
呆れたような物言いだが、その実、兄上の口元は穏やかに弧を描いていた。なんだかんだと言いつつも、私たち兄弟は、この本の虫である黎泉を愛しているのだ。
「兄上は御休憩ですか?」
「まぁね。私も昨夜は遅くまで仕事を片付けていてね。少し体を休めようと、愛しい弟二人のもとへ来たわけだ」
「歓迎致します」
「では、隣に座らせてもらおう」
そう言って、柊弥兄上は私の隣に腰をかける。長椅子は、十人ほど座っても余裕がありそうなほどに長く、黎泉が寝転がっていても窮屈ではなかった。膝に弟を乗せ、隣に兄が座っている。そんな状況が、じわりじわりと私に多幸感を与えた。
「ラオセンとは楽しく話が出来たようだね」
「はい。有意義な時間でした」
「それは良かった」
ラオセンは、華蛇というものを大いに語ってくれた。何を尊び、どう生きるているのか。華蛇の起源である神話、そしてそれを今でも強く信じているということ。今までは、華蛇に対して具体的な印象が無かったが、今は違う。彼らがどういう存在なのかを私は理解した。
「ただ……」
「ただ?」
「とても……申し訳ない気持ちになりました」
「申し訳ない、とは?」
その申し訳なさは、ラオセンと言葉を交わした直後から芽生えていた。時が立つほどに、その芽は成長し、私の中で心を曇らせる。旅が近づき、華蛇の地へ訪れるのだと意識すると、なおさら心は陰っていく。
「彼らは、黒の巫女と呼ばれる存在をとても大切に想っているようでした」
「そうだね。それを求めるためだけに、いくつもの命を犠牲にしたほどだ」
「はい。そんな大切な存在を、私に重ねていた。……私は黒の巫女ではないのに。なんだか、彼らの想いを踏みにじっているような、そんな気持ちになるのです」
私は黒の巫女ではない。それはラオセンにもはっきりと伝えた。けれど彼らは、私が黒の巫女なのだと信じきっている。私がどれほど否定したところで、その考え方は改められないのだ。
そんな如何ともしがたい気持ちを吐露すると柊弥兄上は、ふむ、と一拍置いて言葉を続けた。
「吉乃、お前は世界でただ一人、黒を持って生まれてきた。その特異性は否定のしようがない。そこに神性を見出す者もいれば、邪性を感じる者もいるだろう。幸いなことに、この天瀬を含め、近隣諸国において黒は神聖なものだ。だから吉乃は崇められる」
兄上の手が私の頭を撫でて、そのまま下がっていく。髪を一房掬い上げて、手のひらで撫でながら、さらさらとそれを落とした。多くの侍従に面倒を見てもらっているこの黒髪は、とても毛艶が良い。光沢を有し、黒の髪は僅かに光っていた。
「……私はね、吉乃。この大地に吉乃を尊ぶ思想があって良かったと心底思っているんだ」
神妙な面持ちでそう語った兄上の言葉の、その真意が私にはいまいちよく分からなかった。小首を傾げながら、続く兄上の言葉を待つ。
ラオセンから聞いた神話を、そのまま伝え話した結果、黎泉は満足そうな顔をして頷いた。
「黎泉ならそう言うと思った」
全くもって、私が予想した通りの反応を黎泉が見せるものだから、思わず笑ってしまう。私の話は、ラオセンほど流暢ではなく、ところどころ曖昧な部分もあったが、言葉に詰まるたび、淡月が助け舟を出してくれた。
黎泉は私の言葉に熱心に耳を傾けるだけでなく、自ら筆を執り、何事とかを紙に書きつけていた。どうやら、己の手で書物でも作るらしい。
「この話が書にも載らず、世に出回らないところを見ると、口伝で語り継がれているってことなんだろうな」
「なるほど……。彼らの神話は、どことなく黒闢天信仰と似てるところがあるように思えて、少し驚いたよ」
「こんだけ密接した地域なんだ。文化の根幹である信仰が似通ってたって、驚くようなことじゃない」
「そういうものなのか」
黎泉の言葉に、私は驚くばかりだった。この手の話題に造形の深い黎泉は、他にも多くのことを語っていたが、私はその話題を少しも理解出来ず、耳の中を右から左へ通り抜けてしまう。語っている黎泉はとても楽しそうで、同じように楽しめないことが悔やまれた。
「……にしても、華蛇の巣穴に吉乃が行くなんてなぁ」
「巣穴なんて言い方は失礼だろう」
「失礼なもんか」
内苑にある東屋。少しずつ暑くなり始めた日差しを避けるように、私たちは東屋の中でも日の差し込まない日陰で身を寄せ合っていた。筆を置いた黎泉は、それらの道具と文字をたくさん記した紙を侍従に片付けさせる。
そうして、長椅子の上で隣に座る私に体重を預け、ゆったりとした体勢になった。その姿は、見方によっては不貞腐れているようにも見える。
「華蛇は嫌い?」
「むしろ、どこを好きになればいいのか分からない」
「会って、実際に話してみると面白いよ」
「……会いたくない」
長椅子の上で私の胴に腕を回し、ぎゅうとしがみついてくる弟。私はそんな黎泉の頭を撫でた。熱された空気の中を駆け抜ける冷えた風が、心地よく私たちのそばを吹き抜けていく。
「華蛇にしろ、オルドにしろ。吉乃はなんでわざわざ、そんな危険な所に行くんだ。安全な天瀬にいたほうが……」
結局のところ、黎泉はそれが気に食わなかったのだ。つまりそれは、危険なところへ旅行に出かける私のことを心配してくれている、ということだった。
分かりづらいけれど、それが黎泉なりの心配の仕方だったのだ。その言葉を、黎泉は途中で止めた。そしてばつが悪そうな顔をして、ちらりとこちらを見る。
「……今の言葉は取り消す。憎んでた父親と同じようなことを言いそうだった」
危険だから、とあらゆるものを遠ざけられて、座敷牢に閉じ込められていた幼い日々が一瞬蘇る。けれど、私は首を左右に振ってそれを否定した。
「全然違うから大丈夫。黎泉は、私の身を案じてくれたんだ。父上のそれとは、全く違う」
黎泉は私の身を案じてその言葉を発したのだ。けれど、父王のそれは違った。あの人が守りたかったのは、黒髪黒目の姫宮という存在。その価値、あるいは希少性。
私という人格のことなど、父王は歯牙にもかけていなかった。そこには情は無い。天瀬王家において親子の情を求める方が間違っているのだろうが、私は父王に愛されているなどと思ったことはない。
「お土産をたくさん買ってくるよ。黎泉は、やっぱり書物がいいかな?」
私の腹部に顔を押し付けたまま、黎泉が頷く。その姿が、どこか蛍星を思わせた。絶対に本人たちは否定するだろうが、黎泉と蛍星はとてもよく似ている。
負けず嫌いなところや、甘えたなところなどが特に。愛しい弟の頭を撫でながら、弟に愛されていると感じていた。
「ちゃんと戻ってくるよ。ここが私の帰ってくるべき場所だから」
「……待ってる」
「うん、待ってて」
黒珠宮に流れる穏やかで優しい空気。そんな中で、黎泉は微睡始めた。私の膝を枕にし、体を長椅子に横たえた状態で。胸は静かに上下して、寝息が微かに聞こえる。随分と熟睡しているようで、起きる気配が全くない。
「淡月、掛け布を持ってきてもらえないか」
「御心のままに」
いくら丁度いい気温とはいえ、外でこのように寝てしまえば風邪をひきかねない。私は淡月に掛け布を頼んだが、こうなることを予見していたのであろう淡月がすでに、部下の侍従に命じて掛け布を取りに行かせていたらしく、すぐにそれは私のもとへ届けられた。淡月の手から、四の宮付き侍従長の手に渡り、侍従長が黎泉に布を掛けた。
四の宮付き侍従長も、この事態を予想して掛け布を用意していたのであろうが、私を立てて、こちらの掛け布を使ってくれたようだ。布を掛けられても変わらず、くうくうと眠りこけている黎泉。
「……夜更かしのしすぎだろうな」
「四の宮様の御体のためにも、少々控えて頂ければ良いのですが」
「侍従長、そなたたちも苦心していることだろう」
一度、読書に没頭すると読みきるまでは睡魔も来ないらしい黎泉。こんな昼間に熟睡してしまうのは、どう考えても夜更かしのせいだった。私の言葉に、淡月が同調し黎泉の体調を気遣う。
四の宮付き侍従長に労いの言葉を掛ければ、滅相も御座いません、と軽く返された。この程度のことで動じていては、四の宮付き侍従長など務まらないということだろう。
「おやおや。黎泉は随分と吉乃に甘えているね」
ひょっこりと、東屋に入ってくる長身が見えた。
「柊弥兄上」
それは、副王たる柊弥兄上だった。平素であればこの時間帯は激務に追われているため、こんな場所で姿を見るなど有り得ないことだった。そんな来訪者は、私たちに近付いてきて、ずいと黎泉の顔を覗き込んだ。
「執務室から、二人が楽しそうに話しているのが見えたから来てみたんだが……その間に黎泉が寝てしまったらしい」
「はい。恐らく、読書に夢中になって夜更かしばかりなのでしょう」
「全く。いつまでも変わらない子だ」
呆れたような物言いだが、その実、兄上の口元は穏やかに弧を描いていた。なんだかんだと言いつつも、私たち兄弟は、この本の虫である黎泉を愛しているのだ。
「兄上は御休憩ですか?」
「まぁね。私も昨夜は遅くまで仕事を片付けていてね。少し体を休めようと、愛しい弟二人のもとへ来たわけだ」
「歓迎致します」
「では、隣に座らせてもらおう」
そう言って、柊弥兄上は私の隣に腰をかける。長椅子は、十人ほど座っても余裕がありそうなほどに長く、黎泉が寝転がっていても窮屈ではなかった。膝に弟を乗せ、隣に兄が座っている。そんな状況が、じわりじわりと私に多幸感を与えた。
「ラオセンとは楽しく話が出来たようだね」
「はい。有意義な時間でした」
「それは良かった」
ラオセンは、華蛇というものを大いに語ってくれた。何を尊び、どう生きるているのか。華蛇の起源である神話、そしてそれを今でも強く信じているということ。今までは、華蛇に対して具体的な印象が無かったが、今は違う。彼らがどういう存在なのかを私は理解した。
「ただ……」
「ただ?」
「とても……申し訳ない気持ちになりました」
「申し訳ない、とは?」
その申し訳なさは、ラオセンと言葉を交わした直後から芽生えていた。時が立つほどに、その芽は成長し、私の中で心を曇らせる。旅が近づき、華蛇の地へ訪れるのだと意識すると、なおさら心は陰っていく。
「彼らは、黒の巫女と呼ばれる存在をとても大切に想っているようでした」
「そうだね。それを求めるためだけに、いくつもの命を犠牲にしたほどだ」
「はい。そんな大切な存在を、私に重ねていた。……私は黒の巫女ではないのに。なんだか、彼らの想いを踏みにじっているような、そんな気持ちになるのです」
私は黒の巫女ではない。それはラオセンにもはっきりと伝えた。けれど彼らは、私が黒の巫女なのだと信じきっている。私がどれほど否定したところで、その考え方は改められないのだ。
そんな如何ともしがたい気持ちを吐露すると柊弥兄上は、ふむ、と一拍置いて言葉を続けた。
「吉乃、お前は世界でただ一人、黒を持って生まれてきた。その特異性は否定のしようがない。そこに神性を見出す者もいれば、邪性を感じる者もいるだろう。幸いなことに、この天瀬を含め、近隣諸国において黒は神聖なものだ。だから吉乃は崇められる」
兄上の手が私の頭を撫でて、そのまま下がっていく。髪を一房掬い上げて、手のひらで撫でながら、さらさらとそれを落とした。多くの侍従に面倒を見てもらっているこの黒髪は、とても毛艶が良い。光沢を有し、黒の髪は僅かに光っていた。
「……私はね、吉乃。この大地に吉乃を尊ぶ思想があって良かったと心底思っているんだ」
神妙な面持ちでそう語った兄上の言葉の、その真意が私にはいまいちよく分からなかった。小首を傾げながら、続く兄上の言葉を待つ。
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