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12話
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魔王の義妹と結びの巫女
「お願いだ…!頼む!」
今、魔王・ダークが結美に頭を下げている。
黄玉「魔王。お前は結びが人間である事を認めていなかっただろう。それなのに、結びに頼み事か?虫が良すぎると思わんのか?」
ダークは言葉が出なかった。虫が良すぎるのは自分でよく解っていたからだ。
結美「頭を上げて下さい。」
結美がそう言うと少し遅れてダークが頭を上げた。
結美「私は何をすれば良いんですか?」
ダーク「協力…してくれるのか?」
結美「はい。」
黄玉「結美。放っておけ。」
結美「黄玉さん。何故そんな冷たい事を?」
黄玉「先程言ったように、そいつは敵だ。敵に情けをかける必要はない。」
結美「確かにそうですね。だけど、こうも考えられませんか?敵だからこそ恩をうって攻撃されないようにするって。」
黄玉「…お前も案外ずる賢いな。」
「お願いだ…!頼む!」
今、魔王・ダークが結美に頭を下げている。
黄玉「魔王。お前は結びが人間である事を認めていなかっただろう。それなのに、結びに頼み事か?虫が良すぎると思わんのか?」
ダークは言葉が出なかった。虫が良すぎるのは自分でよく解っていたからだ。
結美「頭を上げて下さい。」
結美がそう言うと少し遅れてダークが頭を上げた。
結美「私は何をすれば良いんですか?」
ダーク「協力…してくれるのか?」
結美「はい。」
黄玉「結美。放っておけ。」
結美「黄玉さん。何故そんな冷たい事を?」
黄玉「先程言ったように、そいつは敵だ。敵に情けをかける必要はない。」
結美「確かにそうですね。だけど、こうも考えられませんか?敵だからこそ恩をうって攻撃されないようにするって。」
黄玉「…お前も案外ずる賢いな。」
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