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40代独身男性 佐藤宗二さん
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来月までにどうにか結婚しなければ。
私の祖母が昨日入院したらしい。
もう長くはないとのことだ。
「宗二ちゃん大人になったらベッピンさんと結婚しなさい。そして私に紹介すんだよ
それまで私は元気でいるからね。」
この言葉が頭から離れない。
いつの事だろうか正確には思い出せないが
なんとしても祖母に嫁さんを紹介してやって悔い無く送ってやりたい。
だがどうしたら良いかわからない
どうすることもできず、会社の同僚に相談した。
すると、あるチラシをくれた。
そこに書かれていたのは…
「家族 恋人 友人 レンタル可能
あなたの心満たします。」
という文と電話番号だった。怪しく少し怖かったが
もう時間がない どうにでもなれっ
そう言い聞かせて覚悟して電話をかけてみることにした。
「お電話ありがとうございます。家族ですか? 恋人ですか? 友人ですか?」
「恋人でお願いしたいんですが…祖母にどうしても紹介したくて…」
「承知しました。お婆さまに紹介するまでのレンタルになります。準備出来次第そちらにお送りしますね。それでは失礼します。」
電話が切れてから10分くらい気が抜けて立つ事ができなかった。
次の日
(ピンポーン)
呼び鈴で目を覚まし、外を見るとえらく美しい女性が立っていました。
「私は金撮 明
今日から1週間よろしくね!」
そういうと早速家に上がりレンタルは実現するのだと実感した。
彼女に祖母のことを伝えあってほしいと伝えると
「もちろん!」
あっさり答え祖母の入院している病院へ向かうことになった。
「ばあちゃん俺は彼女と結婚する事になったよ!えらく美しいだろ。」
そういうと祖母は静かに泣き喜んでいるようだった。
その日の夜、祖母は息を引き取った。
「ありがとう明ちゃん本当にありがとう」
そういうと
明ちゃんはニコッと笑い
真面目な顔になった。
「契約はここまでですね。それでは取り立てに入ります。今回あなたから取り立てるのは2億円になります。」
「はっ!……申し訳ないですが2億円一生かけて返せるかどうか」
「問題ありません。あなたにもレンタルの
一員になってもらい稼いで頂きます。まあ俗に奴隷というやつですね。
また後日ご自宅に連絡いたします。」
不気味な笑みを浮かべ、明は去っていった。
この日の夜、宗二は悩んだ。
本当に祖母は喜んでくれたのだろうか。
たった一回のレンタルで俺は奴隷だ。
どうしてこうなった。
全部祖母のせいだ。もっと早く死んでくれれば、俺は奴隷なんかには…
2億という借金 奴隷にされるという恐怖心
に押しつぶされ佐藤宗二はアパートの自室で
遺体として発見されたそうだ。
「明ちゃんだよ~!宗二死んじゃったね~
レンタルは自分だけで楽しもーね」
家族 恋人 友人 レンタル可能
あなたの心満たします
私の祖母が昨日入院したらしい。
もう長くはないとのことだ。
「宗二ちゃん大人になったらベッピンさんと結婚しなさい。そして私に紹介すんだよ
それまで私は元気でいるからね。」
この言葉が頭から離れない。
いつの事だろうか正確には思い出せないが
なんとしても祖母に嫁さんを紹介してやって悔い無く送ってやりたい。
だがどうしたら良いかわからない
どうすることもできず、会社の同僚に相談した。
すると、あるチラシをくれた。
そこに書かれていたのは…
「家族 恋人 友人 レンタル可能
あなたの心満たします。」
という文と電話番号だった。怪しく少し怖かったが
もう時間がない どうにでもなれっ
そう言い聞かせて覚悟して電話をかけてみることにした。
「お電話ありがとうございます。家族ですか? 恋人ですか? 友人ですか?」
「恋人でお願いしたいんですが…祖母にどうしても紹介したくて…」
「承知しました。お婆さまに紹介するまでのレンタルになります。準備出来次第そちらにお送りしますね。それでは失礼します。」
電話が切れてから10分くらい気が抜けて立つ事ができなかった。
次の日
(ピンポーン)
呼び鈴で目を覚まし、外を見るとえらく美しい女性が立っていました。
「私は金撮 明
今日から1週間よろしくね!」
そういうと早速家に上がりレンタルは実現するのだと実感した。
彼女に祖母のことを伝えあってほしいと伝えると
「もちろん!」
あっさり答え祖母の入院している病院へ向かうことになった。
「ばあちゃん俺は彼女と結婚する事になったよ!えらく美しいだろ。」
そういうと祖母は静かに泣き喜んでいるようだった。
その日の夜、祖母は息を引き取った。
「ありがとう明ちゃん本当にありがとう」
そういうと
明ちゃんはニコッと笑い
真面目な顔になった。
「契約はここまでですね。それでは取り立てに入ります。今回あなたから取り立てるのは2億円になります。」
「はっ!……申し訳ないですが2億円一生かけて返せるかどうか」
「問題ありません。あなたにもレンタルの
一員になってもらい稼いで頂きます。まあ俗に奴隷というやつですね。
また後日ご自宅に連絡いたします。」
不気味な笑みを浮かべ、明は去っていった。
この日の夜、宗二は悩んだ。
本当に祖母は喜んでくれたのだろうか。
たった一回のレンタルで俺は奴隷だ。
どうしてこうなった。
全部祖母のせいだ。もっと早く死んでくれれば、俺は奴隷なんかには…
2億という借金 奴隷にされるという恐怖心
に押しつぶされ佐藤宗二はアパートの自室で
遺体として発見されたそうだ。
「明ちゃんだよ~!宗二死んじゃったね~
レンタルは自分だけで楽しもーね」
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あなたの心満たします
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