1 / 1
1
しおりを挟む
私はリリー・フェリシス。この国の聖女として人々の為に祈りを捧げて来た。なのになのに婚約者である王子に婚約破棄されてしまった。
「 太い女なんて嫌いだ。王子である僕の婚約者が太ってるなんて有り得ないんだよ。婚約は破棄させてもらう。」
私は何も言え無かった。確かに最近少しぽっちゃりしてきたから。だけど言わせて欲しい。聖女って凄い大変なの。国の隅から隅まで防衛の結界を張り巡らせないといけないし精霊や天使や皆んなには見えてさえいない存在達と心のやり取りをしないといけない。
そんじょそこらの魔法とは訳が違うというかレベルが違うのよね。だからエネルギー消費が半端ないの。だってたくさん食べないと人の何倍も働いてるんだもん。なんか言い訳みたいになっちゃったけど本当なんだから。
あーもう腹が立って来ちゃった。この国の為と思って今まで自分の事より人々の平和を優先して生きて来たのに。
いくら王子だからって人を見た目で判断するなんてひどいですよね。婚約者と結婚して添い遂げるのが一番幸せと思い込んでいたのかもしれないなー。
大勢の人々の前で容姿を侮辱されて、思ったよりも深く傷ついた私は国を出る事にした。婚約破棄された娘は傷物のように扱われるから、それもまた辛い。
でも今まで一生懸命やってきて本当に良かった。聖女としての才能を磨きに磨いて、一国を守り抜いたという実績は私の宝だ。どこに居ても仕事は出来る。自分に言い聞かせて私は幸せになる事を自分に誓った。
「 太い女なんて嫌いだ。王子である僕の婚約者が太ってるなんて有り得ないんだよ。婚約は破棄させてもらう。」
私は何も言え無かった。確かに最近少しぽっちゃりしてきたから。だけど言わせて欲しい。聖女って凄い大変なの。国の隅から隅まで防衛の結界を張り巡らせないといけないし精霊や天使や皆んなには見えてさえいない存在達と心のやり取りをしないといけない。
そんじょそこらの魔法とは訳が違うというかレベルが違うのよね。だからエネルギー消費が半端ないの。だってたくさん食べないと人の何倍も働いてるんだもん。なんか言い訳みたいになっちゃったけど本当なんだから。
あーもう腹が立って来ちゃった。この国の為と思って今まで自分の事より人々の平和を優先して生きて来たのに。
いくら王子だからって人を見た目で判断するなんてひどいですよね。婚約者と結婚して添い遂げるのが一番幸せと思い込んでいたのかもしれないなー。
大勢の人々の前で容姿を侮辱されて、思ったよりも深く傷ついた私は国を出る事にした。婚約破棄された娘は傷物のように扱われるから、それもまた辛い。
でも今まで一生懸命やってきて本当に良かった。聖女としての才能を磨きに磨いて、一国を守り抜いたという実績は私の宝だ。どこに居ても仕事は出来る。自分に言い聞かせて私は幸せになる事を自分に誓った。
58
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
あなたが婚約破棄したいと言うから、聖女を代替わりしたんですよ?思い通りにならなくて残念でしたね
相馬香子
恋愛
わたくし、シャーミィは婚約者である第一王子のラクンボ様に、婚約破棄を要求されました。
新たに公爵令嬢のロデクシーナ様を婚約者に迎えたいそうです。
あなたのことは大嫌いだから構いませんが、わたくしこの国の聖女ですよ?聖女は王族に嫁ぐというこの国の慣例があるので、婚約破棄をするには聖女の代替わりが必要ですが?
は?もたもたせずにとっととやれと?
・・・もげろ!
聖水を作り続ける聖女 〜 婚約破棄しておきながら、今さら欲しいと言われても困ります!〜
手嶋ゆき
恋愛
「ユリエ!! お前との婚約は破棄だ! 今すぐこの国から出て行け!」
バッド王太子殿下に突然婚約破棄されたユリエ。
さらにユリエの妹が、追い打ちをかける。
窮地に立たされるユリエだったが、彼女を救おうと抱きかかえる者がいた——。
※一万文字以内の短編です。
※小説家になろう様など他サイトにも投稿しています。
聖女に厳しく接して心を折ることが国の発展に繋がるとは思えませんが?
木山楽斗
恋愛
侯爵令嬢であるエリ―ナは、新たに聖女となった平民の少女のことを心配していた。
王族や貴族の中には、平民が権力を持つことを快く思わない者がいる。それをエリーナはよく知っていたのだ。
特に王子と王女の苛烈さは、エリーナさえも毒牙にかかるくらいだった。
平民の聖女が、その二人に飲み込まれかねない。そう思ったエリーナは聖女補佐として聖女を守ることにした。
エリーナは同じく聖女の補佐となった侯爵令息セフィールとディオラスとともに、平民の聖女を守っていた。
しかしそれでも、王子と王女は牙を向いてきた。二人は平民の聖女の心を折るべく、行動していたのだ。
しかし王家の兄妹は、自らの行動が周囲からどう思われているか理解していなかった。
二人の積もりに積もった悪行は、社交界から王家が反感を買うことに繋がっていたのだ。
黒の聖女、白の聖女に復讐したい
夜桜
恋愛
婚約破棄だ。
その言葉を口にした瞬間、婚約者は死ぬ。
黒の聖女・エイトは伯爵と婚約していた。
だが、伯爵は白の聖女として有名なエイトの妹と関係をもっていた。
だから、言ってはならない“あの言葉”を口にした瞬間、伯爵は罰を受けるのだった。
※イラストは登場人物の『アインス』です
婚約破棄が私を笑顔にした
夜月翠雨
恋愛
「カトリーヌ・シャロン! 本日をもって婚約を破棄する!」
学園の教室で婚約者であるフランシスの滑稽な姿にカトリーヌは笑いをこらえるので必死だった。
そこに聖女であるアメリアがやってくる。
フランシスの瞳は彼女に釘付けだった。
彼女と出会ったことでカトリーヌの運命は大きく変わってしまう。
短編を小分けにして投稿しています。よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
国がどうなったの?
その後があった方が良いです。