泪声

幻中六花

文字の大きさ
上 下
8 / 8

『泪声』 Lyric by Lo’cca

しおりを挟む
この近くで 君も歌ってること
知ってるよ ひとりで
私もひとり あの場所に戻り
歌ってるよ この歌

足を止め 話をしたとき
一緒に恋をしたんだ

聴こえないかと 歌をやめると
周りは静かすぎて
君の声は 車にのまれ
あふれる 泪声


あのギターで 今も歌ってること
知ってるよ 私の歌
少しずつ 近づいてきてくれてる
聴こえるよ 笑い声

聴きたいけれど 泣きそうで
私は 大声で歌い出す

君の歌を作れぬまま 今日になり
届くことだけ 胸に秘め
震える泪声 精一杯
叫んでいます


早く隣で 一緒に歌おう
乗り越えた恋の Happy End

聴こえないかと 歌をやめると
周りは静かすぎて
君の声は 車にのまれ
あふれる 泪声

君の残していったピックで
私は今日も 泪声
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...