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エピローグ
エピローグ(二)
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その日、沙樹はワタルと久しぶりにデートをした。
SF好きのワタルに連れられて映画を観たのち、大型書店に入る。読書家のワタルは、デートそっちのけで大量に本を買い込む。沙樹は英語の学習を兼ねて、洋書を一冊購入した。
行きつけのレストランでシーフードを食べたのち、ふたりはワタルのマンションに帰る。部屋に入るとワタルはビル・エヴァンスのアルバムを流し、ソファーに座って買ったばかりの本を読み始めた。
沙樹はコーヒーを淹れるとマグカップをテーブルにおき、ワタルの隣に座る。
「何を読んでるの?」
「SFだよ。古典だけど新訳が出たから買ってみたんだ」
「旧訳は持ってる?」
沙樹の目が輝いた。
「中学のときに読んだから、実家にあるはずだよ」
「今度借りてもいい? 原書を読んだあとに、両方の訳を読み比べてみたいな」
「英文科卒はそういうところが気になるんだな。親父のところに行ったとき、持って帰るよ」
ワタルは本を閉じ、テーブルにおいた。沙樹の肩に腕をまわし、そっと抱き寄せる。
「あ、あのワタルさん、コーヒーが冷める前に飲まない?」
「そうだな。でもコーヒーより甘いことしようよ」
ワタルの右手が沙樹のあごに触れた。
「ちょっと。違う。コーヒーは甘くない」
「たしかにそうだな」
ワタルは微笑み、沙樹の顔に自分の顔を近づける。
そのときスマートフォンに着信が入った。ワタルは着信音を気にすることもなく、沙樹にキスをする。ところが発信者も負けていない。留守番電話に切り替わったらすぐにかけ直してくる。しつこさに負けたワタルは沙樹から離れた。
「ワタルさん、出た方がいいんじゃない? 急用かもしれないよ」
「そうだな」
ワタルは沙樹の肩を抱いたまま、空いた手でテーブルにおいたスマートフォンを取り、発信者を確認する。なるほど、しつこいはずだ。
「どうしたんだ、こんな遅い時間に……。これから? 今どこにいる?」
このタイミングで押し掛けられるとは思わず、ワタルは我知らず立ち上がった。
「よ……よろしくって。おい、ちょっと」
通話を終えたワタルはソファーに座り直し、深いため息をついた。
「だれから? 仕事関係?」
「ハヤトだよ。バンド仲間と一緒に、最寄り駅まで来てるって。あと十分もすれば到着だよ。でもこの時刻だと……」
ワタルは出窓に置いた時計を見る。
「どうやら終電で来たみたいだな」
「ハヤトくんたちが? こんな遅い時間にわざわざ来るなんて。この近くにホテルなんてあったかな」
沙樹の問いかけにワタルは首を横にふった。
コーヒーを飲んで頬杖をつくワタルを残し、沙樹はキッチンに立った。コーヒーメーカーをセットし、自分が買い置きしているクッキー缶を棚から出す。
ちょうどコーヒーができたタイミングで、ハヤトたちが到着した。
「兄さん、こんばんは」
「遠くからよく来たね」
涼しい顔をしているハヤトと違い、バンド仲間は恐縮しながら部屋に入る。それぞれキャリーケースを引っ張っていた。
「あ、沙樹さんもいたんだ。もしかしてぼくたち、邪魔しちゃたかな」
「そんなことないよ。会えて嬉しいもの。明日の件で上京したんでしょ?」
沙樹はコーヒーとクッキーをテーブルにおいた。
「明日の件って?」
ワタルはコーヒーカップを持ち、ソファーを移動しながら問いかけた。
「あたしの作った企画が通ったって話したでしょ。地方限定で活動しているインディーズ・バンドを紹介するって番組」
「覚えてるよ。確か一回目のゲストがハヤトたちのザ・プラクティスに決まったって言ってたな」
「そゆこと。だからみんなで上京してきたんだ」
ハヤトが自慢気に答える。
「でもどこに泊まってるの? この近くにホテルなんてあったかな」
沙樹とワタルにも、心当たりがない。
「ところが一軒だけあるんだよ、これが」
不敵な微笑みがハヤトの口元に浮かぶ。ワタルは首をかしげながら、タバコを取り出してくわえた。
「どこなの?」
沙樹の問いかけに、ハヤトは「ここ」と床を指さした。
一瞬遅れて、ワタルがライターを落とす。
「まさか……」
「そのまさかだよ。四人まとめてよろしくね、兄さん」
「まてっ、おれは何も聞いてないぞ」
「そんなこと言わないでよ。ぼくたち貧乏学生なんだよ。リビングの隅で雑魚寝するから追い出さないでっ」
両手を合わせ、上目遣いでハヤトが頼み込む。あとの三人はその後ろで、肩をすぼめてうつむいた。
「何もワタルさんちに泊まらなくても、宿泊費と交通費は出すってことになってるのよ。この際だから、いいホテルに泊まるかと思ったのに」
「でも一泊だけでしょ。ぼくら春休みだし、せっかく上京したんだから、東京を観光したいんだ」
なるほどね、と呟いてワタルは腕を組む。
「でも四人分の布団もないし、どうすればいいんだか」
「それなら大丈夫、寝袋持ってきたからね」
沙樹は思わず噴き出した。
「ここまで準備してるんだから、泊めてあげたら」
ワタルは床に落としたライターを拾い、たばこに火をつけた。そしてフゥ、とため息とともに煙を吐き出した。
「泊まるところがない学生を追い出せないよな。明日の朝いちばんに、布団のレンタルを頼めよ。費用はおれが持つから」
「やったー! ありがとう、兄さん」
ハヤトを初め、バンドメンバーも口々に礼を言う。満面の笑みを浮かべながらハイタッチをする四人を見ていると、沙樹は自分のことのように嬉しくなる。
「じゃあおれたちは、これで退散しようか、沙樹」
「え? 退散?」
言葉の意味を沙樹は理解できない。ワタルは吸いかけのタバコを灰皿でもみけし、ソファーから立ち上がってクローゼットのコートを手にした。
「ここはハヤトたちに占領されたから、おれは沙樹の部屋に泊めてもらうよ」
「あたしの?」
「広いといっても、大人の男五人が寝泊まりするには窮屈だから。それにおれがいない方がハヤトたちもリラックスできるだろ」
「あ、そうなの……」
沙樹は人差し指で頬をかきながら答える。
「そんなあ。プロのバンドについて話を聞きたかったのに」
「解った。それなら明日の仕事あとに時間を取ろう。空いてるメンバーがいたら連れてくるよ。でも今はだめだ。沙樹を送らないといけないからな」
「ラジャーッ! 兄さんたち、くれぐれも芸能記者には気をつけてね」
ハヤトの忠告にウィンクで返事をして、ワタルは車で沙樹のマンションに移動した。
ふたりはカウンターテーブルの前に並んで座り、改めて沙樹が淹れたコーヒーを飲む。灰皿にはたばこがおかれ、部屋中にほんのりと紫煙を漂わせていた。
「急に出てきてマンションを占拠するなんて、ハヤトくんらしいよね」
「そうだな。でもハヤトのおかげで、しばらく沙樹と一緒に住めることになったよ。少しは感謝するか」
ワタルは沙樹の肩を抱き寄せる。
「あ、ハヤトくんの忠告忘れてる。芸能記者に気をつけてって言ってたでしょ」
沙樹はカーテンの開いた窓を指さし、苦笑するワタルの腕をすりぬけた。
窓を開けると冷たい夜気が入ってくる。街灯りに邪魔されてはいるが、夜空は雲ひとつなくきれいだ。だがワタルの故郷で見た星空とは比べものにもならない。
沙樹はあのとき見た、降るような星空を思い出した。
「沙樹、どうしたんだ?」
すぐうしろにワタルが立っていた。ふりむきかけた沙樹の肩に手をそえる。
「夜の空気はこんなに冷たいのに、もう春の星座が見えるのね。あの騒動は秋の終わりだったのに。いつのまに季節が進んだのかなって」
「時間の流れが速いのかもしれないな。子供のころは、一日や一年はもっと長いと思ってた。それが今じゃ、あっという間だろ。それだけ大人になったってことだよ」
「そうね。毎日忙しいものね、お互い」
不意に部屋の明かりが消え、星空が少しだけ見やすくなる。沙樹は夜空を見上げ、春の星座を探した。北斗七星の柄から、うしかい座のアルクトゥルスとおとめ座のスピカをたどる。春の大三角形を作るあとひとつはどれだろう。
「それだけにおれは、一分一秒を無駄にしたくないね」
沙樹のうしろから耳元でささやいて、ワタルは窓とカーテンを閉めた。
「これで写真に撮られる心配もなくなったよ」
ふりかえった沙樹に、ワタルはキスをした。
SF好きのワタルに連れられて映画を観たのち、大型書店に入る。読書家のワタルは、デートそっちのけで大量に本を買い込む。沙樹は英語の学習を兼ねて、洋書を一冊購入した。
行きつけのレストランでシーフードを食べたのち、ふたりはワタルのマンションに帰る。部屋に入るとワタルはビル・エヴァンスのアルバムを流し、ソファーに座って買ったばかりの本を読み始めた。
沙樹はコーヒーを淹れるとマグカップをテーブルにおき、ワタルの隣に座る。
「何を読んでるの?」
「SFだよ。古典だけど新訳が出たから買ってみたんだ」
「旧訳は持ってる?」
沙樹の目が輝いた。
「中学のときに読んだから、実家にあるはずだよ」
「今度借りてもいい? 原書を読んだあとに、両方の訳を読み比べてみたいな」
「英文科卒はそういうところが気になるんだな。親父のところに行ったとき、持って帰るよ」
ワタルは本を閉じ、テーブルにおいた。沙樹の肩に腕をまわし、そっと抱き寄せる。
「あ、あのワタルさん、コーヒーが冷める前に飲まない?」
「そうだな。でもコーヒーより甘いことしようよ」
ワタルの右手が沙樹のあごに触れた。
「ちょっと。違う。コーヒーは甘くない」
「たしかにそうだな」
ワタルは微笑み、沙樹の顔に自分の顔を近づける。
そのときスマートフォンに着信が入った。ワタルは着信音を気にすることもなく、沙樹にキスをする。ところが発信者も負けていない。留守番電話に切り替わったらすぐにかけ直してくる。しつこさに負けたワタルは沙樹から離れた。
「ワタルさん、出た方がいいんじゃない? 急用かもしれないよ」
「そうだな」
ワタルは沙樹の肩を抱いたまま、空いた手でテーブルにおいたスマートフォンを取り、発信者を確認する。なるほど、しつこいはずだ。
「どうしたんだ、こんな遅い時間に……。これから? 今どこにいる?」
このタイミングで押し掛けられるとは思わず、ワタルは我知らず立ち上がった。
「よ……よろしくって。おい、ちょっと」
通話を終えたワタルはソファーに座り直し、深いため息をついた。
「だれから? 仕事関係?」
「ハヤトだよ。バンド仲間と一緒に、最寄り駅まで来てるって。あと十分もすれば到着だよ。でもこの時刻だと……」
ワタルは出窓に置いた時計を見る。
「どうやら終電で来たみたいだな」
「ハヤトくんたちが? こんな遅い時間にわざわざ来るなんて。この近くにホテルなんてあったかな」
沙樹の問いかけにワタルは首を横にふった。
コーヒーを飲んで頬杖をつくワタルを残し、沙樹はキッチンに立った。コーヒーメーカーをセットし、自分が買い置きしているクッキー缶を棚から出す。
ちょうどコーヒーができたタイミングで、ハヤトたちが到着した。
「兄さん、こんばんは」
「遠くからよく来たね」
涼しい顔をしているハヤトと違い、バンド仲間は恐縮しながら部屋に入る。それぞれキャリーケースを引っ張っていた。
「あ、沙樹さんもいたんだ。もしかしてぼくたち、邪魔しちゃたかな」
「そんなことないよ。会えて嬉しいもの。明日の件で上京したんでしょ?」
沙樹はコーヒーとクッキーをテーブルにおいた。
「明日の件って?」
ワタルはコーヒーカップを持ち、ソファーを移動しながら問いかけた。
「あたしの作った企画が通ったって話したでしょ。地方限定で活動しているインディーズ・バンドを紹介するって番組」
「覚えてるよ。確か一回目のゲストがハヤトたちのザ・プラクティスに決まったって言ってたな」
「そゆこと。だからみんなで上京してきたんだ」
ハヤトが自慢気に答える。
「でもどこに泊まってるの? この近くにホテルなんてあったかな」
沙樹とワタルにも、心当たりがない。
「ところが一軒だけあるんだよ、これが」
不敵な微笑みがハヤトの口元に浮かぶ。ワタルは首をかしげながら、タバコを取り出してくわえた。
「どこなの?」
沙樹の問いかけに、ハヤトは「ここ」と床を指さした。
一瞬遅れて、ワタルがライターを落とす。
「まさか……」
「そのまさかだよ。四人まとめてよろしくね、兄さん」
「まてっ、おれは何も聞いてないぞ」
「そんなこと言わないでよ。ぼくたち貧乏学生なんだよ。リビングの隅で雑魚寝するから追い出さないでっ」
両手を合わせ、上目遣いでハヤトが頼み込む。あとの三人はその後ろで、肩をすぼめてうつむいた。
「何もワタルさんちに泊まらなくても、宿泊費と交通費は出すってことになってるのよ。この際だから、いいホテルに泊まるかと思ったのに」
「でも一泊だけでしょ。ぼくら春休みだし、せっかく上京したんだから、東京を観光したいんだ」
なるほどね、と呟いてワタルは腕を組む。
「でも四人分の布団もないし、どうすればいいんだか」
「それなら大丈夫、寝袋持ってきたからね」
沙樹は思わず噴き出した。
「ここまで準備してるんだから、泊めてあげたら」
ワタルは床に落としたライターを拾い、たばこに火をつけた。そしてフゥ、とため息とともに煙を吐き出した。
「泊まるところがない学生を追い出せないよな。明日の朝いちばんに、布団のレンタルを頼めよ。費用はおれが持つから」
「やったー! ありがとう、兄さん」
ハヤトを初め、バンドメンバーも口々に礼を言う。満面の笑みを浮かべながらハイタッチをする四人を見ていると、沙樹は自分のことのように嬉しくなる。
「じゃあおれたちは、これで退散しようか、沙樹」
「え? 退散?」
言葉の意味を沙樹は理解できない。ワタルは吸いかけのタバコを灰皿でもみけし、ソファーから立ち上がってクローゼットのコートを手にした。
「ここはハヤトたちに占領されたから、おれは沙樹の部屋に泊めてもらうよ」
「あたしの?」
「広いといっても、大人の男五人が寝泊まりするには窮屈だから。それにおれがいない方がハヤトたちもリラックスできるだろ」
「あ、そうなの……」
沙樹は人差し指で頬をかきながら答える。
「そんなあ。プロのバンドについて話を聞きたかったのに」
「解った。それなら明日の仕事あとに時間を取ろう。空いてるメンバーがいたら連れてくるよ。でも今はだめだ。沙樹を送らないといけないからな」
「ラジャーッ! 兄さんたち、くれぐれも芸能記者には気をつけてね」
ハヤトの忠告にウィンクで返事をして、ワタルは車で沙樹のマンションに移動した。
ふたりはカウンターテーブルの前に並んで座り、改めて沙樹が淹れたコーヒーを飲む。灰皿にはたばこがおかれ、部屋中にほんのりと紫煙を漂わせていた。
「急に出てきてマンションを占拠するなんて、ハヤトくんらしいよね」
「そうだな。でもハヤトのおかげで、しばらく沙樹と一緒に住めることになったよ。少しは感謝するか」
ワタルは沙樹の肩を抱き寄せる。
「あ、ハヤトくんの忠告忘れてる。芸能記者に気をつけてって言ってたでしょ」
沙樹はカーテンの開いた窓を指さし、苦笑するワタルの腕をすりぬけた。
窓を開けると冷たい夜気が入ってくる。街灯りに邪魔されてはいるが、夜空は雲ひとつなくきれいだ。だがワタルの故郷で見た星空とは比べものにもならない。
沙樹はあのとき見た、降るような星空を思い出した。
「沙樹、どうしたんだ?」
すぐうしろにワタルが立っていた。ふりむきかけた沙樹の肩に手をそえる。
「夜の空気はこんなに冷たいのに、もう春の星座が見えるのね。あの騒動は秋の終わりだったのに。いつのまに季節が進んだのかなって」
「時間の流れが速いのかもしれないな。子供のころは、一日や一年はもっと長いと思ってた。それが今じゃ、あっという間だろ。それだけ大人になったってことだよ」
「そうね。毎日忙しいものね、お互い」
不意に部屋の明かりが消え、星空が少しだけ見やすくなる。沙樹は夜空を見上げ、春の星座を探した。北斗七星の柄から、うしかい座のアルクトゥルスとおとめ座のスピカをたどる。春の大三角形を作るあとひとつはどれだろう。
「それだけにおれは、一分一秒を無駄にしたくないね」
沙樹のうしろから耳元でささやいて、ワタルは窓とカーテンを閉めた。
「これで写真に撮られる心配もなくなったよ」
ふりかえった沙樹に、ワタルはキスをした。
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面倒見の良いワタルに、ダメだよ、まずいよと心の中で呟きながら読みました。
親切で責任感が強いからこそ起きたことだったのでしょうね。
早合点することなく真実を追い求めた沙樹は強い女性だと思いました。
ハッピーエンドでよかった!
ありがとうございました。
にけさん、
最後まで読んでくださっただけでなく、感想まで書いていただき、ありがとうございました。
そうなんですよね。
ワタルは責任感とお節介のかたまりなので、自分から厄介ごとに飛び込んでしまうところがあります。
それがわかっていないと、カノジョにはなれませんね(汗)。沙樹は確かに強い女性です。
ハッピーエンドは沙樹が行動することでたどりついた結果ですね。
書いている私も相当苦労しましたが、要求以上の行動をしてくれました。
こちらこそ本当にありがとうございました。
葵衣さん、最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
バンドのリーダーであるが故に、人を思いやり、邪険にすることのできないワタルです。
このままではいつか潰れてしまわないかと心配なところもありましたが、とうとう今回はそのような状況に陥ってしまいました。
しばらく考える時間を持てたことと、沙樹をはじめとする仲間のサポートにより、自分自身を取り戻すことができたのだと、著者自身も思っています。
哲哉の歌い方は、実際に別の小説でも書いています。今はなろうにしか載せていませんが、いずれ別のところにも転載する予定ですので、またよかったらお読みくださいませ。
本当にありがとうございました😊
こんばんは。
沙樹にこんな思いをさせてワタルは何やってんだ〜と思いますが、彼には彼の事情があるんだろう……。だがしかしやっぱり「ワタルめ!」と思ってしまいます笑
沙樹はいい人達に恵まれていてよかったなあ。
葵衣さん、いつもありがとうございます♪
沙樹さん、本当に友人に恵まれています。
その分、ワタルに振り回されて苦労しているというか…。
彼も彼なりに、表には出さない苦労をしているんですけどね。今回は、そんな姿を書いてみました。
苦労話は後半に出てくるので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しく思います(^^)