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体を貫くような鈍く深い痛みで目を覚ました。
少しでも体を動かすと、下腹部が悲鳴をあげる。私は寝台に寝かされていた。どうやら身を清めてもらっているようで、真新しい寝間着が肌に心地よい。すぐそばで愛しい子が私を見つめていた。
「……ひどい、かおだ」
愛しい子のおもては、憔悴を絵に描いたようなものだった。私がどれほどの時間眠っていたのかは分からないが、随分と彼の顔はこけ、瞳が落ち窪んでいる。辛苦を詰め込んだような双眸が、じいっと私を見下ろしていた。
「貴方の方が、顔色が悪い」
「そんなことはないよ」
動きの悪い体で、必死に手を伸ばす。私の願いに応じて、彼が身を屈めた。私の手が、その頬に触れる。温かく、柔らかく、それでいてしっかりとした一人の男の輪郭がそこにはあった。
「……俺は謝らない」
「謝ってほしいなんて思っていない。お前をそこまで追い詰めたのは、この私だ」
「どうして……そんな言い方をするんだっ、悪いのは……俺なのに……っ」
いつから、この子は私に父子以上の感情を抱いていたのだろう。私はその予兆にも、素振りにも、まったく気が付かなかった。そんな私の愚鈍なまでの鈍感さが、彼をここまで追い詰めたのだ。悪いのは私だった。
「もっと強く俺を拒絶してくれたなら……、……貴方を苦しめなくてすんだのに」
苦しそうに俯いて、唇を噛みしめながら、吐き出すように悔恨の言葉を漏らしている。私は悲しくなった。どうして、私などを選んでしまったのだろう。もっと魅力的な人は他に大勢いるというのに。何故、私を求めてしまうのだろう。
「拒絶なんて出来ない。……私は、お前が愛おしくて愛おしくて、堪らないのだから」
何をされても、何を言われても、傷ついても、苦しんでも、私は許してしまう。この子を愛しているからだ。大切で、愛おしくて、堪らないからだ。
「俺は、貴方を愛しています」
私だって愛している。けれど、きっと。私たちの愛は、少しばかり形が違うのだろう。
緩く、首を左右に振った。どうしてそんな動きをしたのか自分自身にも分からなかったけれど、何故だか、彼の言葉を否定したい気持ちになったのだ。
否定したいと思うくせに、心のどこかで喜んでいる己もいて、訳が分からなくなる。私の心は私から乖離して、全く制御が出来ない状況に陥ってしまったのだ。
「こんなことを言えば、貴方は “私しか知らないからだ。外の世界には更に愛おしく想う者がいるだろう” と必ず言う。だから先手を取ったんです。先に、外の世界とやらを見てきました」
家を不在にしていた理由が、それだった。彼は、予想された私の反論に対抗するため、外の世界を歩き、見識を広めていたのだ。彼の頬に触れていた私の手は、いつからか彼に握られていた。掌の皮がずいぶんと厚くなっている。そんな些細な変化に、妙に胸がざわついた。
「森を抜けて、渓谷の先、瀑布の奥へ。そこから、海岸沿いをなぞって、人里を横目に高原の果てまで行ってきました。色々な種族に会いました。同族もいたし、貴方と同じ一族にも出会った。その他、様々な人種に会って、言葉を交わした。……でも、貴方以上に深い気持ちを向けられる人はどこにもいなかった」
手を両手でしっかりと握られ、強い眼差しがまっすぐに私を射抜く。視線を外せない。真正面から私も彼を見つめた。こんな風にまじまじとこの子の顔を見るのは、どれくらいぶりだろうか。もしかすると数年ぶりのことかもしれない。
こんなにも整った顔をしていただろうか。昔は可愛らしい顔立ちだったが、今はどちらかというと男らしい端正さを持っていた。
「愛しているから己のものにしたいし、誰かが貴方に触れていたら怒りで頭が焼き切れそうになる。愛しているから……だから、貴方を抱きたいとも思う」
「……一体いつから」
「分からない。もう随分と前から」
抱きたい、などと子に言われて動揺しない親はいない。いくら血が繋がっていないとはいえ、私はこの子を我が子のように思ってきた。大切に思い、守り、慈しみながらも、いずれ親離れをして一人で生きていく時のことを考え、名を付けず、適切な距離を保って接してきた。つもりだった。
私は、思い知るべきだ。
依存し、手放せなくなっているのは私だと。我が子に対して、異常なまでの愛情を抱いてしまっているのは、私の方なのだと。
「……貴方を愛してはいけないなら、もう生きていたくない」
私だって、生きていけない。
お前の巣立ちを想像して、何度泣き濡れたことか。恐ろしい速度で成長していくお前に、どれほどの寂しさを覚えたことか。いつまでも私の子でいて欲しい。私だけの子でいて欲しい。外になどいかないで、二人だけの閉じた世界で生きていきたい。
そんなことを平気で考えてしまう私から、この子を解放しなければいけないと、ずっと思っていた。
「無理なら無理って言ってください。生殺しはもう十分だ。いっそ死んだ方が楽になる」
目頭が熱い。そんな風に思ってくれていたなんて、考えもしなかった。自分の中に芽生えた異常な慕情を掻き消すことに必死になって、愛しい子が私のことをどう思っているかなんて想像すらしなかった。
この子は、ずっとその感情に苦しんでいたのだ。私と、同じなのだ。
「私は……お前よりうんと年上なんだ」
「貴方たちと比べたら俺たちは短命だから、寿命で死ぬならきっと同じ頃ですよ。俺は貴方を一人にはしない」
「……私は番のいた身だ」
「だからって、いつまでも孤独でいなければいけない謂われはない」
「そういうことじゃない。お前だって、番ったことのない無垢な相手の方がいいだろう」
「どうして……、どうして分かってくれないんですか。俺は貴方がいいんだ……っ、貴方以外なんていらないんだよ!」
強く叫んで、愛しい子が瞳から涙を零した。胸が苦しくなる。昔から、あまり泣かない子だった。大きくなってからは特に。そんな子が、静かに泣いている。
体の痛みなんて押し殺して、私は体を起こした。立ち膝をし、愛しい子の両頬を両手で包み込んで、目尻に口付けをする。
「……泣かないでくれ」
「そこじゃない場所に口付けが欲しいのに」
そんなことを言って、不貞腐れる顔が可愛い。何をされても、何を言われても愛おしい。心の中で、抗っていた色々なものがすっと消えていくような感覚があった。一番大切で、一番尊いものがやっと分かった。
私は、愛しい子の唇に己の唇を重ねた。彼の体が硬直したのを感じ取る。私の体には充足感が溢れた。ずっと、こうしたかったのだ。それが、偽りのない私の本心だった。唇を甘く噛んで、そっと離れる。離れ難い気持ちが胸に広がる。
「……ハルフィニア」
「え……?」
「私の名だ」
随分と久しぶりに己の名を口にした。あまりにも久しぶりだったので、自分の名がハルフィニアであることを忘れてしまいそうなほどだった。けれど、その名に間違いはない。ハルフィニア。私の親が名づけ、番となった彼が何度も呼んでくれた名だ。
「……ハル……フィニア」
「そう。愛する人たちには、ハルと呼ばれていた」
「ハル、……ハル」
愛しい子が私の名を何度も呼んでいた。嬉しい。単純に、嬉しかった。愛しい子が、私の名を呼んでくれている。そのことが、ただただ嬉しかったのだ。
どうしてもっと早く、この解決策に至れなかったのだろう。否、今更こんなことを考えても仕方がない。私たちが、互いの想いを理解するために、これまでの苦難は必要な過程だったのだ。
「私も愛している。……お前を失うくらいなら、この気持ちを認めてしまった方が良い」
「ハル、嬉しい。幸せすぎて、苦しいくらいだ。ねぇ、名前を、俺にも名前をつけて」
私をぎゅうっと抱きしめて、愛しい子が懇願する。幸福すぎて苦しいのは、私も同じだった。
あの日、傷ついて落ちていた小さな人馬の子を拾い上げたときには、こんな未来は欠片も想像出来なかった。不思議な縁と、確かな愛情で私たちは結ばれていたようだ。
「名前はもうずっと昔から、決めていたんだ」
何度も何度も心の中で呼んでいた名があった。名づけはしないと言いながら、勝手に名をつけ、心の中で呼んでいたのだ。僅かに唇が震える。それは、緊張からくるものだった。
「愛しい子。我らの言葉で、ジオルクス。お前はジオだよ」
少しでも体を動かすと、下腹部が悲鳴をあげる。私は寝台に寝かされていた。どうやら身を清めてもらっているようで、真新しい寝間着が肌に心地よい。すぐそばで愛しい子が私を見つめていた。
「……ひどい、かおだ」
愛しい子のおもては、憔悴を絵に描いたようなものだった。私がどれほどの時間眠っていたのかは分からないが、随分と彼の顔はこけ、瞳が落ち窪んでいる。辛苦を詰め込んだような双眸が、じいっと私を見下ろしていた。
「貴方の方が、顔色が悪い」
「そんなことはないよ」
動きの悪い体で、必死に手を伸ばす。私の願いに応じて、彼が身を屈めた。私の手が、その頬に触れる。温かく、柔らかく、それでいてしっかりとした一人の男の輪郭がそこにはあった。
「……俺は謝らない」
「謝ってほしいなんて思っていない。お前をそこまで追い詰めたのは、この私だ」
「どうして……そんな言い方をするんだっ、悪いのは……俺なのに……っ」
いつから、この子は私に父子以上の感情を抱いていたのだろう。私はその予兆にも、素振りにも、まったく気が付かなかった。そんな私の愚鈍なまでの鈍感さが、彼をここまで追い詰めたのだ。悪いのは私だった。
「もっと強く俺を拒絶してくれたなら……、……貴方を苦しめなくてすんだのに」
苦しそうに俯いて、唇を噛みしめながら、吐き出すように悔恨の言葉を漏らしている。私は悲しくなった。どうして、私などを選んでしまったのだろう。もっと魅力的な人は他に大勢いるというのに。何故、私を求めてしまうのだろう。
「拒絶なんて出来ない。……私は、お前が愛おしくて愛おしくて、堪らないのだから」
何をされても、何を言われても、傷ついても、苦しんでも、私は許してしまう。この子を愛しているからだ。大切で、愛おしくて、堪らないからだ。
「俺は、貴方を愛しています」
私だって愛している。けれど、きっと。私たちの愛は、少しばかり形が違うのだろう。
緩く、首を左右に振った。どうしてそんな動きをしたのか自分自身にも分からなかったけれど、何故だか、彼の言葉を否定したい気持ちになったのだ。
否定したいと思うくせに、心のどこかで喜んでいる己もいて、訳が分からなくなる。私の心は私から乖離して、全く制御が出来ない状況に陥ってしまったのだ。
「こんなことを言えば、貴方は “私しか知らないからだ。外の世界には更に愛おしく想う者がいるだろう” と必ず言う。だから先手を取ったんです。先に、外の世界とやらを見てきました」
家を不在にしていた理由が、それだった。彼は、予想された私の反論に対抗するため、外の世界を歩き、見識を広めていたのだ。彼の頬に触れていた私の手は、いつからか彼に握られていた。掌の皮がずいぶんと厚くなっている。そんな些細な変化に、妙に胸がざわついた。
「森を抜けて、渓谷の先、瀑布の奥へ。そこから、海岸沿いをなぞって、人里を横目に高原の果てまで行ってきました。色々な種族に会いました。同族もいたし、貴方と同じ一族にも出会った。その他、様々な人種に会って、言葉を交わした。……でも、貴方以上に深い気持ちを向けられる人はどこにもいなかった」
手を両手でしっかりと握られ、強い眼差しがまっすぐに私を射抜く。視線を外せない。真正面から私も彼を見つめた。こんな風にまじまじとこの子の顔を見るのは、どれくらいぶりだろうか。もしかすると数年ぶりのことかもしれない。
こんなにも整った顔をしていただろうか。昔は可愛らしい顔立ちだったが、今はどちらかというと男らしい端正さを持っていた。
「愛しているから己のものにしたいし、誰かが貴方に触れていたら怒りで頭が焼き切れそうになる。愛しているから……だから、貴方を抱きたいとも思う」
「……一体いつから」
「分からない。もう随分と前から」
抱きたい、などと子に言われて動揺しない親はいない。いくら血が繋がっていないとはいえ、私はこの子を我が子のように思ってきた。大切に思い、守り、慈しみながらも、いずれ親離れをして一人で生きていく時のことを考え、名を付けず、適切な距離を保って接してきた。つもりだった。
私は、思い知るべきだ。
依存し、手放せなくなっているのは私だと。我が子に対して、異常なまでの愛情を抱いてしまっているのは、私の方なのだと。
「……貴方を愛してはいけないなら、もう生きていたくない」
私だって、生きていけない。
お前の巣立ちを想像して、何度泣き濡れたことか。恐ろしい速度で成長していくお前に、どれほどの寂しさを覚えたことか。いつまでも私の子でいて欲しい。私だけの子でいて欲しい。外になどいかないで、二人だけの閉じた世界で生きていきたい。
そんなことを平気で考えてしまう私から、この子を解放しなければいけないと、ずっと思っていた。
「無理なら無理って言ってください。生殺しはもう十分だ。いっそ死んだ方が楽になる」
目頭が熱い。そんな風に思ってくれていたなんて、考えもしなかった。自分の中に芽生えた異常な慕情を掻き消すことに必死になって、愛しい子が私のことをどう思っているかなんて想像すらしなかった。
この子は、ずっとその感情に苦しんでいたのだ。私と、同じなのだ。
「私は……お前よりうんと年上なんだ」
「貴方たちと比べたら俺たちは短命だから、寿命で死ぬならきっと同じ頃ですよ。俺は貴方を一人にはしない」
「……私は番のいた身だ」
「だからって、いつまでも孤独でいなければいけない謂われはない」
「そういうことじゃない。お前だって、番ったことのない無垢な相手の方がいいだろう」
「どうして……、どうして分かってくれないんですか。俺は貴方がいいんだ……っ、貴方以外なんていらないんだよ!」
強く叫んで、愛しい子が瞳から涙を零した。胸が苦しくなる。昔から、あまり泣かない子だった。大きくなってからは特に。そんな子が、静かに泣いている。
体の痛みなんて押し殺して、私は体を起こした。立ち膝をし、愛しい子の両頬を両手で包み込んで、目尻に口付けをする。
「……泣かないでくれ」
「そこじゃない場所に口付けが欲しいのに」
そんなことを言って、不貞腐れる顔が可愛い。何をされても、何を言われても愛おしい。心の中で、抗っていた色々なものがすっと消えていくような感覚があった。一番大切で、一番尊いものがやっと分かった。
私は、愛しい子の唇に己の唇を重ねた。彼の体が硬直したのを感じ取る。私の体には充足感が溢れた。ずっと、こうしたかったのだ。それが、偽りのない私の本心だった。唇を甘く噛んで、そっと離れる。離れ難い気持ちが胸に広がる。
「……ハルフィニア」
「え……?」
「私の名だ」
随分と久しぶりに己の名を口にした。あまりにも久しぶりだったので、自分の名がハルフィニアであることを忘れてしまいそうなほどだった。けれど、その名に間違いはない。ハルフィニア。私の親が名づけ、番となった彼が何度も呼んでくれた名だ。
「……ハル……フィニア」
「そう。愛する人たちには、ハルと呼ばれていた」
「ハル、……ハル」
愛しい子が私の名を何度も呼んでいた。嬉しい。単純に、嬉しかった。愛しい子が、私の名を呼んでくれている。そのことが、ただただ嬉しかったのだ。
どうしてもっと早く、この解決策に至れなかったのだろう。否、今更こんなことを考えても仕方がない。私たちが、互いの想いを理解するために、これまでの苦難は必要な過程だったのだ。
「私も愛している。……お前を失うくらいなら、この気持ちを認めてしまった方が良い」
「ハル、嬉しい。幸せすぎて、苦しいくらいだ。ねぇ、名前を、俺にも名前をつけて」
私をぎゅうっと抱きしめて、愛しい子が懇願する。幸福すぎて苦しいのは、私も同じだった。
あの日、傷ついて落ちていた小さな人馬の子を拾い上げたときには、こんな未来は欠片も想像出来なかった。不思議な縁と、確かな愛情で私たちは結ばれていたようだ。
「名前はもうずっと昔から、決めていたんだ」
何度も何度も心の中で呼んでいた名があった。名づけはしないと言いながら、勝手に名をつけ、心の中で呼んでいたのだ。僅かに唇が震える。それは、緊張からくるものだった。
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