最愛はすぐ側に

なめめ

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最愛はすぐ側で

最愛はすぐ側で④※※

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軽く持ち上げられたかと思えば、渉太の指に光る指輪にキスをして「りょーかいっ」と微笑んでくる。

 渉太のスラックスのベルトを外され、下着ごと脱がされると、張り詰めた自身のモノが現れる。

渉太のパーカーの裾を捲ってくると、じわりじわりと先端の雫を指で拭われ、後孔に塗り付けられる。

「ンふっ……りつ……ひとさ……」
「しょーたっ」

フニフニと動き、奥へと進んでいく指の感触。律仁さんの指が奥の神経のツボに到達した途端に、急激な射精感に見舞われ、渉太は慌てて律仁さんの背中に抱き着くと首を振った。

「ダメっ……」
「ダメって何?」
「このままだとっ俺……」
「俺っ?」

 久しぶりのせいか律仁さんがいつも以上に意地悪い気がする。本当は察しているくせに渉太の言葉を待つ律仁さんがいじらしい。

「俺が何?ここ?」

 わざとらしく、奥を指で押してくる度に放出したくてたまらなくなり、我慢で身体が痙攣する。

「あっ……。違うっ」
「渉太。次どうしてほしいの?」
「り、りつひとさんとイキたいからっ……挿入れてほしい……」

 律仁さんの肩口に顔埋めて半分涙ながらに訴える。

「何を?」

 渉太の振り絞った勇気にも拘わらず、更に意地悪く煽ってきたことに驚きと羞恥が爆発して渉太は背中を抱くのを止めて彼の肩を叩いた。

「律仁さんっ‼」 

「ごめん。ごめん、意地悪がすぎたね。渉太があまりにも可愛いから……」

 怒気を込めて律仁さんの名前を叫ぶと、それを察した律仁さんは眉を下げてヘラヘラと笑いながら詫びてくるが、流石に度が過ぎる悪戯に渉太は頬を膨らませてそっぽを向く。

 そんな渉太を宥めるように頭を撫でながら、律仁さんは自身の衣類を脱ぎ去ると、露わになった律仁さんのモノが渉太の窄まり目がけて押し当ててくる。

「しょーた。愛してる」

 渉太が言葉を返す間もなく、唇が塞がれて、後孔に太くて硬くなったソレが奥へと迫ってくる感触がした。少しずつ繋がる感触が嬉しくて、自身の身体も彼をもっと奥へと誘導するように受け入れている感覚がした。

 時折「痛くない?」と囁かれて頷いているうちに、最奥まで到達する。徐々に速度をつけて中を突かれているうちに羞恥よりも彼を強く求める気持ちの方が大きくなっていた。

「ああっ……」
「はっ……はぁ」

 耳元でかかる律仁さんの甘い息は俺だけの特権。
身体中の体温が上昇し、朦朧とする意識の中、愛おしそうに眺めてくる彼の瞳に酔いしれる。

手放したけど、潔く引くことはできなかった。

 自分なんかと悲観に表面上ではなっていても、彼に愛されているのは自分であり続けたかったと貪欲な心。

 自分の息と律仁さんの息が混ざり、甘い声が部屋中に響く。

「うッ…ん」

 最高潮に向けて律仁さんの腰の動きが早くなると同時に激しく奥を突かれる。渉太の熱も爆ぜる寸前だった。

「ああ……りつひとさんんっ…」

次第に律仁さんの上がる息の感覚が短くなるとともに、渉太の先端の熱も我慢の限界がき、自身の腹部の上に射精した。そのすぐ後を追うように律仁さんの腰の動きが急激に減速していくと、中に彼の体液がジワリと広がる感触がした。

「はぁ……、はあ……。渉太」

 名前を呼ぶのがやっとなほど息をあげ、髪の毛から汗を滴らせて律仁さんが堪らなく愛おしい。

 だけど、まだ足りない……。もっともっと幸福な時間を感じていたい。
「律仁さん……。俺も、貴方のこと愛してます。だからっ、もっとくださいっ……。今までの分、全部」

自ら上体を起こして、律仁さんの首元に両腕を回す。恥ずかしさなんてとっくに吹っ切れていた。

「……っ。渉太の馬鹿。久々だし、渉太に無理させられないと思ってたんだけど」

 抱き締めているので表情は分からないが、声音から照れているのだろう。彼の耳朶が僅かに赤く染まった気がした。

これで先ほどの辱めの仕返しはできただろうか。

渉太なりの反抗心から更に煽るように「もっと、律仁さんとしたいです……」と囁いて律仁さんの耳たぶを甘噛みすると、再び布団へと優しく押し倒され、着ていた上着を脱がされた。



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