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Tension ♡
そこまでえっちではないです。ウィリウス×シンのリバ表現があるので、苦手な方はご注意ください。
――――――――――――――――――――
行きと同じ、最短距離を通って迷宮の出口まで向かう。帰りはあっさりと扉まで着き、行きとは逆の手順でダンジョンを脱出した。特に荷物検査なんかがあることもなく、誰かに呼び止められるということもない。汚れた装備のまま屋敷へ戻ることができた。ダンジョン周りにある街だし、そういう風体の冒険者も多いのだろう。
「あぁ疲れた……先に風呂入ろうぜ」
「うん。お湯入れてくる」
手分けして後片付けをし、汚れた装備と服は使い魔に任せる。結構ぐっちゃぐちゃだった調整部屋のベッドも綺麗に整えられていて、魔法様々だと思った。ほぼ運動をしていなかった内勤奴隷の肉体だからか、もうすでに足が棒である。明日は筋肉痛になる予感しかしない。
さっさと汚れを流し、綺麗にしてからたっぷり張った湯に2人で浸かる。大人の男2人が足を延ばしても全然余裕があるので、本当に広くて良い浴槽だと思う。暖かい湯に全身ひたされると、疲れも相まって眠くなってきた。
「あぁー……極楽……」
「おい、寝るなよ」
「無理……俺は貧弱だ……」
「ほらこっち来い。風呂で寝落ちたら溺れるぞ」
「んー……」
浴槽が特殊なので、椅子みたいに座って風呂に入れるのは本当に嬉しい。ウィリウスに招かれてのろのろと近寄れば、よいしょと横抱きにして膝に乗せられる。ゆっくり髪を梳かれるのが気持ち良かった。この身体ほんと髪綺麗だな、結構長いのに全然引っかからない。
「ねむい……」
「はいはい、頑張ったな。まだダンジョン潜りたいか?」
「うん……まだ、見つけたいやつある」
「言ってくれれば俺が取って来てやんのに」
大きな手が、穏やかに撫でてくるのが心地良い。うとうと微睡みながら、ウィリウスに身体をゆだねる。軽く腕や足をマッサージしてもらった。
今日の自分の有様を思うと、ダンジョン探索はそれが得意なメンバーに任せた方が良いのだろう。自分でもそう思うし、仲間の負担も減るだろう。ただ……、やっぱり、液晶の向こうでしかこの世界を知らない身としては、何事も自分でしっかり確認したいなという気持ちがある。それに、チュートリアル的存在でもある初期奴隷はなんやかんや汎用性が高い。しっかり育成できれば補助要員として優秀だと思うんだ。
「俺も行くぅ……」
「はいはい。まず筋トレから始めような」
「やさしーなーウィリ兄さんはぁ」
がっしりして上背もあるので安心して寄りかかれる。素肌に触れるのは武骨な骨と筋肉だけど。するすると宥めるように背を撫でられるとさらに眠気が加速した。
「優しい俺にご褒美くれねぇの?」
「んー、いる?」
「いる」
背中、脇腹、それから尻。順に大きな手がなぞっていく。ああ、そういえばそんなことも言ったっけ。元気だなウィリウス、まだ運動する体力残ってるのか。
「良いだろ、俺頑張ったし。ねぎらえよ」
「んうー」
首筋に甘く歯が当たる。ちゅ、とわずかに痛みがあって、痕を付けられたなと分かった。ウィリウスはたしかにいっぱい頑張ってくれているし、ご褒美をあげるのはやぶさかでない。ただ……、一旦寝かせて欲しい。めちゃくちゃ眠い。
もぞもぞ水中で動く手が、準備しようと下へ動いたのも感触で分かる。初回覚醒の時の印象からするとすごく丁寧になったな。触り方が優しい。
「ごめ……それ寝る……」
「マジかよお前。待てまてさすがに風呂は出てからにしろ」
「ゔー……起きてる……」
温かい湯の中で人肌に触れている安心感もあるのだと思う。目を開けているのがつらくなってきた。ばしゃりと水音がする。体が重くなり、湯船から出たのだと分かった。ひんやりした空気で少しだけ目が覚めた。
「マジで体力ねぇじゃんお前……ダンジョン入るならちゃんと鍛えろよ」
「んー……」
ふらふらしながらウィリウスに運ばれて、甲斐甲斐しく体を拭いてバスローブを着せてもらう。あったかくて心地いい。
「ほらベッド行くぞ。……もう寝てて良いから、尻か手だけ貸してくれよ」
「あふ……んん、それで良いから寝かせて……」
ふわふわの布団が恋しかった。ぽいっとベッドに投げられて、枕に顔を擦り付ける。
「お前ほんと別人だな。髪くらい乾かせよ」
「眠いんだよ……逆になんでお前そんな元気なの」
「鍛えてるからな。ほら、手」
差し出した手に冷たいローションが垂らされた。唇を舐められ、股間に冷たいままの粘液を垂らされればさすがに少し頭もしゃっきりする。手慣れた様子で腰を摺り寄せるウィリウスは、疲れているというより、戦闘の余韻で構文したような様相だった。全部彼に任せていたから、そういうところも認識が違うのだろう。
「ぱぱっと発散したら寝るからさ」
「ん-、良いよぉ」
よいしょ、と体制を変えて股間に手を伸ばす。欲の処理が目的だからか性急に湿された2本の陰茎を、ウィリウスと手を重ねてゆるりと扱く。こちらは眠気が勝っていて微妙だけど、彼のものは既に準備が出来ていた。元気だな、おい。
「……イッたら寝落ちるかも、俺」
「そしたら勝手に解して挿れる」
わりと鬼畜なことを言われている気がするが、自分も似たような事をしたので責められない。握っとけ、と言われて両手で肉棒を包む。ぼんやりしていた時の記憶ではされたことがなかったのに、吹っ切れたのかたくさんキスをしてくれていた。ぬる、と舌が絡むぬくもりと息苦しさが、徐々に体温を上げる。
「いれたい?」
「挿れたい」
手の中で熱いものが動いた。無駄に焦らしたっていいことはない。欲を孕んだ萌葱色がじっとこちらを見下ろしているので、普通に『ご褒美』をあげることにした。
「それじゃ、ウィリウスが入るくらいにおっきく慣らしてね」
「おう」
その前の前戯で寝ないかだけが心配だけど。置いてあったローションのボトルに手を伸ばすウィリウスを見ながら、耐え性のない剛直の先を撫でた。
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行きと同じ、最短距離を通って迷宮の出口まで向かう。帰りはあっさりと扉まで着き、行きとは逆の手順でダンジョンを脱出した。特に荷物検査なんかがあることもなく、誰かに呼び止められるということもない。汚れた装備のまま屋敷へ戻ることができた。ダンジョン周りにある街だし、そういう風体の冒険者も多いのだろう。
「あぁ疲れた……先に風呂入ろうぜ」
「うん。お湯入れてくる」
手分けして後片付けをし、汚れた装備と服は使い魔に任せる。結構ぐっちゃぐちゃだった調整部屋のベッドも綺麗に整えられていて、魔法様々だと思った。ほぼ運動をしていなかった内勤奴隷の肉体だからか、もうすでに足が棒である。明日は筋肉痛になる予感しかしない。
さっさと汚れを流し、綺麗にしてからたっぷり張った湯に2人で浸かる。大人の男2人が足を延ばしても全然余裕があるので、本当に広くて良い浴槽だと思う。暖かい湯に全身ひたされると、疲れも相まって眠くなってきた。
「あぁー……極楽……」
「おい、寝るなよ」
「無理……俺は貧弱だ……」
「ほらこっち来い。風呂で寝落ちたら溺れるぞ」
「んー……」
浴槽が特殊なので、椅子みたいに座って風呂に入れるのは本当に嬉しい。ウィリウスに招かれてのろのろと近寄れば、よいしょと横抱きにして膝に乗せられる。ゆっくり髪を梳かれるのが気持ち良かった。この身体ほんと髪綺麗だな、結構長いのに全然引っかからない。
「ねむい……」
「はいはい、頑張ったな。まだダンジョン潜りたいか?」
「うん……まだ、見つけたいやつある」
「言ってくれれば俺が取って来てやんのに」
大きな手が、穏やかに撫でてくるのが心地良い。うとうと微睡みながら、ウィリウスに身体をゆだねる。軽く腕や足をマッサージしてもらった。
今日の自分の有様を思うと、ダンジョン探索はそれが得意なメンバーに任せた方が良いのだろう。自分でもそう思うし、仲間の負担も減るだろう。ただ……、やっぱり、液晶の向こうでしかこの世界を知らない身としては、何事も自分でしっかり確認したいなという気持ちがある。それに、チュートリアル的存在でもある初期奴隷はなんやかんや汎用性が高い。しっかり育成できれば補助要員として優秀だと思うんだ。
「俺も行くぅ……」
「はいはい。まず筋トレから始めような」
「やさしーなーウィリ兄さんはぁ」
がっしりして上背もあるので安心して寄りかかれる。素肌に触れるのは武骨な骨と筋肉だけど。するすると宥めるように背を撫でられるとさらに眠気が加速した。
「優しい俺にご褒美くれねぇの?」
「んー、いる?」
「いる」
背中、脇腹、それから尻。順に大きな手がなぞっていく。ああ、そういえばそんなことも言ったっけ。元気だなウィリウス、まだ運動する体力残ってるのか。
「良いだろ、俺頑張ったし。ねぎらえよ」
「んうー」
首筋に甘く歯が当たる。ちゅ、とわずかに痛みがあって、痕を付けられたなと分かった。ウィリウスはたしかにいっぱい頑張ってくれているし、ご褒美をあげるのはやぶさかでない。ただ……、一旦寝かせて欲しい。めちゃくちゃ眠い。
もぞもぞ水中で動く手が、準備しようと下へ動いたのも感触で分かる。初回覚醒の時の印象からするとすごく丁寧になったな。触り方が優しい。
「ごめ……それ寝る……」
「マジかよお前。待てまてさすがに風呂は出てからにしろ」
「ゔー……起きてる……」
温かい湯の中で人肌に触れている安心感もあるのだと思う。目を開けているのがつらくなってきた。ばしゃりと水音がする。体が重くなり、湯船から出たのだと分かった。ひんやりした空気で少しだけ目が覚めた。
「マジで体力ねぇじゃんお前……ダンジョン入るならちゃんと鍛えろよ」
「んー……」
ふらふらしながらウィリウスに運ばれて、甲斐甲斐しく体を拭いてバスローブを着せてもらう。あったかくて心地いい。
「ほらベッド行くぞ。……もう寝てて良いから、尻か手だけ貸してくれよ」
「あふ……んん、それで良いから寝かせて……」
ふわふわの布団が恋しかった。ぽいっとベッドに投げられて、枕に顔を擦り付ける。
「お前ほんと別人だな。髪くらい乾かせよ」
「眠いんだよ……逆になんでお前そんな元気なの」
「鍛えてるからな。ほら、手」
差し出した手に冷たいローションが垂らされた。唇を舐められ、股間に冷たいままの粘液を垂らされればさすがに少し頭もしゃっきりする。手慣れた様子で腰を摺り寄せるウィリウスは、疲れているというより、戦闘の余韻で構文したような様相だった。全部彼に任せていたから、そういうところも認識が違うのだろう。
「ぱぱっと発散したら寝るからさ」
「ん-、良いよぉ」
よいしょ、と体制を変えて股間に手を伸ばす。欲の処理が目的だからか性急に湿された2本の陰茎を、ウィリウスと手を重ねてゆるりと扱く。こちらは眠気が勝っていて微妙だけど、彼のものは既に準備が出来ていた。元気だな、おい。
「……イッたら寝落ちるかも、俺」
「そしたら勝手に解して挿れる」
わりと鬼畜なことを言われている気がするが、自分も似たような事をしたので責められない。握っとけ、と言われて両手で肉棒を包む。ぼんやりしていた時の記憶ではされたことがなかったのに、吹っ切れたのかたくさんキスをしてくれていた。ぬる、と舌が絡むぬくもりと息苦しさが、徐々に体温を上げる。
「いれたい?」
「挿れたい」
手の中で熱いものが動いた。無駄に焦らしたっていいことはない。欲を孕んだ萌葱色がじっとこちらを見下ろしているので、普通に『ご褒美』をあげることにした。
「それじゃ、ウィリウスが入るくらいにおっきく慣らしてね」
「おう」
その前の前戯で寝ないかだけが心配だけど。置いてあったローションのボトルに手を伸ばすウィリウスを見ながら、耐え性のない剛直の先を撫でた。
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